

We are Buddies
私は群馬県高崎市で行政書士事務所を運営しながら子どもたちのネットトラブルやゲーム依存に関する相談窓口「親子のための保健室」を運営しています。学校などでそれらの問題を予防するため、親子のコミニケーションや安心安全な関係性の構築、また法律家としてネットを利用する上で知ってもらいたい社会のルール(法律)を説明する講座を行っています。私の活動の中で特にゲーム依存予防については家族の中で解決することが困難なケースもあり、第三者の支援が必要なときに「こんな取り組みがあったらいいのに」「こういうことが社会の中で必要だ」と思っていたらそれが現実にあったのです。それがWe are Buddies(WAB)でした。初めて代表の愛梨さんと会ったときに「これだ!」と感じた時からおよそ1年半経ちますが、今に至るまでとても濃密な時間を過ごさせてもらっています。
ゲーム依存予防といってもゲームを否定するというより「理解を示す」姿勢が大切だと考えイベント開催も行っています。そういった視点からもW A Bの理念に共感する点が多くありました。
私も自身の活動の中で、「心の貧困から子どもたちを守りたい」と掲げていましたが、そこにWABの「心の孤立のリスク」があるお子さんを対象とした活動だという点でビジョンに親和性を感じています。その心の孤立を防ぐために、親以外の大人と斜めの関係性を構築することがWABの活動です。その子をより良くさせようとか、困った事態から回復させようとか、そういった意図を持たずに、ただただ一緒にいるこのシンプルな取り組みがだからこそできることがあるなと感じています。
またWABのこどもバディだけではなく、おとなバディ側の体験談もたくさん聞いてきたのですが、皆さんの感想がとても素晴らしいんです。「自分の人生の彩りが増した」とか「心が豊かになった」など一般的に連想するボランティアをする側とされる側の関係ではないのです。お互いにとっていいことだから持続可能な取り組みなのだと思います。これは私もとても大切にしていることで、ボランティアする側が疲弊しないというのは大事なことです。「みんなにとっていいこと」が綺麗ごとではなく現実にあるのだと教えてくれました。
(群馬で行ったWABカフェの様子)
WABはオランダ発祥のバディプログラムであり、オランダでは市民生活に深く根付いていると聞いています。心の孤立を抱えたり、苦しんでいる、困っている子どもたちだけでなく、すべての子どもたちが選択することができるように広く普及してほしいと願っています。そのためにはたくさんの人にこの活動を知ってもらい関わってもらいたいです。関わるといっても、実際にバディになるだけではなく、イベントに参加するなどもありますが他にも関わり方はあります。例えば私の場合はバディにはならず、WABの活動を様々な場面で紹介したり、行政と絡めてイベントを開催するなど、それによっていろんな人に知ってもらうきっかけを作りなどしています。その他にも寄付(ドネーション)という関わり方もあります。実際の活動に参加する時間やタイミングが合わないときなど、寄付も大切な繋がりであり活動の参加になります。このように何かしらの形で多くの人と繋がることができれば、この活動を通して皆さんの安心安全なエリアが広がり、子どもも大人もすべての人がよりよく生きる未来に繋がると信じています。
WABと繋がることで皆さまの今後の人生がより一層豊かになることを願っています。
WABと群馬県と共同主催のイベントも開催しました。
We are Buddies
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