ストーリー
~皆様のあたたかいご支援により、全体の目標金額3億1,000万円を達成しました。本当にありがとうございました~
■ 人工心臓を取り付けて生きる令和元年生まれのゆいちゃん
ゆいちゃんは令和元年7月に生まれました。
元気に泣き、動き、母乳を飲んでいたゆいちゃんでしたが、生後2ヶ月になろうかというある日、当たり前だと思っていた日常は突然途切れました。
重症の心不全を起こして救急搬送され、搬送先の大学病院にて緊急で人工心臓を取り付けなければ生きられない状態になってしまったのです。
ゆいちゃんは、生後たった1ヶ月で「拡張型心筋症」という重い心臓病を患ってしまいました。
ゆいちゃんはこの先自分の心臓で生き続けることは難しく、生きるには心臓移植を受ける他ないということを意味していました。
しかし日本での赤ちゃんの心臓移植は、極めて少ない状況です。
人工心臓のついているゆいちゃんは感染症、脳梗塞、脳出血といった命に関わる合併症の危険性に常にさらされ続けています。
ゆいちゃんの命を守るためには一刻も早く心臓移植手術を受ける必要があります。
ゆいちゃんは東京女子医科大学病院の先生方のご尽力により、早期の心臓移植を目指し、米国コロンビア大学附属病院へ受け入れていただくことが決まっております。
しかしアメリカでは日本での医療保険制度は適用されず、医療費や渡航費などで総額3億円を超える莫大な費用が必要となります。
個人や一家族ではとてもまかないきれません。
■ ゆいちゃんを救う会について
私たちはゆいちゃんのご両親の友人です。
人工心臓をつけて病院で毎日を過ごしているゆいちゃん、そして愛娘に何とか生きて欲しいと願い必死に看病を続けているご両親に代わって急遽、募金活動を立ち上げました。
人工心臓をつけたゆいちゃんを、ゆいちゃんのママはぎゅっと抱きしめることができません。
泣き出すゆいちゃんを、パパは高く抱き上げてあやすこともできません。
血流が見える太い透明なチューブが、ゆいちゃんの体から伸びているからです。
私たちが一人の親、一人の子どもとして享受してきた、親子の「当たり前の幸せ」を、一刻も早くゆいちゃん親子に返してあげたい。
ゆいちゃんとご両親に、平和な日常を届けたい。
そんな願いを持ち、私たちはこの活動を行っていく次第です。
■ 寄付金の使いみち
皆様から頂いたご寄付は、ゆいちゃんのアメリカへの渡航移植実現のために大切に使わせていただきます。
募金額の内訳や詳細、我々の活動については、ホームページ(