この節目を記念して、nearの2回目の“誕生日”を祝うバースデードネーションを開催します!
この2年間、たくさんの出会いや気づきに支えられて歩んできた道のりを振り返りながら、
これからの未来を、もっと確かなかたちで築いていけるように。
「おめでとう」の気持ちとともに、寄付というかたちで応援していただけたら嬉しいです。
この日を一緒に祝ってくださることが、私たちのこれからの一歩を支える大きな力になります。
ストーリー
■NPO法人nearとは?
NPO法人nearは、和歌山県紀南地域を拠点に、医療的ケアが必要な子どもとその家族とともに活動する団体です。
私たちが目指しているのは、
「支える・支えられる」の関係を超えて、すべての命が尊重され、平等に扱われる世界。
医療的ケアがあることで、外出や日常の選択に制約を感じることが多くあります。
でも、安心できる関係性や場がそばにあることで、「やってみたい」という気持ちが自然に育ち、誰かと共有されていく。
そんな社会を、少しずつ地域の中に根づかせていきたいと考えています。
■この2年間でnearがやってきたこと
🔹 多様な体験の場づくり
医療的ケアがあっても安心して参加できる、自然や文化にふれる体験イベントを企画・開催してきました。
🔹 地域とのつながりを育む交流企画
医療的ケア児家庭と地域の人々が出会い、つながれるようなお話会や対話の場を継続的に開いてきました。
🔹 当事者の声をまんなかに置いた発信・講演活動
日常の中にある気づきや願いを言葉にし、広く届けることで、理解や対話のきっかけをつくってきました。
活動の詳細はインスタグラムまたはnoteの記事もご覧いただけると嬉しいです。
https://www.instagram.com/near0630
■私たちが大切にしていること
「医療的ケアがあるから」とあきらめるのではなく、
「やってみたい」と思ったことが、特別扱いされずに叶えられていく社会を。
その人の願いや選択が、その人のものとして尊重され、受けとめられていく日常を大切にしたいと考えています。
nearは、“支援する人”と“される人”を分けるのではなく、
それぞれの存在が尊重され、対等にまじわる関係性を育てています。
「できる・できない」で命の価値をはかるのではなく、
どのいのちにも、かけがえのないゆたかさがあること。
そして、そのいのちがそばにあることで、まわりの人もまた豊かになること。
そんな世界を、当事者の声と実践とともに、
地域社会に、少しずつ広げていきたいと思っています。
■寄付金の使いみち
いただいたご寄付は、以下のような用途に活用させていただきます:
- 体験イベント・交流企画の開催費(会場費、備品、運営スタッフ人件費等)
- 活動内容を伝える記録冊子や広報物の制作費
- 当事者の声を社会に届ける発信・講演活動の運営費
- 活動を支える基盤整備費(事務費、運営費、必要な人材配置等)
- 目標としてるレスパイト施設設立の準備や他団体の視察にかかる経費
一つひとつの取り組みを丁寧に行いながら、その先に広がっていく関係性や社会のまなざしを大切に育てていくために、
どうかご支援をよろしくお願いいたします。
■これからのこと
この二年間の活動を通じて、
「医療的ケアがあっても、一緒に過ごせる」「関わってみたい」
そんなまなざしが、少しずつこの地域に育ち始めています。
どこか遠くの誰かの話ではなく、すぐそばにいる誰かの声として、
医療的ケア児やその家族の存在が見え、語られるようになってきました。
わたしたちはその変化に、小さくても確かな希望を感じています。
医療的ケアがあることで、日常の選択や移動が制限されることがあります。
でも、「やってみたい」と思ったときに、その思いをあたりまえに受けとめてくれる人や場所があること。
その関係性が、挑戦する力を支えてくれます。
これからも私たちは、問いかけつづけます。
どのいのちも、願いも、ゆたかさも、対等に受けとめられる地域社会とはどんなものだろうか。
そしてその問いを、ともに考え、ともに歩んでくださる方と出会っていけたらうれしいです。