白老町の港を舞台に、こどもたちと海がふれあえる拠点づくりに挑戦しています。
文化・観光・経済の土台となる“地域の顔”を育て、町の未来へとつなげていく実証実験です。
このクラウドファンディングは、資金調達にとどまらず、長期的な活動を進めるうえで
町内外からの「応援の声」そのものが大きな意味を持ちます。
地域の未来を支える、新しい“港のかたち”を一緒に育ててください。
あなたの力が、次の一歩をつくります。
ストーリー
プロジェクト概要
白老は、古くから海と共に暮らしてきた土地です。寒流と暖流が交わることで豊かな漁場を育み、漁業や海運を通じて文化と暮らしを営んできました。一方で現在、港や海辺の多くは日常生活から切り離され、地域の子どもたちや地域住民が海とふれあう機会はほとんどありません。また、観光や経済の面でも、海の資源を活かしきれていない状況が続いています。
こうした背景のもと、私たちは白老港に「海と暮らす拠点」をつくるプロジェクトを進めています。この場所では、子どもたちが海と遊び、学び、地域の人が集い、外から来た人と町の人が自然に交流できるような環境を整えていきます。
これは単なるイベントや観光施設ではなく、白老の未来を見据えた、文化・観光・経済の基盤づくりです。この町をかたちづくってきた、“海とともに暮らす地域”としての魅力を高め、未来の”地域の顔”にしていきます。
なぜこのプロジェクトを始めたのか/ビジョン
子どもの頃に小樽や銭函の海岸に出かけては遊ばせてもらった私にとって、海は大好きな場所で、海がある町での暮らしはいつかの憧れとなっていました。いざ、海のある町白老に移住して最初に思ったことの1つに、"海と生活がずいぶん離れているのだな"ということでした。数十年も海岸に行ってないという地域住民や、命の危険を伴う海岸には子どもたちが近寄ってはいけないと教育されてるなどしていることを知ります。
しかし貴重な資源である海をもっと楽しみたい、活用したい。そう思って2023年から海や港に着目したプログラムを行ってきました。
そして、2024年、さまざまな関係者に協力を仰ぎながら試験的に行った5日間の海の家プロジェクト「SHIRAOI Beach&海の家」では、短い告知期間でありながら、町内外から約750人の来場者、行政関係者が視察として訪れてくれ、港の風景や交流の可能性を実感しました。こういう時間、場所が欲しかった、嬉しい、来年もやってほしいと言った声をたくさんいただきました。
どこの地域も同様にさまざまな課題を抱えていますが、関係人口づくり、働く場所づくり、魅力づくりにおいて、歴史的、文化的、経済的にも「白老港」は町にとって大きなポテンシャルを持っていると確信しています。この取り組みを一過性のイベントにせず、未来につながる拠点として育てていくために、今年は約3週間にわたり実施期間を拡大し、本格的なモデルづくりに挑みます。
どんな拠点をつくるのか/ビジョン
海は、人や文化、ものが行き交い、新しい出会いや発見が生まれる場所です。
"海と暮らす拠点"は、地元の人と旅人、子どもと大人、漁業とアート、働く場所と憩う場所など、さまざまな境界が行き交い、白老に新しい風景と交流の土壌を育てられる場所なのではないかと考えています。イメージとしては、サンフランシスコの文化と観光・経済が混じり合う「フィッシャーマンズワーフ」のような場所なのかなと思っていますが、「どんな拠点をつくるのか」の具体的なアイデアは、地域住民や未来を生きる子どもたちと一緒に考えていく必要があります。
そのための1つの動きとして、秋には当法人が受け入れ窓口となり、大学生インターンと一緒に「未来の港」について子どもたちと考えるプロジェクトも進行します。
https://www.project-index.jp/intern/29817
中期的には、まずは2027年の白老町総合計画に町の事業として明記されることを目指しています。その先に"地域の顔"となる新しい拠点の可能性が生まれてくると考えています。
今年と来年は、そこ目指すために、①来場者がたくさん訪れ楽しんでもらえる場となること、②地域の人が経済的にも潤う場になること、③地域づくりの未来が期待できる声が集まること、これらの実績を作ることが重要です。
なぜクラウドファンディングが必要なのか
本プロジェクトは、日本財団「海と日本PROJECT」や公益財団法人はまなす財団等の助成金を活用して進めていますが、助成だけでは人件費や広報・装飾など継続運営に必要な費用をすべてまかなうことができないため、その資金として活用させていただきます。
しかし、このクラウドファンディングは、単なる資金調達ではありません。
私たちが目指すのは、このプロジェクトが将来的に白老町のまちづくり計画に組み込まれ、地域の未来を支える本格的な事業となっていくことです。そのためには、上記で言った③地域づくりの未来が期待できる声が集まること、町内外のさまざまな関係者から「町に必要な場所だ」「意味のある挑戦だ」「可能性がある」という声が集まることが重要です。
金額に関わらず、クラウドファンディングで集まる“応援の数”そのものが、町が動いていく1つの原動力になります。
ぜひ応援をお願いします。
今年度の取り組み
「SHIRAOI Beach&海の家 2025」
- 開催期間:7月21日(月・祝/海の日)〜8月10日(日) ※2週目から月・火定休/17日間営業
- 場所:白老港第三商港区 海岸エリア
- 協力:白老町
- 助成:公益財団法人日本財団「海と日本PROJECT」、公益財団法人はまなす財団、令和7年度積雪寒冷地港湾・空港等の地域振興のための助成
- 予定しているプログラム:マリンアクティビティ(SUP体験 ほか)、オープンステージイベント(オープニングイベント/すいか割りde海開き、マッスルコンテスト、音楽ライブなど)、アートプロジェクト、地域の飲食・雑貨出店、学びのプログラム(レクチャー・ワークショップ )、その他持ち込み企画など
昨年は5日間の実証実験でしたが、今年は3週間にわたり、さまざまな形で参加いただける時間とスペースを提供します。内容は、参加者や地域の関わりによって柔軟に変化していきます。
特に今年は、地元高校生徒会との企画も考えており、なかなかこれまで機会がなかったであろう海辺での"アオハル"な時間も生まれるのではないかと期待しています。
資金の使い道
このプロジェクトは、日本財団「海と日本PROJECT」の助成事業採択と、公益財団法人はまなす財団の助成を主な財源として進めています。しかし、助成金だけでは企画・運営人件費を賄うことが難しく、クラウドファンディングで集めた資金は、以下の用途に活用させていただきます。
- 企画運営人件費
- 会場装飾・制作費用
- プログラムの実施費用
- 広報・宣伝活動
- その他、プロジェクトの継続的な運営に必要な費用
もっと詳しく取り組みを知りたい方はこちらをご覧ください
https://note.com/725pr/n/nb5f1a78d8b12
https://note.com/725pr/n/n0c27052d0bf4
最後に
白老の海辺から、町の未来をつくっていく挑戦です。
このクラウドファンディングは、金額の達成だけでなく、「これは必要な取り組みだ」と地域内外に伝えるための手段でもあります。応援の数が、この町の未来につながる次の一歩になると思っています。
この新しいチャレンジの後押しを、どうぞよろしくお願いします。
応援プラン(プロジェクトステッカー付き)
3,000円
お礼とデジタル報告書(PDF)のメール送付、報告書へのお名前掲載(希望者のみ)、
海の家ステッカーを会場にてお渡しします。(希望者には郵送対応)
とにかく応援プラン+海の家ステッカー2枚
10,000円
お礼とデジタル報告書(PDF)のメール送付、報告書へのお名前掲載(希望者のみ)、
海の家ステッカーを2枚会場にてお渡しします。(希望者には郵送対応)
いっぱい応援プラン+海の家ステッカー5枚
50,000円
お礼とデジタル報告書(PDF)のメール送付、報告書へのお名前掲載(希望者のみ)、
海の家ステッカーを5枚会場にてお渡しします。(希望者には郵送対応)