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DV経験のある子ども達にスポーツ活動を通して「笑顔と人を信じる力」を取り戻してもらいたい!スポーツメンタリング初のマンスリーサポーター100人を募集

寄付先

任意団体 スポーツメンタリング・ジャパン

DV経験のある子ども達にスポーツ活動を通して「笑顔と人を信じる力」を取り戻してもらいたい!スポーツメンタリング初のマンスリーサポーター100人を募集の画像

スポーツメンタリングジャパン

支援総額

121,300円

/ 100,000円

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  • 支援総額

    121,300円

  • 支援者数

    117人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

「二人だけの約束」を通して信じることの大切さを学びました

2020/1/19 16:20

「二人だけの約束」を通して信じることの大切さを学びましたのメインビジュアル

初めまして、2019年メンターをつとめさせて頂き、HEROsアワードに出席させて頂いた、なおです。今回は、マンスリーサポーター募集キャンペーンに向けて、半年間のスポーツメンタリングプログラム(‥というより、もはやこの半年間の私の生きがいでした!)での経験を皆様にシェアさせて頂きます。

活動に関わったきっかけは、もともと社会問題×スポーツに興味があり、大学の卒業論文では「分断された社会においてスポーツがもつ役割と可能性」について書きました。そこでは中東紛争で分断されてしまったコミュニティの方々(特にこども)がスポーツイベント(サッカー)を通して、歴史や文化を越えて交流し、さらには相互理解の場になっていることがわかりました。勉強だけでなく、実際にもっとスポーツの力で社会を良くしたい!と思い、また、将来の宝ものである子どもたちの力になりたいと思い、スポーツメンタリングへの参加を決めました。

...と、情熱だけは誰にも負けないものの、最初から上手くいった訳ではありませんでした。私の担当したRくんは迎えに行った時からセッションまで辿りつけないと思う程大泣きで機嫌が悪いことも多く、会場についてもみんなとのセッションにうまく参加できず寝そべっていたり、隅にある机の下に潜ったり、ちょっとしたことでも思い通りにならないとすぐイライラし、大声を出してしまったこともありました。初メンターの私としては正直どう対応すれば良いかわからなかったことが多くありました。

ただ、1つ心に決めていたことがあります。
それは「何があってもRくんを信じること」。

スポーツメンタリングでは会場までの道のりで「メンターとメンティーの約束」を毎朝決め、帰りの電車で活動や約束の振り返りをします。約束は「楽しむ」とか「人の話をちゃんときく」とか、どんなに小さなことでも良いのですが、Rくんは自ら「大声を出さないこと、にしよう。」と提案してきてくれました。前のセッションでは思い通りにならない時に急に大声を出してしまっていて、それは「みんながびっくりしちゃうから気をつけようね。」と2週間前の帰り道に私がそれとなく話していたのをきちんと覚えていてくれたのです。とても嬉しかったです。

その後も毎回、「同じ約束にしよう」と本人から言い出してくれていました。実際にセッションでは自分だけ参加できずに机に隠れたり、たまにセッションから抜け出してしまうことは多々あったものの、約束したその日から大きな声をだす回数は激減し、その次のセッションからはほぼなくなりました。あまりの変化に私がびっくりしたのを覚えています。ある日の帰り道、「今日どうしていなくなっちゃったの?」とRくんに聞きました。すると、「大声を出したくなったけどみんなの前で大声を出さない様に隠れていたんだ。」と教えてくれました。私は、私がRくんを信じていた様に、Rくんが私を信じ、2人の約束をきちんと守ろうと努力していてくれたRくんの素直な気持ちがとても嬉しかったです。

また、私だけでうまくいかなくてもいつも他の大学生メンターや小学生メンティーの子たちが助けてくれたのも忘れられません。時には、わざわざゲームを中断してRくんを呼びにきてくれたこともありました。セッションに戻ったら、スポーツが苦手なRくんの為に上手く打てるコツを丁寧に教えてくれたり、チームの仲間が打ちやすいパスを出してくれたりしていつもみんなに助けられました。片方のチームが終わらず取り残された時は、敵味方関係なく応援してくれていました。それでも終わりそうもない時には「よし!みんなでやるぞ!」と1人の小学生メンティーの子が言い出してくれて既にゴールをしたチームが相手チームのゲームを手伝い、敵味方関係なく全員でゴールをするというスポーツメンタリング2019感動の名場面まで生まれました。

これらの団結感や信頼感はスポーツメンタリングプログラムだから構築することができたものだと思います。スポーツと言っても勝ち負けだけにとらわれず、楽しく活動することでお互いの心のバリアを下げ、仲間と団結することで信頼感の構築を可能にします。スポーツの持つ素晴らしい要素を最大限に引き出すことができるプログラムなのです。

と、スポーツメンタリング大ファンで語るとついつい長くなってしまいます...!ここに書ききれないストーリーの続きは、2月には寄付者の方々向けイベントを企画しており、そちらでご紹介させて頂きたいと思っております。

最後になりましたが、去年メンターを卒業し、今年からは事務局長として活動を支えさせて頂くことになりました。現場での活動を踏まえて、来年、再来年と少しでもスポーツメンタリングをより良くするために活動していきます。1人でも多くの子どもたちが「子供らしく、また自分らしくいられる社会」を一緒につくっていきませんか。少しでも活動をご支援頂けましたら幸いです。


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https://mentoringjp.sport4smile.com/

代表:梶川三枝

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