2023年6月に一般社団法人BECAMEは設立し、2025年6月で2歳になりました!
期としては3期目に入ったので設立3年目に突入しました。
これまで、流産・死産・新生児死等などで大切な赤ちゃんとのお別れを経験した方に寄り添う活動を続けてきました。
その中で、全国のたくさんの当事者の方々と出会いお話しする中で、支援はまだまだ足りていないと感じる場面が何度もありました。
社会的にも少しずつですが窓口の設置があったり、妊婦支援給付金で流産・死産等をされた方も対象となったり、東京都江東区では流産・死産等を経験された方へのグリーフケア事業が始まったりと支援が広がってきています。
また、ありがたいことに、BECAMEが共同制作している「赤ちゃんのお見送りガイドブック」も、設置に協力いただける病院や自治体が少しずつ増えてきました。
ですが、まだ支援は十分とは言えません。
必要な人に、必要な情報と寄り添いが届くように。
私たちの活動を、これからも続けていくために。
\ BECAME設立3年目 /
バースデードネーションに、あたたかなご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
ストーリー
〜 必要な情報を、必要な人に届けたい 〜
BECAMEが大切にしている活動のひとつが、「赤ちゃんのお見送りガイドブック」の設置活動です。
流産・死産・新生児死など、大切な我が子とのお別れは、想像を超える苦しみと不安の中で迎えることになります。
このガイドブックには、後悔のないお別れをしてほしいという想いを込めて、必要な情報を載せています。
そのため、冊子はしっかりとした2部構成でページ数も多く、印刷費が高くなってしまいます。
現在は助成金や団体の資金を使って少しずつ印刷を進めていますが、それでもニーズに追いついていないのが現状です。
今、必要としている方に“無償で”届けるためには、皆さまからのあたたかなご支援が必要です。
今回のご寄付では、新たに約200部の印刷を予定しています。
少しずつ増えている協力先の病院や自治体に、ガイドブックを丁寧に届けていきたいと考えています。
〜 実際に会い、寄り添いたい 〜
私たちは、SNSでの相談やオンラインでのお話会も行っていますが、直接会って話せるオフラインのイベントには、やはり特別な力があります。我が子の写真を見せ合ったり、涙を流しながら想いを語り合ったり…。
そこには、「安心して話せる」優しくあたたかな空気が流れています。
先日Instagramでアンケートを実施したところ、関東だけでなく、全国各地に「オフラインイベントを開いてほしい」という声が寄せられました。
一人でも多くの天使ママ・天使パパさんと実際に会い、当事者だからこそ分かり合える時間や空間をこれからも届けていきたい。
そのためのイベント運営費にも、今回のご寄付を大切に使わせていただきます。
〜 お別れは何度経験しても、慣れる事ではない 〜
私自身、最初の双子とのお別れから3年以上が経ちました。
でも、時間が経っても、心の痛みがなくなることはありません。
そして先日、また新たなお別れがあり、私は5人の天使ママになりました。
「初期のお別れだから大丈夫」なんてことは、決してありません。
どのお別れも、それぞれに深く心を締めつける痛みや悲しみがあります。
そしてその想いを抱えているのは、私だけではありません。
けれど、いまだに支援が届いていない方たちがたくさんいます。
この現実に目をそらさず、「知ってもらうこと」から始めていきたい、そんな想いで活動をしています。
〜 最後に 〜
お別れを経験された方が「ひとりじゃない」と思えること。
そして、支援の仕組みが、どこにいても当たり前にある社会になること。
そんな世界が、ほんの少しでも近づくように。
今よりも、ほんの少し優しい社会に近づくために。
そのために、どうかBECAMEの3年目のスタートを一緒に歩んでくださいませんか?
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです。
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。
皆さまのあたたかなご協力を心からお願いいたします。