Toriiは、声にならない声が社会を動かす力になると信じています。
今、アジアや日本の現場で起きている“意味のあるプロセス”を持続可能にするため、長期的支援の仕組み=Institutional Fund の立ち上げに向けて、初めてのクラウドファンディングを行います。
私たちとともに、「声をきく」「つなぐ」「育てる」エコシステムを創りませんか。
ストーリー
Torii(トリイ)ってなに?
Toriiは、“声にならない声”に耳を傾け、それらが社会の仕組みを変えていく力になることを信じて生まれた団体です。
人身取引の被害を乗り越えて立ち上がった女性たち。
「ひと」として扱われない、過酷な労働搾取を経験してきた人たち。
学校に行きたいけれど、家族のため、危険な環境で働いてきた子どもたち。
制度や資金からこぼれ落ちても、現場で動き続けてきた草の根のNGOたち。
彼女たちと10年以上共に歩んできた中で、「支援のあり方」そのものを変えたいという思いが、私たちの原点です。
Toriiが目指す「支援のあり方」とは
Toriiは、当事者や草の根のNGOとともに、社会課題を仕組みから変えていくコレクティブインパクトを引き起こした経験をもとに、
地域に根ざし、本当に意味のあるインパクトを生み出している当事者や草の根の人々とともに新しい社会を作っていくために設計された、
フィランソロフィーのスタートアップです。
インドをはじめとするアジアの現場で、長年社会課題に取り組んできた中で、
小さな活動が持つ変化の力と、それに必要な継続的な支援の欠如を痛感しました。
Toriiは、そうした“時間のかかる変化”に寄り添い、資金と関係性を通じて支えあう仕組みを構築しています。
なぜいま、クラファンに挑戦するのか
今、Toriiという仕組みを立ち上げようとしています。
その第一歩として必要な資金30万円を、私たちの身近な仲間たちの力で集めたいと考えています。
正直、まだ完璧に整った団体ではありません。
でも、小さくても、まっすぐで、希望のある「はじまり」にしたいのです。
「応援してくれる人がいた」——それだけで、大きく前に進める力になります。
寄付の使い道
「当事者や草の根の活動が、見えない構造上の問題の中で置き去りにされている」
これは構造的な不公平の象徴です。
Toriiは、こうした場所に光をあて、信頼にもとづいた伴走を可能にする資金設計を目指します。
その最初の試みとして、長年関係を築いてきたインドのサバイバーリーダーたちと共に、
当事者主体の活動を支える新しい支援モデルの試行を始めようとしています。
そしてこの支援モデルを新たな場で始める第一歩を、このクラウドファンディングを通じて踏み出したいと思っています。
【設立クラファンで集まった寄付の使い道】
- 次世代支援基金(institutional fund):サバイバーリーダーによるコミュニティ活動支援
→約20人からなるサバイバーリーダーが1年間インドでコミュニティ活動をするために必要な資金はおよそ100万円です。クラウドファンディングでは、その一歩となる金額を集めたいと思っています。まだ回復半ばである彼女たちが、「支援の受け手」から徐々にコミュニティの一員となり、リーダーとして自ら活動する立場になるまでを、多様な草の根支援とともにサポートします。
- パートナー支援(初期3団体):東南アジア・日本での当事者によるプロジェクト支援
→わたしたちは、草の根組織による活動が確かに社会を変えている場所を見てきました。こうした活動を、”一度きりの支援”ではなく、”時間をかけて見守る関係性”として支えていきたい。サバイバー、ソーシャルワーカー、地域リーダーなど多様な当事者による協働(collective impact)を目指します。
※寄付額は3,000円からご自由に設定いただけます
希望の道を、共につくるクラファン
このクラファンは、Toriiにとって「未来につながる最初の一歩」です。
あなたの3,000円、5,000円、10,000円が、これから多くの人の声を育て、つなぎ、変えていく仕組みになります。
12年かけて一人の声が地域を変えたように、
いまここから、未来を変える最初の一歩をご一緒できたら嬉しいです。