ストーリー
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)はお陰様で10周年を迎えることができました。これまで、助成金などに頼ることなく、会費及び関係者の皆さまからのご寄付により、各地のボランティアが活動を続けてまいりました。
WANはオンラインのNPOです。流動的な時代にあって、サイトの更なる構築をもとに、皆さまに有益な情報をお伝えし、フェミニズムのプラットフォームとして存在し続けるための費用が、ますます必要な時期になりました。
「寄付」という形でお力添えをいただき、皆さまとご一緒に進みたいと願っております。
どうぞご寄付をよろしくお願い致します。
ウィメンズアクションネットワークとは?
WANは女性の活動を支える諸事業の展開を目的として設立された法人で、草の根の活動を続けるために、公の資金に頼らずに活動を続けており、この理念を大切にしたいと考えています。
サイトを中心に情報を発信し、オフではシンポジウムの開催、提言作成・発信、勉強会などを行い、女性のネットワークづくりをめざしております。
WAN基金では、全国で地道に活動を続けていらっしゃるNPOや小規模グループを対象に資金援助し、今後の活動の発展的展開をサポートさせていただいております。今までWAN基金を活用いただいた活動、団体には、次のような例があります。
・WAN基金関連
・若草プロジェクト
・全国シェルターシンポジウム
このような活動をもっとパワフルに進め、より使い勝手の良いサイト構築のために、今こそ皆さまからの定期的なご支援をいただきたくこのサイトを立ち上げました。
日ごろ認定NPO法人を活用いただいている皆さま、ずっと支援を続けてくださっている皆さま、今回初めてWANに触れ、興味を持ってくださった皆さま、ぜひ、私たちの活動をご援助いただければ幸いです。
私たちWANは、皆さまとともに、女性のエンパワーメントの為に進んで参ります。
10周年を迎えて
当法人は2009年5月に誕生し、今年で10周年を迎え、記念シンポジウムでは、「闘うフェミニズム再び」ー怒りを力に社会を変えるーと題して、新しい次の10年に向け、皆さまとともに歩む方向性について議論させていただきました。
10周年を迎えて、浮かび上がった次の課題は次の2点です。
ひとつめは「原点に帰る」。
権利は向こうから手を差し伸べてくるわけではなく、こちらから取りにいかなければ獲得できません。手にした権利すら、闘い続けなければ奪われます。男女平等の社会をめざし、まだ道半ばの現在、もう一度原点に戻り、怒りを再認識し、目標に向かう前向きな力を共有することができました。
ふたつめは、今後10年間の使命であり、責任は、「WANを持続可能にすること」。
昨年以降、海外からも、インターンシップの要請が届くようになりましたが、専用の事務所もなく、理事長以下全員がボランティアとして活動している現在、お断りせざるを得ない状況が続いております。
将来を見据えれば、海外のフェミニズムサイトとの連携やインターンシップの受け入れ、サイトのマルチリンガル化も進めたい、そのためには活動における完全ボランティア化からの脱却を諮りたいと、やりたいことは山のようです。
使命と責任を果たす土台となるのが、資金です。
そこで、WANでは皆さまのお力添えをいただきたく、Syncableさんのご協力を仰ぎ、今回の寄附事業を始めました。目標は100人。これはWANのためという枠組を越え、性別を超えての、新時代へ繋がる寄附です。
なぜならば、皆さんご自身、皆さん世代と娘さんたち、そして次世代の女性たち、子どもたちのために、今わたしたちが何を手渡せるのか、に繋がるからです。
フェミニズムは、”命”という、はかなく脆いものをよりどころとして生きている私たちひとりひとりが、ありのままに、あらゆる違いを乗りこえて、尊重される未来を目指しているからです。
ぜひ、皆さまのお力添えをいただければ幸いです。
代表・上野千鶴子よりメッセージ
WANは他の媒体にない役割を果たしています。10年かけてここまでの信用と信頼を獲得するに至りました。みなさまのおかげです。この10年、WANを支え、活用してきてくださった皆さまから、折節にWANがあってよかったという声をお聞きしてきました。これから先の10年も、さらに多くの方々からWANがあってよかったと言っていただくために... Syncableにご協力をいただき、このようなカタチで資金を募集することにいたしました。
WANはWeb事業です。
コンテンツは、WANの会員が無償ボランティアとして走り廻って発信していますが、サイトの制作と管理業務は、外部のプロに委託しています。WANの維持管理コストでもっとも経費がかかるのは、皆さまから見えないそのバックヤードです。
Webの世界は日進月歩、WANも10年間に2度リニューアルをしてきました。初期投資に500万、次に微調整を経て、前回のリニューアルに同じく500万、今後のリニュアルには通信技術の進歩、マルチリンガル化を進め1000万円が必要となってまいります。
直近に必要な費用といたしましてはスマホ対応強化のための資金です。
これから先の10年も、日本の女性運動のレガシーを次代に伝え、女性のエンパワーメントを推進していく団体として更に活動していく為に、あなたのお力をお貸しください。
(ご寄付は寄附金控除となります。詳しくは税務署にお問い合わせください)
当法人は2009年5月に誕生し、今年で10周年を迎え、記念シンポジウムでは、「闘うフェミニズム再び」ー怒りを力に社会を変えるーと題して、新しい次の10年に向け、皆さまとともに歩む方向性について議論させていただきました。
皆さんご自身、皆さん世代と娘さんたち、そして次世代の女性たち、子どもたちのために、今わたしたちが何を手渡せるのか、に繋がります。
フェミニズムは、”命”という、はかなく脆いものをよりどころとして生きている私たちひとりひとりが、ありのままに、あらゆる違いを乗りこえて、尊重される未来を目指しております。
どうぞWANの新たな挑戦を寄付という形で応援していただけますと幸いです。
寄付金の使途について
WANの主な活動であるサイトの構築、管理、リニューアル費用に使わせていただきます。
上野千鶴子