ストーリー
体験の貧困に寄り添いたい
年収300万円以下の世帯の子どもの約3人に1人が、1年を通じて学校外の活動(スポーツや文化芸術活動、自然体験、社会体験、文化的体験)を体験していないと言われています。
このように家庭の経済状況などによって、子ども達が学校外で体験活動を十分に経験できない状態を「体験の貧困」といいます。
体験の貧困はただ子ども達に悲しい思いをさせてしまうだけではなく、この状態が続くことで社会的孤立や学力・発達への影響、将来の選択肢の縮小等の悪影響につながります。
参考:(公社)チャンス・フォー・チルドレン 子どもの「体験格差」実態調査(令和5年7月)
過去の取り組みから見えたこと
〇長期休みは仕事をしないといけないので、寂しい思いばかりさせてしまっています。
〇(子どもは)虫や海の生物や釣りなど興味があるが、あまり遠出して出掛けてあげられません。
〇旅行に行こうと思っても、子ども2人とも学校にあがっていて、大人同様費用がかかるため旅行に連れていけたことが赤ちゃんの時以外ありません。
これらは、昨年行った「お家にサンタがやってくる~心に残るクリスマスを子どもたちに~」にお申込みいただいた保護者の方から聞いた声です。
ここから、「子どもの長期休みに遠出することのハードルの高さ」が垣間見えました。
参考:お家にサンタがやってくる~心に残るクリスマスを子どもたちに~活動報告
キャンプを通して子どもの成長と素敵な夏の思い出をプレゼントしたい。
キャンプでは、食事作りやオリエンテーリングなど参加者同士が話し合い、内容や行動を決定する場面が多いことから子どもたちの人間関係力や達成意欲の向上など様々な成長が期待できます。
また、全身で自然を感じ、仲間と囲むキャンプファイヤー等は松戸市では難しい体験です。
松戸市社会福祉協議会では今回のキャンプを子ども達の成長の機会にするとともに、最高の夏の思い出となることを目指します。
寄附金の使い方
本クラウドファンディングを通して得た寄附金は、経済的理由等で悲しい思いをする子ども達への支援のため運営している「こどもささえあいファンド」に一度繰り入れてから、イベントの実施に係る費用に支出します。
こどもささえあいファンドの詳細はこちら
また、イベントの実施に係る費用としては主に下記を想定しています。
・宿泊費や交通費、食費
・キャンプを充実させるレクリエーション
・熱中症対策や事故発生に備えた保険等、イベントの安全な実施に係る費用
・その他イベントの実施に必要な費用
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
子ども達に最高の夏の思い出をプレゼントするには皆さんの協力が必要です。
ぜひこの活動にご賛同いただき、ご支援・ご協力をいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
なお、松戸市社会福祉協議会もしくは市内15か所の地区社会福祉協議会では現金でのご寄付も受け付けています。
各種SNSでは進捗報告やイベント準備の様子を投稿しています。