令和6年能登半島豪雨に出動しました。①
2025/4/12 15:57
2024年9月21日(土)に発災した奥能登豪雨災害を受け、22日(日)災害救助犬4頭(太陽、陸、カミーノ、楽)、隊員6名が輪島市へ出動しました。
地震の爪痕が残る中、泥と土砂にまみれた被災地。
言葉にならない悔しさが胸を締め付けました。
災害対策本部 顔の見える関係
災害対策本部では、協定のある大阪府吹田市が対応されていたため、円滑に協議が進められました。
救助犬の受け入れまでの手順は被災地で課題になることがありますが、平時の地道な取り組みが活かされました。
調整指揮所で情報を共有していただきながら現場を確認。
道を流れる泥水はまるでもともと川だったかのような速さで流れ、沢山の流木があちらこちらで堆積し、家屋は跡形もなく基礎だけが取り残されていました。
その姿は、当時の恐ろしい情景を感じさせました。
活動は2チームに分かれ、倒壊家屋や堆積物、川沿いを中心に効率的に検索。
救助犬の要望は各消防、警察、自衛隊から上がり連日対応しました。
救助隊による協力、犬たちのために
捜索以外でも、様々な連携がありました。
緊急車両が多く駐車スペースが限られていた現場では、救助犬とハンドラー、最低限の荷物を消防車両に乗せていただきました。
また川では、犬たちの危険を回避するためにロープを張っていただいたり、バギーに乗せていただきました。
「犬たちも救助活動に欠かせない大切な仲間」。
隊員の方が当然のように対応していただいたその行動を大変嬉しく思いました。
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