災害救助犬 太陽
2025/4/3 16:20
太陽との出会い
災害救助犬太陽が私たちの仲間に加わったのは生後数か月の頃。
災害が発生し、世の中が落ち込んでいてもそこに灯りをともす存在になってほしい。
そんな想いを込め「太陽」と名付けました。
太陽くんのお仕事「災害救助犬」
「災害救助犬」とは、自然災害により瓦礫や土砂の下敷きになった行方不明者を発見する為に訓練された犬のことです。
犬たちの嗅覚は、人の1000万倍以上優れていると言われ、僕たち災害救助犬はその優れた嗅覚を活かし、人には目視できない場所、意思表示のできない人、広範囲において不特定多数の人を比較的短時間で捜索することができます。
一刻を争う有事の際には行方不明者の場所の特定が欠かせません。
僕のお仕事は、被災し発見されずに亡くなってしまう方を1人でも多く救う為、人命捜索の1つの手段として大きな役割を担っています。
かけがえのない尊い命を守る為、いつどこで起こるか分からない災害に備えています。
災害救助犬の訓練はいつから始めるの?
僕たち災害救助犬の訓練は生後2~3か月から始まります。
色んな場所に連れて行ったり、色んな人に触ってもらったりし、人のことが大好きになるようトレーニングします。
その他にも、瓦礫の中でご飯を食べたり、おもちゃで遊んだりして瓦礫で作業することに違和感を覚えないようトレーニングしていきます。
捜索の訓練の他に、服従訓練も行います。
災害現場に行った際、僕たちを危険から守る為にもハンドラーの指示を聞く服従訓練は大切な訓練なのです。
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