自然体験フィールドに鹿よけ柵をつけ、いっしょに豊かなふるさとの自然を守り、安心して楽しく体験できる場づくりをしたい!

寄付先

NPO法人 ほしはら山のがっこう

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里山いきもの探険ガイドSTAFF

支援総額

246,501円

/ 300,000円

82%
  • 支援総額

    246,501円

  • 支援者数

    38人

  • 残り

    3日

  • 開始日

  • 終了日

寄付して支援する

ほしはら山のがっこうでは20年前から、ふるさとの自然を体験できるプログラムを行っています。また地域ならではの里地里山の生態系や景観を守りつなぐ活動も続けています。そして、わたしたち里山いきもの探険ガイドは、2022年から活動しています。

最近困ったことが起きています。みんなの体験フィールドにシカが急激に増えて、草花・木の芽や樹皮、畑の作物などが食べられてしまい、体験や観察活動、また安全環境に大きな影響が出始めてしまっているんです。

シカが草花を食べて花が咲かなくなると、ミツバチや蝶も減ってしまい、受粉しなくなって畑の作物や果実にも影響が・・・・。

そこで鹿よけ柵をみんなのチカラを寄せ合って購入し設置することで、豊かなふるさとの自然を守り、安心して楽しく体験できる場づくりをしたい!と考えています。

ぜひみなさんのご支援をお願いします。

ストーリー

鹿よけ柵を設置して、子どもたちが安心して楽しくふるさとの自然を体験できるフィールドをつくろう!
草花をシカから守ろう!/マダニから子どもたちを守ろう!~

ー・ー・ー

画面右下の「支援する」ボタンで、鹿よけ柵1枚分(2m×2m)の費用2000円から寄付できます。ぜひ、寄付をお願いします!

※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。

■ わたしたちとほしはら山のがっこうとのつながり

わたしたち里山いきもの探険ガイドは、ほしはら山のがっこうのガイド養成講座の第1期~3期のメンバーです。元小学校の木造校舎を拠点に、ふるさとを感じる野山で子どもたちや親子を対象に、いきものと出会い、遊び、観察しています。ガイドの役割は、自然と人、人と人をつないで、気づきや発見に寄り添い、共有をうながすことです。個性あふれるメンバーで、それぞれの持ち味や特技を生かしながら活動しています。活動日は主に、月に一回の「山のがっこう開放日」と「里山おやこキャンプ」です。

>>>里山おやこキャンプ

■ わたしたちが鹿よけ柵をつけるために寄付を集めようと思ったきっかけ

○体験の場づくり

ほしはら山のがっこうでは、草花や木の実遊び、植物観察や昆虫採集、星空観察、畑で収穫した芋を落ち葉焚きで焼き芋にして食べるなど、四季の暮らしとつながった体験機会を提供しています。

また、体験フィールドづくりを子どもから大人までの参加型で進めていて、隣接する里山体験フィールド「ほしはらの森」や、休耕田を活用した里地体験フィールド「星の原っぱ」を整備してきました。

○困っていること

ところが、シカが道路や休耕田を悠々と歩いている姿を見かけることが年々増え、時には群れで歩いていて、フンもよく見るようになりました。2020年頃から体験の場づくりをすすめている「ほしはらの森」でもシカの食害が激しくなって草が生えなくなり、樹皮も食べられるようになりました。木の苗や新芽、ひこばえも食べられてしまいました。お散歩コースの農道に咲いていた野花も食べられて姿を消し、体験畑の作物も被害にあってしまいました。また、シカが活動する場所ではマダニが増えるので、屋外で活動する際は服装に気をつけ、虫よけスプレーをするなど万全の対策を取らないといけなくなりました。

急激に増えたシカは、森や草原、耕作地など里山のあらゆる場面での活動に、大きな影響を与えています。

○行った対策

そこで2023年度の秋に、まずは「ほしはらの森」(1haのうち約0.7ha)を囲うことで、里山の草花や木の芽を鹿から守ろう!と、広島県の補助金(元気さとやま応援プロジェクト)を活用して、ワイヤーメッシュの鹿よけ柵(1枚2m×2m)約400mを設置しました。続いて、地球環境基金を活用して、専門家による柵設置前後の植生変化の調査を行っています。

○対策の効果

柵を設置して1年が経過しました。この間に、木の芽生えやひこばえがさまざまな場所で見られるようになりました。まつぼっくり広場では野イチゴ(クマイチゴやビロードイチゴ、ナガバノモミジイチゴ)やオカトラノオ、ヤマジノホトトギスが生えてきました。ステージ広場ではイチヤクソウが咲き、みんなで観察しました。また、それらの草花をめがけてハナバチなどもやってくるようになり、多様な植物とそれに関わる動物が戻ってきている予感に満ちあふれています。

柵の内側と外側の様子を写真で比べてください。どっちが内側か、すぐ分かると思います!!

そして森で迷ったら柵づたいに歩いて帰ってこられる。マダニが少なくなるかも?

○今回の取り組み

「ほしはらの森」では鹿よけ柵の成果が現れて、里山の再生がはじまっている!!

そこで今回、わたしたちは今回、「星の原っぱ」を鹿よけ柵で囲いたいと考えています。

ここにも鹿のフンがいっぱい落ちています・・・。「星の原っぱ」を囲うには、ワイヤーメッシュの鹿よけ柵(1枚2m×2m)が約150枚必要です!!

このフィールドで、2023年に一株だけリンドウの花が咲いているのを見つけました!シカが入らなくなったら、もっとたくさん咲いてくれるでしょう♡それから春の七草や秋の七草の観察ができるようになると期待しています!「ほしはらの森」で植物の多様性が豊かになっているように、「星の原っぱ」でも草原や湿原の草花が豊かになって、花を訪れるチョウや甲虫、ハチも増えてくるでしょう♡

その変化を、子どもたちといっしょに観察し、さまざまな機会を通じて広く発信していきたいです。

地域の方々にお聞きしたら、昔はオミナエシやキキョウ、ササユリなども普通に咲いていたそうです。そんな四季の自然に出会えるフィールドになっていったらいいなぁ♡と思っています。(写真は地域で鹿柵のすき間から咲いていたササユリ/2024年撮影)

ほしはら山のがっこうの自然体験に来た子どもたち(大人も!)はこの原っぱで駆け回ったり、バッタやコオロギ、トンボなどをつかまえたり、カヤネズミの巣を発見したり、水路でオタマジャクシやアキサンショウウオの幼生を見つけたりして自然遊びをしています。その遊びの風景のなかで、今はなかなか出会えなくなってきた季節の草花・蝶やミツバチなどの姿に普通に出会えるようなフィールドになっていくことを願っています!

■ 寄付金の使いみち

寄付金は、鹿よけ柵の設置費として活用します!1枚約2000円で設置でき、目標は150枚です!

寄付期間は、2025年3月15日までとしました。理由は、マダニが増えてくるシーズンまでに鹿よけ柵で「星の原っぱ」を囲み、マダニ対策も同時に行いたいからです。ご寄付くださった額が一定額に達したら、設置活動を開始する予定です。

もしも目標額を超えた場合、「星の原っぱ」以外の体験フィールド(体験の場としてご提供いただいていて、鹿対策に困っている農地など)の鹿よけ柵設置費として活用します!

みなさんのご支援をどうぞよろしくお願いします!

〒7280624

広島県三次市上田町388

0824692888

https://www.hoshihara.org

代表:金末忠則

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