カンボジアに「安心して暮らせる家」を届けたい!大学生が挑む住宅建築ボランティア

寄付先

任意団体 Habitat for Humanity Alicia

カンボジアに「安心して暮らせる家」を届けたい!大学生が挑む住宅建築ボランティアの画像

Habitat for Humanity Alicia

支援総額

146,694円

/ 300,000円

48%
  • 支援総額

    146,694円

  • 支援者数

    23人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

ストーリー

こんにちは。私たちは静岡文化芸術大学公認の国際ボランティアサークル「Alicia(アリシア)」です。

私たちは、認定NPO法人「Habitat for Humanity Japan(ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン)」の学生支部として、アジアを中心とした海外での住居建築ボランティアをメインに活動を行っています。国内においても「人とのつながり」を大切にして地域に密着したボランティア活動を行っています。これまでに、住宅のリノベーションや砂丘のゴミ拾い、地域のイベント活動にボランティア団体として参加するなど、多くの地域住民の方々と協力して活動してきました。さらに昨年には、日本全国へと活動の視野を広げ、昨年の能登半島地震発生時には、私たちに何かできることはないかと考え、被災地でのボランティア活動に参加、また宮城県にある東日本大震災の被害を今に伝える施設への訪問を通して、これまで以上に目標を再認識する一年になりました。

※リノベーション活動の様子

※地域イベントのお手伝いの様子

※愛知県佐久島での海岸清掃の様子

これらの活動はすべて、私たちだけで達成できたものではなく、Aliciaの活動を応援してくださる地域の方々や、これまで「人とつながること」を大切にしながら、活動を継続してきてくださった先輩方のおかげでもあります。ちょうど2年前の春、Aliciaから6名が、カンボジアでの海外建築ボランティア「グローバル・ビレッジ」に参加しました。当時の先輩方の「貧困地域でも安心して暮らせる家を届けたい」という想いは後輩にと受け継がれ、今年2025年の春、Aliciaから3名が再びカンボジアでの「グローバル・ビレッジ」に参加することになりました。

*今回は、静岡文化芸術大学神田外語大学津田塾大学広島修道大学熊本県立大学5大学合同での派遣になります。このプロジェクトは合同派遣ですが、本クラウドファンディングはHabitat for Humanity Aliciaから参加する3名の建築活動費を支援するためのものとなります。

皆様からいただいた支援金は団体代表の西山が受け取り、活動資金の一部であるGVドネーションに活用させていただきます。GVドネーションは受入国にGVホスティングドネーションとして寄付され、建築のための資材費人件費、またチームを受け入れる受入国の運営のために活用されます。プロジェクトとリターンはAliciaから参加する3人全員で実施します。万が一、渡航ができなかった場合は全額返金いたします。

Habitat for Humanityとは

Habitat for Humanity(ハビタット・フォー・ヒューマニティ)とは「A world where everyone has a decent place to live.(誰もがきちんとした場所で暮らせる世界)」を理念にかかげ、世界70ヵ国以上で住まいの問題に取り組む国際NGOです。

1976年アメリカのジョージア州アメリカスで発足し、貧困により劣悪な住環境に暮らす家族に非営利で無利子の住宅支援を開始しました。安心して暮らせる住まいは健全で豊かな生活を営むための基盤だとハビタットは考え、家の建築支援に加え、衛生設備の設置支援や建築技術の普及、災害に強いコミュニティ作りなど、住まいの改善・確保、コミュニティ全体の発展を目指した支援に取り組んでいます。

https://habitatjp.org/aboutus

GV(Global Village)とは

今回私たちは、国際NGO団体であるHabitat for Humanity (ハビタット・フォー・ヒューマニティ)が実施している、海外建築ボランティア「グローバル・ビレッジ(GV:Global Village)」プログラムに参加します。グローバル・ビレッジはハビタットのミッションである「手を取りあい、家、コミュニティそして希望を築く」を目指すハビタットの活動の一つであり、ボランティアは海外の支援地を訪ね、ハビタットのパートナーとなる家族と共に、約10日間の滞在中、家の建築修繕を通じて、家族が適切な生活環境を手に入れることを目指します。ホームオーナー家族の建築活動への参加に加え、ボランティアが建築活動に参加することで、より安価に住宅を建てることを目指しています。さらに、ホームオーナー家族とボランティアが共に汗を流しながら活動を行うことで、言葉や文化の壁を越えた交流が生まれます。これはハビタットのミッションでもある、コミュニティそして希望を築くことにつながります。

https://habitatjp.org/our-work/gv

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

今回の私たちの活動国であるカンボジアは、東南アジアに位置し、面積は日本の2分の1ほど、人口は約1700万人の国です。長くフランスからの支配を受けていましたが、1953年に完全独立を果たしました。しかし、1970年代には、内戦やクーデター、さらにポル・ポト政権による大量虐殺によって当時の人口の約4分の1が亡くなるなど、悲惨な出来事が多く起こり、1991年まで内戦が続いていました。

このような歴史から、カンボジアはアジアの中でも最貧国として位置づけられていましたが、各国の経済援助によって近年では経済発展を遂げました。しかしそれは都市部に過ぎず、都市部と農村部との経済格差が広がり、特に農村部の様々な問題は残ったままです。ストレートチルドレンや児童労働、人身売買といった問題や、劣悪な衛生環境によって、多くの人々が基本的な生活水準を満たせていません。住まいも非常に脆い構造であり、雨風が入り込むため安心して眠ることが出来ないという家庭が多くあります。

このような状況を知り、学生という立場であっても、カンボジアの人々のためにできることをしたいという思いから、今回カンボジアでの「グローバル・ビレッジ」プログラムに参加することを決断しました。

参考:gooddo,「カンボジアの貧困の実状、子どもの生活や環境、私達にできる支援は?」.https://gooddo.jp/magazine/poverty/children_proverty/65/

Habitat for Humanity Japan,「ライブラリ カンボジア:あれから1年、2家族が新居で生活をスタート」.https://habitatjp.org/archive/11149

プロジェクトの内容

ハビタットが取り組む海外建築ボランティア「グローバル・ビレッジ(Global Village)」は、ホームオーナー家族とボランティアが共に汗を流し、ホームオーナー家族の生活の基盤となる住宅の建築や修繕活動を行うプログラムです。住居の建築修繕だけでなく、トイレや手洗い場といった衛生設備の設置のほか、その地域で必要とされる施設の建築などを中心に行います。

詳細については、以下の通りです。 

・プロジェクト完了予定日:2025/3/10

・建築・改修場所:カンボジア シェムリアップ・建築

・改修後の用途:現地住民の住居として使用 

*渡航先のスケジュールの予定

2025/3/1-2:シェムリアップに移動、文化学習活動

2025/3/3-3/7:シェムリアップにて建築活動

2025/3/8-3/10:シェムリアップにて文化学習活動、帰国。 

※建築活動の行えない土曜日、日曜日は、現地の環境に慣れることや、文化交流を目的とした文化学習活動を行います。

*住居の建築について

・協力団体名称:Habitat for Humanity Cambodia

・協力団体URL:http://dev.habitatcambodia.org/

・協力団体住所:Street 53BT, #487Eo, Group 6, Kbal Tomnub village, Sangkat Boeng Tumpun Il, Khan Meanchey, Phnom Penh

・建築の許可:取得済み

・建築場所:現在、詳細未定。

より詳細な活動内容につきましては今後判明次第お知らせ致します。

※掲載している写真は2023春にカンボジアで行ったボランティアの様子です。

プロジェクトの展望・ビジョン    

ハビタットで取り組む「グローバル・ビレッジ」は、単に家を建てるだけの活動ではありません。 住居建築活動を通して、完成した家に住むホームオーナーさんの将来だけでなく、地域コミュニティを築く活動でもあります。海外派遣の費用をそのまま送ればよいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、私たちは現地の人々と共に汗を流し、交流し、同じ目標を共有することで「人と人とのつながり」を築くことができると考えています。このつながりは単なる物質的な支援では得られない希望と未来を生み出すことができると信じています。

今回のプロジェクトで私たちができることは限られていますが、私たちが直接現地に行くことで得た学びや体験を、多くの人に伝え、より多くの人が世界のこうした課題を知るきっかけになることを目指しています。そして、支援の輪が広がることで世界の状況を少しでも変えたいと考えています。

皆さまの温かいご支援は、私たちの活動を通じて得た学びを広めるための大きな力となります。皆様の温かいご支援をお待ちしております。

代表からのメッセージ

今年度からHabitat for Humanity Aliciaの代表を務めさせていただいている、西山です。私は2024年春、インドネシアでの「グローバル・ビレッジ」に参加し、現地の人々との交流を深める中で「幸せとは何か」について改めて考えさせられました。渡航前、私は発展途上国に対して「かわいそう」という先入観を持っていました。しかし、現地の方々と直接関わる中で、その認識が大きく変わりました。

確かに、日本とは異なる環境に戸惑うこともありました。道路にはゴミが散乱し、衛生環境も十分に整っているとは言えませんでした。しかし、現地の人々は毎日を前向きに生き、家族や仲間との時間を大切にし、笑顔と希望に満ちていました。その姿を目の当たりにし、経済的な豊かさだけが「幸せ」ではないということを実感しました。

この経験を通じて、実際に現地に足を運び、そこで暮らす人々の声を聞き、自分の目で状況を確かめる大切さを学びました。私たちができることは限られていますが、現地で得た学びや気づきを多くの人と共有することで、より多くの人が世界の課題に関心を持つきっかけを作ることができると考えています。そして、その輪が広がることで、少しずつでも世界をより良い方向へ変えていきたいと考えています。

皆様の温かいご支援は、私たちの活動を支えるだけでなく、発展途上国が抱える問題を知ってもらうための大きな力となります。ぜひ、ご協力をお願いいたします。

※掲載している写真は2024春にインドネシアで行ったボランティアの様子です。

寄付金の使用用途

目標金額:30万

カンボジアでの住宅建築支援活動における3人分のGVドネーション代(一人当たり75,000円)

Habitat for Humanity Japan.プログラム参加費. Habitat for Humanity Japan. https://habitatjp.org/join/gv/team/fee

GVドネーションは、以下の用途に活用されます。

・建築資材費(レンガ、セメント、木材など)

・建築に関わる人件費(現地スタッフや職員の賃金)

・GVプログラム運営費

寄付金は、団体代表の西山優希菜が受け取り、Alicia から参加する3人分のGVドネーションとして責任をもって管理・活用します。

渡航予定

場所:カンボジア・シェムリアップ

参加人数:19人

静岡文化芸術大学 3人

神田外語大学 5人

津田塾大学 1人

広島修道大学 8人

熊本県立大学 1人

一般参加 1人

日程:2025年3月1日〜3月10日

リターンについて

・お礼のメールor感謝のお手紙

・Aliciaの紹介ポストカード

・活動報告書(紙媒体またはPDF形式のいずれかをお選びください)

・活動動画

・活動写真

・カンボジアのお土産

〒4300929

静岡県浜松市中央区中央2丁目1-1

代表:西山優希菜

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