9月袖ヶ浦団地マルシェ&蔵書紹介「マザーツリー」
2025/2/16 09:30

袖ヶ浦団地のマルシェに追随して「秋の本まつり」で古本市を。
写真は2023年のだけど、サボってる私と真面目に接客してる理事さんです。
9月28日(土)袖ヶ浦団地で「団地いどばたマーケットMeet.05」を開催します! | UR都市機構
こんな風なイマイチの店員がいても本屋は回る。
いや、多様な人材が混在することが我々の生きる力なのだ。
という都合のいい理論を裏付けるために今回の紹介は「マザーツリー」。
マザーツリー : 森に隠された「知性」をめぐる冒険 - Simard S. (Suzanne) - 図書館生活
スザンヌ・シマード 著,三木直子 訳
この本の著者はカナダの女性森林生態学者です。
マッチョな男たちが支配する材木会社で働く中で彼女は彼らの間違いに気づきます。
それは対象地域の木をすべて刈り取り一番儲かる品種を等間隔で植える皆伐方式。
それは異品種同士が助け合う地下ネットワークを破壊しカナダの山々を滅亡に導いていた。
菌類を媒介にして木々は繋がり合い、歳とった木は若い木を助け余剰と不足は相殺される。彼らは損得を考えず、ただ繋がっているだけ。
自立と支配、競争に拘る頑固な男たちと闘いながら著者は真実に迫ります。
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