横浜アクションアワード(以下、「アワード」)は、地域とともに活動している若者たちの取り組みをたくさんの方に知ってもらい、広げていくためのアワードです。
2019年度より開催しており、アワードを通じて様々な人と繋がり、互いに次のステップへ進めるようなきっかけの場作りを目指しています。
地域と共に活動する若者の活動を多くの人に知ってもらうべく、最終審査の「二次公開プレゼンテーション」では、横浜市役所アトリウムにて開催しています。
また、アワードは学生が主体となり運営しております。
今回いただいた寄付金は、二次公開プレゼンテーション運用資金のための必要な資金に充てさせて頂きます。
地域活動をする若者をサポートし続けるために、みなさまのご支援を心よりお願い申し上げます。
ストーリー
横浜アクションアワードとは
今年で6回目を迎える横浜アクションアワード。
これまで若者の地域活動の発表の場、学生、地域、様々な立場の審査員の方々がつながることができる場を作ってきました。
今年度は嬉しいことに10の団体から応募があり、審査を通過した6団体がプレゼンをする予定です。
↑2024年の様子。
私たちアワード班は、アクションポート横浜に関わる学生が主体となって活動しています。今年度は3人の学生がアワード開催のために日々準備に奮闘しています。
学生が行うことは多岐にわたります。出場団体や審査員の皆さまの調整、一次審査や二次公開プレゼンテーションに向けた企画の準備・当日の運営、広報、会場のアポ取り、資金集めなど。
アワード開催に向けて悪戦苦闘する日々ですが、大学では決して体験できないようなことはとてもおもしろくワクワクします。
例えば、審査員の皆さまとのお打ち合わせでは、学生メンバーが直接ご挨拶させていただいています。
様々なお立場で活躍する皆さまとお会いし、想いを伺うことで、学ぶことや刺激を受けることも多いです。
また、広報面では、チラシをデザインしていく中で、印刷会社様と何度もやり取りをさせていただく中で、納得のできる形を作り上げています。
思い描いているイメージをもとに作成を依頼し、一つのチラシを共に作り上げる作業はとても達成感があります。
このように、今年度もアワードの開催に向けて日が迫っている中、準備を進めておりますが、現在進行形で大きな壁にぶつかっております。
課題点
これからアワード当日に向けて解決すべく課題が、主に2つあります。
まず1つ目は場所の課題です。
冒頭でも述べたように、昨年度から、2次公開プレゼンテーション審査の場を人々が行き交う横浜市役所のアトリウムで実施しております。今年度もアトリウムにて実施しますが、会場費が大きな出費となっていることが現状です。
しかし、この場を多くの人に知ってもらいたいという思いを持った私たちにとって、アワードをアトリウムで開催することは外せない価値だと思っています。
2つ目は認知の課題です。
アクションポート横浜が開催しているNPOインターンシップでは100名以上の学生に参加していただいています。
それに対してアワードの取り組みは、開催から6年目で、少しずつ認知は高まっていますが、まだまだ私たちの想いを伝えて広げていくことに苦戦しています。
私たちは、アワードを開催することで、横浜で頑張ってる若者がいることをより多くの人に知って欲しい!また、若者が地域に参加することの価値に気付き、若者の活動をもっと応援してほしい!そしてみんなで横浜を盛り上げていきたい! そう思っています。
今年度は次年度以降に繋げるためにも、例年以上に広報に力を入れ今まで以上に多くの人に知っていただければと考えています。
実現したいこと
今年度参加予定の団体は、学習支援、まちづくり、環境問題などジャンルの異なる社会課題へチャレンジしています。
活動拠点、活動内容、活動目的が異なるため、普段なかなか接点のない団体も、このアワードを介してつながる場になると嬉しいです。
昨年度の参加団体の中には、アワード後にもお互いの団体の活動に参加したり、連絡を取りあいと継続した繋がりが生まれました。
今回のアワードでは発表の6団体だけではなく、ブース出展をする見本市もあり、20団体近くの学生団体が集まる予定です。
アワードを通して多くの人々に、活動を知っていただくだけでなく新たなコミュニケーションの場が生まれることが私たちの願いです。
アワードでは賞をめぐって競い合うのではなく、同じく横浜で活動するものとして、一緒に横浜を盛り上げていきたいと思います。そしてお互いの活動を発表して認め合う場の実現を目指します。
若者と地域との連携の可能性
アワードは、横浜で活動をしている若者と地域との連携による活動を応援しています。しかしひと口に「横浜」といっても18区あり、同じ横浜で活動しているはずなのに横の繋がりはなんだか少し希薄な気がします。
アワードを通じて若者が地域活動に取り組む意義や、地域と連携することで見えてきた地域の魅力、課題を発信することで、若者×地域の活動の価値を共に考え合う場を目指したいです。
そして学生が地域と共に活動する意義について考え、外に発信するだけでなく自分たちの活動についても見つめ直す機会にし、若者と地域が連携することで生まれる無数の可能性をサポートし、見守っていきたいです。
実施概要
2次公開プレゼンテーション
2月22日(土) 11:00-17:00 @横浜市役所 1階アトリウム
二次審査としてプレゼンテーション審査会、見本市を開催します。
当日は参加者の皆様にもプレゼン審査に参加いただく事が可能です。是非学生たちの活動を応援してください。どなたでも参加できますので、是非会場にお越しください。
寄付金の使い道
頂いた寄付金は、二次公開プレゼンテーションの運営に必要な活動費に充てさせて頂きます。
これはアワードを開催する上での全ての出費ではありません。
最後に
今も横浜で地域活動をしている若者が数多く存在します。
私たちはアワードという場を通じて、若者×地域の活動の価値を共に考え、発信していきたいと考えております。
私たち学生アワード班も、アワードに参加してよかった!若者の活動を応援したい!と思っていただけるようアワードを開催できるよう尽力していきます。まだまだ新型コロナウイルスの影響を受け厳しい状況が続きます。そのような中でも、地域活動に励んでいる若者に対してのサポートを継続できるように、日頃からアクションポート横浜の活動を見守ってくださる皆さまのご支援よろしくお願いいたします。