こんにちは。私たちは横浜市青葉区を拠点に活動する認定NPO法人森ノオトです。
代表・北原まどかが「青葉台発・地元のエコ発見メディア 森ノオト」を2009年に創刊したことが当法人のはじまり。現在はまちづくりや布のリユース事業、地域活動団体の発信サポートなど4つの事業部を持つ認定NPO法人です。
事業の一つであるメディア『森ノオト』は、市民ライターを募り、書き手の暮らしから生まれる関心ごとを取材し、記事にして発信してきました。取材を通じ、地域に光を当てることで生まれた言葉は読み手の心に届き、豊かな変化を与えると考え、メディアを運営しています。
ライターが取材を通じて伝えたいことを正直に発信するため、私たちは広告に頼らず寄付を募ってメディアを運営しています。2018年からマンスリーサポーター制度をつくり、現在110名を超える皆さまに支えられています。
私たちの活動に共感してくださる寄付者の皆さまに支えられ、形にしつつある「まちをつなぐローカルメディア」を、私たちはこれからも継続していきたいと真剣に考えています。そこで認定NPO法人森ノオトでは、年に一度期間を設け、継続してご支援を呼びかけていく挑戦を始めます。今年はそんなチャレンジの1回目です。
11月1日から12月25日の55日間のクラウドファンディングの目標は100万円。応援どうぞよろしくお願いします!
ストーリー
地域のつながりを広げるローカルメディアを目指しています
ローカルメディア森ノオトは、市民ライターと共に身近な地域にある魅力的な活動や人そのものに光を当て、記事にすることで、地域をつなぎ、豊かな関係性をめぐらせるために活動しています。
私たちが取材するのは、「今、話題だから」「有名人だから」ではなく、市民ライター自身が普段の暮らしの中で出会った地域の人、活動を、「誰かに知ってほしい」と思っているから。どこかで聞いた話ではなく、市民ライター自身の「おいしい」「たのしい」「助けられた」「感動した」という、心が動いた実体験が入っていることが、森ノオトの記事で大切にしていることです。
”バズる”、とは対極にあるのかもしれませんが、私たちは「この記事がきっと、誰かの心に届く。それがたった一人だとしても」という信念で、メディア運営を続けています。
借りてきた言葉ではなく、市民ライターによる生活者の等身大の目線で、取材相手を丁寧に取り上げ伝えることで、地域にどのような人がいて、どのような取り組みがなされているのかを読み手に届け続けて、15年が経ちました。記事を読んで「こんな場所が地域にあったんだ!」「私もこんな生き方がしたい」「いつか私もあの人のように地域貢献がしたい」と、地域へ一歩を踏み出したり、心が動いたり、その先でさらにつながり、地域の点と点が面になっていくような「つながり」「めぐり」を、私たちはローカルメディアの運営という形でつくり出しています。
この地域に住む人が「このまちに住んでいてよかった」と思えることで、よりよい地域や社会づくりの担い手が育ち、誰もが安心しつながれる社会を広げていきたいと考えています。
森ノオトに関わる方々の声
取材やイベントなど、これまで森ノオトとつながった方々からいただいた声を紹介します。(森ノオト公式noteより)
・林英史さん(はやし農園(横浜市青葉区)/取材先)
「もし森ノオトがなかったら、今とはずいぶん違ったかもしれませんね。私は直売や軒先販売を軸に農業を営んでいるけど、そういうスタイルにはならなかったかもしれない。森ノオトをきっかけにまちとつながって、地産地消に興味がある人が地域にいるんだってことを知れた。それは(マルシェなどの)単発のイベントだけでなくて普段から、関心の近い人が集まれる場が森ノオト経由であったからつながれたんだと思います。今の形になるのに、森ノオトの存在は大きいですね。」
・松尾圭威子さん(森ノオトライター)
森ノオトというメディアがあることで、私は地域にあるさまざまな興味深い活動を知ることができたり、大切なものや暮らしを見直すきっかけを見つけたりすることができています。それは自分の心の栄養みたいなものになっているので、そういう活動が、維持されてほしいと思います。
良質な情報発信には、安定した編集体制が必要です
『森ノオト』編集部では、2023年度からライターの関心ごとにテーマを設けて活動する「チーム制」をスタートさせました。
現在40名を超えるコミュニティとなった森ノオト編集部。チーム分けすることでライター同士、ライターと編集者同士のコミュニケーションがより密となり、ライター活動や記事の活性化につなげています。
2023年度に行なったバースデードネーションでのご支援は、このような編集部体制の改善の原資として、私たちの活動の支えとなっています。
いただいた寄付により、このような改善につながりました
*チーム体制の強化
森ノオトは1本の取材記事に対して、二人の編集者が目を通す体制をとっています。ライター数の増加に伴ってライターと編集者との連絡が密に取れない課題があり、2023年度から4つのテーマをそれぞれ掲げて活動するチーム制を導入しました。2024年度はそれをさらに強化し、チームごとに編集者をおくことで一つひとつの記事により注力し、丁寧なメディア運営の継続を目指しています。また、ローカルメディア独自の編集者の育成にもつながります。
*シニアライター制度
森ノオトのライターはボランタリーな市民活動として取材執筆をしています。取材と記事執筆にあたっては、法人から交通費程度の経費をお支払いしています。経験を積み重ねたライターの活動が持続可能であるために、編集部が認めた水準を満たすライターに原稿料をお支払いする制度を整えました。このことにより、スキルのある市民ライターによる良質の記事を継続して送り出せる体制につながります。
いただいた寄付の使い道
メディア運営のため、ライターへの原稿料や、記事の編集、SNS発信、編集部の各種企画を動かすスタッフの人件費、サイトのサーバー費などにご支援を充てさせていただいております。みなさまにご支援いただけるからこそ、メディアが成り立ち、市民活動の応援や地域活性化に向けた記事づくりを実現できています。
森ノオトの活動の軸となる記事づくりの裏には、さまざまな人と取り組みが関わっています
SNS等個人で発信できる無料のプラットホームが発達する現代において、記事の編集に費用をかけることへのイメージが湧きにくいかもしれません。
私たちは書き手と編集者の複数の視点や意見を取り入れること、つまり「一人で書かないこと」を大切にしています。これにより、社会のさまざまな意見や視点を反映し、信頼できる情報を届けられるメディアを育てています。
このような編集を続けるためには、記事づくりに時間や人手をかけていく必要があり、メディアを維持するコストへの継続的なご支援を必要としています。
こんな記事をつくっています。
2023年度は記事を135本掲載し、75の新たな取材先とつながりました。取り上げたテーマは地域の店舗やコミュニティ、農、福祉、子育て支援団体など、さまざまな地域の活動に光を当てることができました。
記事づくりから広がる活動
市民ライターとの記事づくりを続けてきたことで積み上げてきた編集力やライター育成のノウハウ、広報力を生かし、拠点とする青葉区を超えて活動を広げています。
横浜市各区のローカルライター講座
横浜市泉区、金沢区、旭区において、ローカルライター育成講座の講師を担当しています。
地域のボランタリー団体への広報支援の活動
これまで地域活動に光を当て記事にし続けてきた経験を元に、広報活動に課題感を抱える神奈川県内のボランタリー団体の支援事業を行っています。
地域企業、町内会との連携
地域の企業や町内会と連携し、定期的にミニコミ紙、通信の紙面制作を行っています。
記事でつながった取材先とリアルな場をつくる
森ノオトは2013年からエコ&サスティナブルをテーマとしたマルシェ「あおばを食べる収穫祭2023」を開催しています。出店者のほとんどが、取材を通じてつながった横浜市青葉区の飲食店・店舗です。また、会場ステージの音響やDJ、進行司会も地域のNPO同士のつながりや市民ライターの得意を生かし担われています。
寄付での応援をどうぞよろしくお願いします!
認定NPO法人森ノオトは昨年(2023年)、NPO設立10周年を迎えました。それを機に実施した「バースデードネーション」の寄付キャンペーンでは、総額183万5,812円、約170名の方々からご支援いただきました。
ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
昨年度のキャンペーンにおける寄付者の皆様の温かなご支援を通じて、私たちは「寄付を通じたコミュニケーションの深め方」「寄付を通じた輪の広げ方」を学ぶことができました。
そしてこれからもその実践を続け、情報を通じた豊かな変化を広げるメディアを私たちは続けていきたい。そんな私たちの取り組みに共感してくれる仲間を募っていきたいと考えています。
横浜市青葉区という地域をともにする方、メディアで豊かさを創造したいという思いをお持ちの方、記事から生まれるリアルなつながりを面白いと感じてくださる方。ぜひ私たちとともに地域をつなぐメディアをつくっていきませんか。
応援、どうぞよろしくお願いします!
メディア運営継続のためのご寄付【お礼】めぐる布市ミニあずま袋
5,000円
森ノオトのリユースファブリック事業「めぐる布市」オリジナルハンドメイドのミニあずま袋です。ここでしか出会えない柄をお楽しみください。
*寄付控除をご選択いただくこともできます。
メディア運営継続のためのご寄付【お礼】森ノオトオリジナル手ぬぐい
10,000円
森ノオトオリジナル柄の手ぬぐいです。青葉区在住の手ぬぐい作家sometaeさんにデザインしてもらいました。
*寄付控除をご選択いただくこともできます。
メディア運営継続のためのご寄付【お礼】森ノオトいいかも市ローカルセレクションギフト
30,000円
横浜市青葉区近隣の美味しいもの・暮らしを彩る品々をお届けしている森ノオトのマルシェ「いいかも市」より、【森ノオトセレクトのいいかも市セット】をお届けします。
*寄付控除をご選択いただくこともできます。
メディア運営継続のためのご寄付【お礼】ローカルセレクションDX
50,000円
横浜市青葉区近隣の美味しいもの・暮らしを彩る品々をお届けしている森ノオトのマルシェ「いいかも市」より、【森ノオトセレクトのいいかも市セットDX】をお届けします。
*寄付控除をご選択いただくこともできます。
メディア運営継続のためのご寄付【お礼】森ノオトライター養成講座の運営インターン
100,000円
ローカルウェブメディア「森ノオト」を15年にわたって運営する、森ノオト編集部の運営の舞台裏をご見学いただけます。市民ライター育成を行うライター養成講座や編集会議のノウハウを学べる運営インターンを受け入れます(ご参加1名に付き)。
*寄付控除をご選択いただくこともできます。