2025年も私たちは本を届ける 能登半島、カンボジア、そしてラオスへ<エファジャパン歳末募金2024>

支援先

認定NPO法人 特定非営利活動法人 エファジャパン

2025年も私たちは本を届ける 能登半島、カンボジア、そしてラオスへ<エファジャパン歳末募金2024>の画像

認定NPO法人 エファジャパン

支援総額

195,120円

/ 2,000,000円

9%
  • 支援総額

    195,120円

  • 支援者数

    31人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

クリスマスプレゼントにお薦めの本②〜「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」アンケートより

2024/12/20 08:10

クリスマスプレゼントにお薦めの本②〜「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」アンケートよりのメインビジュアル

本日も、エファよりおすすめの本を紹介します。

以前、エファは本を届けるという活動にちなんで、皆さんにアンケートで「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」を募りました。

エファスタッフ鎌倉の選んだ本は、『ビルマの竪琴』。

クリスマスプレゼントとして、家族や友人、大切な方に「本」を贈るのはいかがでしょうか?


『ビルマの竪琴』

作:竹山 道雄

出版社:新潮社/偕成社 他


【選んだ理由】

中学生の時、偶然に見つけた町の本屋さんに入った。そこに座っていたのは気難しそうな店主。歳は私の祖父くらいか。特に目的もなく入った本屋さんだったので買いたいと思っていた本はない。入り口にどんと座っている店主の脇を手ぶらで通り抜けることもためらわれた。「何か買わなきゃ」ときょろきょろしていた時に、目に飛び込んできた本が「ビルマの竪琴」だった。なぜか、その本が私を見つけてくれたような気持になった。

手に取って、恐る恐るレジに向かう。「ビルマの竪琴」を店主に差し出し、財布を取ろうと鞄に手を伸ばした時、そのこわもての店主が私に声をかけた。その言葉は 「…いい本を選んだね」 私は自分が選んだ本が褒められたことがうれしかった。なんか自分が認められた気がした。

そしてビルマの竪琴の中に、私のいまの仕事につながる文章を見つけた。捕虜になった日本人がビルマ人のことを語り合うシーンだ。近代国家からは程遠く、自然の中で静かに暮らすビルマ人は野蛮だという兵隊に、別の兵隊が言う。「文化を守り静かに暮らすビルマ人こそ崇高じゃないか。その生活を銃で踏みにじる私たちのほうが野蛮ではないか」と。

中学生の私は経済的な発展こそ開発だと思っていたが、そうではないのではないか。その問いかけをくれたのがこの本だ。 そしていまその国の人たちの歴史、文化、信仰などを大切にしながらどのように事業を行うかを日々模索している。「日本流」を押し付けてはならないー現地との対話を大切にしながら、事業を進めたいと思っている。


【子どもたちへのメッセージ】

自分で選んだ本には、生き方を考えるヒントが必ずある



← 活動報告一覧へ戻る

〒1020074

東京都千代田区九段南3-2-2九段宝生ビル3階

03-3263-0337

https://www.efa-japan.org/

代表:伊藤道雄

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
関連サービス

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved