レスキューキッチンカー&ブックカフェプロジェクト!
2024/12/11 11:52

11月2日に石川県珠洲市の若山小学校仮設住宅、11月3日に同市にある大谷小中学校敷地にて炊き出しを行う一般社団法人日本食育HEDカレッジのレスキューキッチンカーとコラボレーションをしてブックカフェの活動を行いました。
若山地区、大谷地区ともに、9月21日の豪雨が襲い、地震と豪雨の「二重被害」にあった地域です。
若山地区での炊き出しは200人、大谷地区は50人ほどの参加がありました。「本とコーヒーありますよ」「座っていきませんか」という呼びかけを聞いて、座っていかれる方がいました。
大谷地区はまだ仮設住宅が完成しておらず、住民は大谷小中学校の体育館に段ボールを敷いて生活をしています。
「家がなくなってから、本を読んでいなかった。1年近くぶりの本だ」「図書館も書店も遠い。ここにある料理の本を買わせてもらえる」「パズルゲームの本はもらえるの。これで時間がつぶせる」という声がありました。
設営の様子
本があり、人がいる空間をつくりだす
ブックカフェにある、本をぺらぺらとめくりながら
- 大の里、優勝うれしかった。来年は大丈夫やろか
- 大谷翔平はすごいわね。結婚もしたんだよね。
- 折り紙得意なので、ここで手裏剣つくっていい?
というライトな会話から
- 地震は仕方がないと思ったけど、豪雨は…正直辛い
- 料理の本、いいね。でも、まだ料理をつくる気になれない。仮設住宅に台所はあるけど、いつも使っていた鍋がないと思うとね…
- 何かやらんとダメになりそうだから、手伝えることはしたい
- 今回の土砂災害で浄化槽に土砂が入ったので、水が使えなくなった
など、胸の内を話してくれました。またレスキューキッチンカーを運行している日本食育HEDカレッジのスタッフで、自身が石川県珠洲市出身で震災当日、実家で被災した小守ゆきえさんから
体育館の中では、ブックカフェでコーヒーを飲みながら本を読んでいる様子、本をきっかけにおしゃべりが始まる空間。『本を手にとる』何気ない日常がとても大切なんだなーと改めて実感しました。
という感想をいただきました。ブックカフェの活動は今後も続けていきます。
若山での運行は大雨の影響でブックカフェを体育館の中で行いました
本を読むのは震災以来というお父さん
キッチンカーの炊き出し
土砂災害の泥下記が終わったボランティアさんも来てくれた
折り紙の本のスペースには折り紙も置きました
本をめくりながら震災の日の話をしてくれました
← 活動報告一覧へ戻る

「私たちは本を届ける」大応援プラン
10,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動への大きなご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。

「私たちは本を届ける」盛大応援プラン
20,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動への盛大なご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。

「私たちは本を届ける」特大級の応援プラン
50,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動への特大級のご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。

「私たちは本を届ける」大口応援プラン
100,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動へのご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。