20周年チャリティイベント「未来を一緒に描いてくれる、人とともに。」の御礼
2024/12/8 23:02

こんにちは、エファ事務局の高橋です。
12月7日、エファ設立20周年チャリティイベント 『未来を一緒に描いてくれる、人とともに。』が開催されました。
ご参加いただいた皆様、また、当日は来られなくても想いを寄せてくださった皆様、心より御礼申し上げます。
詳細な模様は改めてご報告できればと思いますが、無事開催できましたことをここで報告させていただきます。
私は舞台裏のスタッフであったため、ご挨拶させていただくことができなかったのですが、映画や江戸太神楽に対する拍手や感嘆のお声を聴くことができてとてもうれしかったです。
舞台裏にいながらも、鏡味仙成さんのトークセッションをお聞きすることができました。
ディスレクシア(文字の読み書きに著しい困難を抱える障害)がありながらも、江戸太神楽曲芸師として活躍されている鏡味さん。とても明るく、おしゃべりのお上手な方で、お話に聞き入ってしまいました。
曲芸の世界で苦労しながら稽古を重ねてきたことを振り返りつつ、司会者に「大変な努力をされたことでしょう」と振られたときの鏡味さんのことばが、特に印象に残っています。
「確かに頑張りました。でも、それは皆さんと同じことです。大谷翔平さんがバットを振って練習しているときに、僕は曲芸の稽古を頑張った。会社でデスクワークをされている方が、エクセルを一生懸命勉強している時に、僕は曲芸の稽古を頑張った。ただそれだけです」
学習障害の一つとされるディスレクシアは、日本では人口の”約7%”が該当、“40人クラスでは2人程度”と推定されているそうです。
その数の多さに驚きつつ、「障害」はどこにでも誰にでもあって、身近なものなのだと改めて感じました。
文字の読み書きが苦手、物事を覚えるのが苦手、おしゃべりするのが苦手、人前に立つのが苦手、走るのが苦手、椅子にじっとしているのが苦手...、何を障害と捉えるのかは難しいですが、きっとどれも当事者にとっては深刻なことで、なおかつ(あえて映画「僕が飛びはねる理由」を踏まえて言葉を選ぶと)"普通"なことなのだと思います。
人間の長い歴史に比べれば、狭い教室で、文字の読み書きにより授業やテストがなされて、成績がつけられて...という仕組みが生まれたのはずっと後のこと。ただその環境が自分に合わなくて苦手や障害が生まれるのは、誰にでも起こることです。
その上で、自分の得意や好きに出会って、頑張りたいことを見つけられるひとは幸せです。
エファは、障害があってもなくても、「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる場を作っています。
鏡味さんのように自分の輝ける場を見つけられる子が一人でも増えるように、エファはこれからも活動を続けていきます。
← 活動報告一覧へ戻る

「私たちは本を届ける」大応援プラン
10,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動への大きなご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。

「私たちは本を届ける」盛大応援プラン
20,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動への盛大なご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。

「私たちは本を届ける」特大級の応援プラン
50,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動への特大級のご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。

「私たちは本を届ける」大口応援プラン
100,000円
《寄付金控除対象です》
エファの「本を届ける」活動へのご支援ありがとうございます!
・お礼メッセージをお届けします。
・オンライン報告会にご招待します
※報告会は2025年2月以降を計画しています。日程は後日、メールにてお知らせします。アーカイブでのご視聴もいただけるようにします。