フリースクール移転プロジェクト「安心の学び場」をこれからも

支援先

認定NPO法人 盛岡ユースセンター

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認定NPO法人 盛岡ユースセンター

支援総額

888,700円

/ 1,500,000円

59%
  • 支援総額

    888,700円

  • 支援者数

    64人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

「いってらっしゃい」と「おかえり」そんな暖かい場所。(スタッフ髙橋)

2024/12/11 17:24

「いってらっしゃい」と「おかえり」そんな暖かい場所。(スタッフ髙橋)のメインビジュアル

2022年4月に開校した小学部も今年3年目を迎えています。

開校当初の小学生も中学生になり、新しい小中高生も迎え、現在の在籍は50名を超えています。経営面やスタッフの変化に伴い、昨年度末から小学生、中学生、高校生が日常を一緒に過ごしています。惜しむ声もありました…が、今ではすっかり年齢を超えて交流し、賑やかな毎日になっています。

私もスタッフを始めて3年目を迎えています。1年目とも違う、2年目とも違う…子どもたちが成長するように、自分も一緒に成長してきているのかなと感じます。私が大切に思うことは、想像すること、決めつけないこと。いろいろな顔を見せる子どもたちは、どれも本当の姿だなと思います。子どもたちの成長する力を実感すると同時に、信じる力を試されているようです。そして、多面的な顔を見つける度に、学びや気づきを得ている感覚で、その発想や可能性をとても楽しく見ています。

ユースセンターの子どもたちの強みは、正解を一つにしないところ。

野外活動で小雨が降ってきたときの事。お構いなしに過ごす子、屋根の下に避難する子、傘をさす子、むしろ楽しくなる子と様々で、それがとてもいいなと思いました。雨が降ったから一斉に中止でもなく、無理に続行でもなく、それぞれの感じ方と対処がそこにはありました。そして、誰が否定されることもないのがユースの子たちらしいなと思いました。


どこか自信を無くした表情で通い始める子どもたちが、みるみる元気になっていく様を日々感じています。来たばかりの表情からは想像できないような笑顔が本当にキラキラ見えます。子どもが子どもらしく笑っていられる、そんな当たり前のことが取り戻せているように思います。子どもたちは、ユースで過ごす中で、行動のレパートリーを獲得していきます。それが自立を目指すときに活きてくるのだと思います。


昨年度、高校生の卒業式では、お祝いのことばの最後を「いってらっしゃい」で締めくくりました。先日、中学生がユースセンターから学校に登校する際「いってきまーす」と言いました。顔をみ合わせて笑いました。進学も就職も日常でも、子どもたちのチャレンジにいつも思うのは「いってらっしゃい」です。同時に、いつでも待っているよと思っています。「いってらっしゃい」と「おかえり」。子どもたちにとって、そんな帰りたくなるような安心感と暖かさのあるユースセンターを大切にしていたいなと思います。


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〒0200022

岩手県盛岡市大通3丁目1-23クリエイトビル3階

0196817070

https://www.morioka-youthcenter.com/

代表:又川俊三

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