私たちThe Band Lab Japan (TBL Japan)は、音楽を通じた社会貢献活動を展開する音楽団体です。2024年9月には、マレーシア・サラワク州に愛工大名電高校吹奏楽部の皆様を招待し、マレーシア中から集まった参加者と共に音楽を創り上げるという、大規模な国際交流音楽祭「SIBO Fest 2024」を開催しました。この経験を踏まえ、次なるステップとして、TBL Malaysiaのメンバーが2025年1月に日本を訪れ、愛工大名電をはじめとする日本の吹奏楽団を視察します。
日本の吹奏楽文化は世界的に高く評価されており、特に教育の場での取り組みはTBL Malaysiaが目指す音楽教育モデルにおいても大いに学びの機会となります。視察を通じて、彼らが得る知識と経験をマレーシアに持ち帰り、さらに音楽を通じた社会貢献活動を広げていくことを目指しています。
今回、TBL Malaysiaメンバーの来日が急遽決まったため、補助金の申請が間に合わず、現在プロジェクトの実施に必要な資金が不足している状況です。そこで今回、クラウドファンディングを通じてご支援をお願いさせていただきます。音楽を通じた国際的な交流と成長にご賛同いただける方々からのご支援が、このプロジェクトの成功にとって欠かせません。どうぞ、TBL Malaysiaメンバーの日本での学びと成長を応援し、音楽が紡ぐ国際的な絆に力を貸してください!
【目標金額】
30万円
【寄付金使途】
・合同演奏会及び交流プログラム開催にかかる経費
・The Band Labメンバーの日本での滞在費
・The Band Labメンバーの日本国内の交通費
ストーリー
こんにちは♪「The Band Lab Japan」代表の山本佳奈です。
私たち、The Band Lab Japan(略称 TBL Japan)は、マレーシア、サラワク州の音楽プラットフォーム「The Band Lab」の日本支部として、音楽を通した国際交流活動を行っています。音楽を通じた若者の社会教育をミッションに掲げ、マレーシアと日本の吹奏楽団の交流の他、国内でのコンサートや現地音楽団体への中古楽器寄付にも取り組んでいます。
今回、TBL Malaysiaメンバー来日にあたり、TBL Japan 初めてのクラウドファンディングに挑戦します!!このイベントの成功と、サラワク音楽文化のさらなる発展のためには、皆さまの力が必要です!どうかあたたかいご支援・ご協力をお願いいたします。
■ 音楽未開の地、マレーシア・サラワク州での挑戦
サラワク州は、ボルネオ島に位置する自然豊かな地域です。しかし、音楽の重要性は十分に認識されておらず、音楽教育も未発達です。私(代表)が現地に1年間滞在し、見てきた音楽教育の現場は日本では想像もつかないようなものでした。音のならない楽器を気づかずにひたすら練習している子、先生もろくにおらず、何が正解かも分からずに音を出している子、基礎練習という言葉すらも知らない子。
現地の楽団「The Band Lab」と出会い、音楽教育の普及活動に参加する中で、地域の人々が音楽に触れる喜びを目の当たりにし、その情熱が私自身をも突き動かしました。地域の音楽レベルは向上しつつありますが、指導者や楽器の不足といった課題は依然として残っています。
日本帰国後にマレーシアでの日々を考えていた時、ふと思いました。現地で活動する中で私が得たものは、与えられたものよりも多かったのではないだろうか。「支援」という概念に捕らわれるのではなく、日本側にも得られるものは多いはず。そして、もっと多くの人々にその楽しさや感動を味わって欲しい。そう思いました。
■ 2024年9月 SIBO Fest2024開催
SIBO Fest 2024は、音楽を通じて国境を越えた国際交流を実現するフェスティバルとして、マレーシア・サラワク州で開催されました。約160名の地元参加者に加え、日本から愛知工業大学名電高校吹奏楽部の57名が参加し、プロの指導による楽器講習や全体合奏が行われました。
特に、名電高校の伊藤宏樹先生の指揮の下で行われた全員での演奏は、会場を包む圧倒的なエネルギーと共に、心を揺さぶる瞬間を生み出しました。最終日のサラワク州議会議事堂でのコンサートでは、感動が会場全体に広がり、スタンディングオベーションが鳴りやまないほどの大成功を収めました。
参加者たちは、練習中だけでなく、休憩時間や空き時間にも積極的にコミュニケーションを取り、交流を深めていました。現地からの参加者の中には、これまでまともに演奏指導を受けたことがない子も多く、初めて聴く名電の響きに感動し、名電高校の生徒たちと共に練習を重ねたことで、練習に対する姿勢が一変しました。SIBO Fest後に訪れた現地の楽団では、以前は先生が来るまでおしゃべりをしたり、なんとなく音を出していた生徒たちが、今では自主的にパートごとに基礎練習に励んでいる姿が見受けられました。合奏中も前向きな姿勢を見せており、彼らの成長を目の当たりにすることができました。
さらに、楽器リペアセクションも大きな注目を集めました。富山県の「ウィンズラボ」から谷口亨氏を招き、4人の現地人リペアアシスタント共に参加者たちの楽器を修理していただきました。サラワクには管楽器修理の技術者がほとんどおらず、今回の技術伝授は今後のサラワクの音楽環境を支える重要なステップとなりました。また、楽団指導者向けの楽器メンテナンスワークショップも開催し、地域の音楽文化の持続的な発展に大きく寄与しました。
このように、SIBO Fest 2024は、音楽の力が国境を越えて人々を繋ぎ、深い絆を育む場となり、参加者全員にとってかけがえのない体験となりました。
■ 次なるステップ「TBLマレーシア来日&吹奏楽視察」
SIBO Fest 2024の成功を踏まえ、今度はTBL Malaysiaメンバーが、2025年1月に日本を訪問し、愛工大名電をはじめとする日本の優れた吹奏楽団を視察する機会を得ることとなりました。TBL Malaysiaは、マレーシア・サラワク州で音楽を通じた教育と社会貢献に取り組む団体であり、日本の吹奏楽団の優れた演奏技術や指導法を学び、サラワク州の音楽活動に役立てることを目的としています。
この視察ツアーは、主に愛知県愛知県での企画と東京都での企画の二本立てとなっています。1/10~1/12は、愛知県で愛知工業大学名電高校吹奏楽部の皆さんとの合同練習&名電定期演奏会合同ステージ企画!!1/13~1/14は、東京都 武蔵境でThe Band Lab Japanメンバーとの合同演奏会及び交流会を予定しています。
この視察ツアーでは、ただ演奏を鑑賞するだけでなく、実際にリハーサルや練習風景を見学し、現地の指導者や演奏者との意見交換を通じて、深い学びを得ることが期待されています。そして、視察に加え、TBL Malaysiaのメンバーが日本の吹奏楽団との合同演奏に参加する予定もあります。日本の吹奏楽界の豊かな伝統と最新の取り組みを直接体験し、TBL Malaysiaのメンバーがその知識や技術を持ち帰ることで、さらなる国際交流や音楽教育の発展が期待されます。また、この国際的な音楽の交流を通じて、互いの文化や音楽的バックグラウンドを共有し、新たな音楽的インスピレーションを得ることで、さらに豊かな演奏が生まれることでしょう。
しかし、日本の物価はサラワク州に比べて圧倒的に高く、とても負担が大きいです。金銭的事情により日本に来られない子も多くいます。そこで、少しでも彼らの負担を減らし、実りある学びと国際交流の場を提供するために、本プロジェクトの実現に向けて、皆様からのご支援をお願い申し上げます。
音楽は国境を越えます。言葉が通じなくても、音楽を通じて心を通わせることができます。そんな素敵な瞬間をこれからも創り続けたい、そして、人々が音楽に触れられる機会を少しでも創りたい、そう強く思っています。マレーシア、そして日本の音楽教育および国際交流の未来を一緒に創っていきませんか。あなたのご支援が、この活動、そして音楽の力をより多くの人々に届けるための大きな力になります。温かいエール、ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
The Band Lab Japan
代表
山本佳奈
愛知工業大学名電高校 吹奏楽部 定期演奏会 特別合同ステージ決定‼
この度、TBLマレーシアメンバー来日に伴い、愛工大名電吹奏楽部さまと、コラボが決定しました😆😆
2025年1月の愛工大名電吹奏楽部定期演奏会で、マレーシア思い出ステージに、TBLメンバーが出演します‼︎
詳しい日程や曲目については随時更新していきます💕
お楽しみに😆😆
The Band Lab Kuching × The Band Lab Japan 合同演奏会『International Friendship Concert』
📅 日時:1月14日(火)15:30開演
📍 場所:JR中央線 武蔵境駅前「境南ふれあい広場公園」(屋外)
※雨天時の会場:東京外国語大学 学生会館 大集会室
この度、マレーシア・クチンから「The Band Lab」メンバーが来日し、「The Band Lab Japan」との合同演奏会を開催します!皆さまおなじみのディズニーメドレーや銀河鉄道999の名曲とともに、マレーシア・サラワク州のローカルソングもお届けします。楽しいマレーシアの踊りのレクチャーも予定していますので、会場全体で私たちの演奏と一緒に踊って、マレーシアの文化を体感しましょう!
また、特別企画として「指揮者体験」も実施予定です!観客の皆さまが“観る・聴くだけ”ではなく、私たちと一緒に音楽の世界に飛び込んでいただけるような体験型の演奏会を目指しています。
メンバー一同、心を込めて練習に励んでいます。音楽を通じて国境を越えた交流のひとときを、ぜひ体験しにお越しください!
音楽教育界の至宝!! 藤重佳久先生からの応援コメント
吹奏楽の国際交流と発展のために!
今回TBL(The Band Lab Japan)の活動の一環として行われるマレーシアの吹奏楽指導者が日本で吹奏楽の勉強と視察ならびに交流されることを計画されておられます。音楽は地域や時代を越え人々の心を豊にするものです。とくに吹奏楽は音楽経験があまりない方でも容易に演奏することができるジャンルです。日本の若い人が世界に類を見ないほど技術レベルが驚異的に高いことは広く知られています。
吹奏楽を学ぶためには知識だけでなくその運営やセンスはやはり実際に見て聞かなければ学ぶことは難しいのが現実です。日本に比べまだ技術的なことや知識がない外国の方が日本にこられ学ばれることは音楽を通じた国際交流としての意味合いもあり大変意義のあることです。また日本の吹奏楽においても多様な文化の方が吹奏楽を通じ音楽の交流をすることは勉強になります。
吹奏楽演奏の持つ魅力と個性は文化交流として大きな花を咲かせることになるでしょう。そして音楽を通じた国際交流は世界平和につながります。今回代表の山本佳奈さんは実際にマレーシアで活動された経験がありその熱い想いに賛同しています。どうぞご支援ご協力お願いします。
吹奏楽指導者 藤重佳久
~藤重先生とTBL代表&副代表、TBL Japan代表の4ショット📷(2024年1月)~
ー藤重先生プロフィールー
福岡県久留米市に生まれる。中学・高校で吹奏楽活動を行う。武蔵野音楽大学でホルンを田中正大、フーベルト・ブラーデル、大野良雄各氏に師事。在学中より、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団団員として活躍。1980年より精華女子高等学校(福岡県)音楽科教諭に赴任。活水中学校・高等学校吹奏楽部音楽監督を経て、現在は長崎県大村市音楽指導官、島根県浜田市音楽定住コーディネーター、石見音楽文化振興会(島根県) 吹奏楽研究推進室 室長などを務める。2023年4月より京都両洋高等学校吹奏楽部音楽監督(ミュージックマイスター)に就任。
TBLマレーシア来日&吹奏楽視察ツアー応援プロジェクト
100,000円
【返礼品】
・TBL Malaysia メンバーからの絵はがき
・サラワク伝統工芸布バティックを使用した雑貨
・TBL Japanメンバーがあなたのもとに演奏しに行きます!(アンサンブル)