ストーリー
■10回目のINAKAイルミをみんなでお祝いしよう!!
INAKAイルミのバースデードネーションのページをご覧いただきありがとうございます! バースデードネーションとは、誕生日プレゼントの代わりに寄付をいただくキャンペーンのことです。
INAKAイルミは2019年11月22日(金)23日(土)の開催で、10年目を迎えます。そこで日頃お世話になっている皆様に感謝申し上げるとともに、10回目のINAKAイルミをより盛り上げるためにバースデードネーションを企画しました。
毎年のことですが、開催できる日程も限られ、行きたかったけどどうしても行けないという方もおられるのかもしれません。もちろん足を運んでいただけるのが一番嬉しいのですが、もし来られないという場合もこのドネーションで応援の気持ちをいただけるとそれもまたとても嬉しいです。
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できますので、よかったらぜひお願いいたします!
※ 寄付金は決済手数料を除いて、INAKAイルミ運営事務局を務めるNPO法人江の川鐵道に寄付され、INAKAイルミの運営費に充てられます
■INAKAイルミとは
INAKAイルミとは、島根県邑南町で「天空の駅」と親しまれる旧宇都井駅と、その周辺地域をライトアップするイベントです。昨年からは、2018年に廃線となったJR三江線の跡地を活用していることでも注目を浴びています。
星と月しか明かりのない山の中で、ライトアップによって映し出されるその景色はとても幻想的で、多くの人を魅了してきました。
■2度の壁を乗り越え、迎える10回目
INANAイルミは2010年から始まり、今年の開催を持って10回目を迎えます。しかしそれまでに2度、大きな壁にぶつかったことがありました。
1つ目は4年目の開催。当初、田舎でしかできないイルミネーションの開発を目的して進められ、次第に地域の人気イベントとして定着していきましたが、資金や人手不足の問題から開催が危ぶまれました。
しかし住民のなかにどうにか続けていきたいと思う人がいて、ボランティアの募集や、町との協力により開催が継続されることとなりました。
2つ目は8年目となる2018年の開催、JR三江線の廃線が決まった年でした。人口も減少し続け、それに追い打ちをかけるような形で廃線が決定、疲弊した地域がいかに頑張ろうとも報われないのか、と自信を失っていました。
ただ一方でそんな住民の想いに共感して、地域外からもINAKAイルミの運営やライトの設置に携わる人々が増えていきました。これが住民へのエンパワメントにつながり、廃線後も継続されることなりました。
■美しいふるさとの風景を見せていきたい
INAKAイルミは、「このままでは集落の行方が見えない」という住民達が、地域への誇りを再確認し、子や孫たちに美しいふるさとの風景を見せていきたいという思いをもって実施しています。
イルミネーションの設置を何週間も前から一つ一つ手作業で行い、当日は屋台の出店や交通整理など様々な形で、足を運んでくれた人々を楽しませようと頑張っています。
■地域に未来への光りを示すことができるために
しかし、高齢化が進み、次第に継続が困難になりつつあります。そこで私たち江の川鐵道は10回目のINAKAイルミを祝福すると同時に、地元の住民達が手作りで進めるイベントを資金的にも、精神的にもサポートすることを目指します。
地域の未来をあきらめることなく取り組む住民達の思いが叶い、INAKAイルミが素敵なイベントとして成功させることで、訪れる人たち、帰ってくる子や孫たちに感動を提供し、地域に未来への光りを示すことができるために。