進学先の学校と進学生の様子 - 女子編 -
2024/10/23 17:44

キニティウを卒業し、中学校へ進学している女の子たち。
ムロ族のパオリンとクミ族のクレショイ
ふたりは今年1月から中学校へ入学(バングラデシュで小・中学校の年度は1月に始まり、12月に終わります)
進学先で、女の子はスクールユニフォームだけじゃなく、ホステルドレスも用意しなければなりません。トップスが黄色系、スカートが赤系と決まっていて、ふたりの分はキニティウの先生が縫ってあげました。
パオリンの好きな教科は英語とベンガル語、クレショイは社会です。
ムロ族のキンルンは、キニティウの頃から、ふたりの一つ先輩
女の子の寄宿舎は、男の子のと見比べると、やっぱりきれいですね
女の子たちの給食風景
キニティウでは2019年に給食を開始して以来今日も、一日二食。育ち盛りの自然児たちはいつもお腹ぺこぺこで、ちょっとかわいそうだけど、ギリギリの学校運営なので、三食の夢は未だ叶わず…進学先では一日三食、よかったね!
現在支援をしている女の子は5人全員、2019年にキニティウで撮ったプロフィール写真が残っていました。
まだ5年だけど、成長を感じます。
ノイライとノイホイ(この記事トップ写真)
クミ族の女の子ふたりが、私たちチョトベラの最初の進学支援生です。
2019年にキニティウ運営を開始して、いっしょに、水道の開通※や給食の開始を喜び、アートクラスや、スタディツアーで山(丘陵地帯)から初の海へ行くなど、彼女たちとは、短い期間でも色々な思い出をつくり、親しみ…大切な存在となりました。その年の12月、小さな卒業式(トップ写真)を開いて、もっといっしょにいたかった寂しさを感じながら、初の卒業生として送り出しました。その時、私はまだ、当地域の子どもたちの進学状況や壁となる問題をよく知らず、小学校を終えたら中学校へ行くものだと勝手に思い込んでいました。卒業生がどうしているか知ったのは、卒業後数ヶ月してから…ノイライとノイホイは中学校(同進学先)の半額免除枠で進学していましたが、コロナ禍で、ますます学費が払えない家計状況だと。ふたりの同期だった女の子は親が決めて結婚をしたと…コロナ禍でバングラデシュの教育機関が閉鎖、ノイライとノイホイも疎開し、家事や焼畑を手伝う日々が続いて、学校にはもう戻れないかもという不安に駆られていました。※水道は故障し、再び水汲み生活へ
そんなふたりの姿、言葉、私たちへの信頼から、進学支援を始めていくことに。
思入れのある私がまず、最初の里親となりました。
ふたりは現在10年生(日本の中学校卒業レベル)で、来年から高校レベルへ進みます。
この前会った時、進学先でコンピュータークラスを受けていること、その成果や好きという気持ちを共有してくれました。
家事や焼畑するふたりもここに載せておきます…それは、私から見て、これが素晴らしく、尊敬に値する姿だから。私は、キニティウやチッタゴン丘陵の子どもたちを可哀想だと思って見たことがない…最初からずっと。可愛くて、イノセントで、逞しくて…すごい!と思っているから、いっしょに何かしたい、みなさんに紹介したい、そのために成長を支えたいと思っています。
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10月27日(日)までです!
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ご協力・応援のほど、どうぞよろしくおねがいします。
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