進学先の学校と進学生の様子 - 男子編 -
2024/10/14 23:00
キニティウを卒業し、中学校へ進学しているムロ族の男の子たち。
トンプレとレンチョン
2019年に撮った、キニティウスクールのプロフィールボード用の写真と比べると、とても感慨深いです。
中学校の寄宿舎は、写真のように、勉強机、その横に小さなベッド(マットレス)、蚊帳などが備えられています。
レンチョンが抱っこしてるのは彼の弟。彼を含めて兄弟が3人、姉妹が4人います。家族は焼畑農業で生計を立てており、お母さんが盲目なため、兄弟姉妹はお母さんを手伝います(お母さんのインタビュー動画もありますが、ここには載せません)。お母さんは盲目ですが、「家のどこに何があるかは自分で分かるから、子どもに家事を手伝わせるより、資金さえあれば学校に行かせたい」と言いました。この地域の、この世代が、たとえ健全でも、なかなか口にできない言葉です。
レンチョンの好きな教科は、英語とベンガル語。将来の夢は、お母さんのような人を助けるお医者さんとのこと。
メンヤは、今年1月に中学校へ進学、2月に行われた運動会の3競技で一位(三冠王!)となり、表彰台に上がりました!元々の素質か、キニティウで養われた力か…分かりませんが、私たちも親のように喜び、誇らしい気持ちになりました。でも、好きな教科は数学。
男の子たちの寄宿舎風景
ングイン(この記事トップ写真)は、2021年にキニティウで行ったカメラクラスでの輝きや、2023年のスタディツアーで初対面の人に自分から挨拶の握手を交わしていた様子とかが、私の目に焼きついています。好きな教科は社会。
男の子たちの給食風景
校庭でフットボールをする様子
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