ストーリー
10月15日で42歳の誕生日を迎えます。
今年は、誕生日プレゼントの代わりに、『若者たち』が「実現したい」を叶えるのための寄付をお願いできませんか?
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。
■ 私と若者支援のつながり
私が育て上げに入職したのは2008年の7月1日。忘れもしない自分の結婚式翌日の入職でした。私は前職が「グレーゾーン」と呼ばれる「境界児=はざまの子」の高校生活を送るサポート校の教員をしていました。その中で『彼らが卒業後どのように社会参加していくのか…』『親なきあとはどのように暮らしていくのだろう』などと様々な関心を持ち始め、通信制高校卒業後の進路や社会とのつながりの活動に興味を持ちより幅の広い年齢や社会状況の方々と出会える場である育て上げネットを選び今の業務を行っています。
■ 私が育て上げのために寄付を集めようと思ったきっかけ
私は1977年10月15日、午前11:48に2700㎏で産声を上げました。私は勉強は大の苦手、運動も劣っている、特に何も長所があるこどもではありませんでした。小学生の頃、6年間小学校で先生が「この問題わかる人…」と言って手を挙げることは一度もありませんでした。通信簿に「堀内くんが手を挙げて発言できるようになるといいですね…」と先生からのコメントが6年間書かれていた通知簿を見て母はただただ泣いていました。中学ではさらに勉強が分からなくなり、進学できる高校もほぼない…。男子高に進んだのですが不本意入学の私は居場所もなくなりました。ただ唯一仲のいい友人がファーストフード店でのアルバイトを始めて高校ではバイトが唯一の居場所でした。
居場所の大切さを知って私は福祉を志すことにしました。私は成績不振だった当事者として「成績が良くても悪くても受け入れてもらえる居場所」「居場所で様々な人と交流して人は成長していくもの」であることを身に染みて感じています。2700円という金額も私の生まれた体重でまずはそこを目標にしています。生んでくれた父、母、今まで出会ってくれた方に感謝を込めてバースデイドネーションをしたいと思います。
■ 寄付金の使いみち
若者が顔を見せてくれる「居場所」に通うためには交通費がかかる方もいます。JRの初乗り140円、バスの初乗り220円の金額も親にお願いして出してもらうことが出来ずに、社会参加をためらう若者がいます。2700円という金額は大変少額ではありますが、ハローワーク、サポートステーション、居場所などへの往復分の交通費として使わせていただきたく考えております。2700円を270円ずつにすれば約10人が1回社会参画をする機会を得ることができます。
どうぞよろしくお願いいたします。