副理事長の斉藤からのメッセージ!
2019/9/28 13:31
「豊かな人生はどう作られるのか。」
2011.3.11
東日本大震災の後、2011年4月から気仙沼に移り住むと同時に、その問いと常に向き合うようになりました。
毎日何ができているかもわからない中でも自分にできることを重ねている中で、血縁地縁をこえた絆やつながり、個人の主体性や課題解決力、レジリエンスの必要性は、様々なところで言われるようになりました。何より自分自身がその多くを気仙沼での暮らしで体感させてもらいました。
底上げでは、高校生や大学生に寄り添い一緒にチャレンジすることで、その人との関係性を丁寧に築きながら、自分のやりたいことを表現し他者に貢献できるような仲間を作っているんだと思っています。
人の人生の主役はその人だから、僕は他者に対して答えを持っていないし、変えることもできない。
それでも一緒に歩むことはできるし、探しにいくことはできる。
少なくとも自分は周りの人たちや環境にそうしてもらったことで、夢をかなえることができたり、ありたい状態を見つめながら生きることができています。いまのところ。(笑)
感動を一緒につくることができ、大変な時には寄り添える仲間が増えることで、自分一人の手では届かない人にも豊かさが広がることを願って。
認定NPO法人底上げ 副理事長 斉藤祐輔
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