和歌山県新宮市を拠点に、医療的ケア児や重症心身障がい児とその家族への支援を行っています。
たくさんの楽しい気持ちや心がワクワクするような経験を子供たちや家族に提供し、地域・社会と共に支え合う社会を目指して活動をしています。
ストーリー
私たちは2024年7月28日に設立1周年を迎えます。
nearを必要としてくれる子ども達とそのご家族
near立ち上げから支え続けてくださった皆さま
イベントや日々の活動に関わってくださった皆さま
たくさんの方々のお力添え、お心添えのおかげで1周年を迎えられたと思っています。
心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
この度私たちは、2年目の活動をより広げるためのバースデードネーションに挑戦します。
誰かの近くに
誰かのそばに
誰にでも寄り添える存在でありたい
設立した時に掲げた想いを核として。
これまでのたくさんの経験や出逢いを糧として。
そして、nearを必要としてくださる方々に、より手を差し伸べられる団体となるために。
どうか仲間となり応援していただけないでしょうか?
そして共にnearの2年目の一歩を踏み出していただけませんか?
1周年のお祝いと、応援の気持ちをご支援という形で届けていただけると嬉しいです。
皆さまからの心温まるご支援を心よりお待ちしております。
■ 医療的ケア児を知っていますか?
医療の進展が進むにつれ、近年の日本では「医療的ケア児」と呼ばれる子どもたちが増加しています。
医療的ケア児とは「日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療的ケアを受けることが不可欠である児童」(医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律より)を指しています。
医療的ケア児の数は、2019年には全国で2万人以上いると推計されています。
10年前と比べると、6千人近く増加しており、今後も増えることが予想されています。
■ 医療的ケア児や重症心身障がい児、その家族の置かれている現状
医療的ケア児をめぐる状況については、常時の医療的補助が必要なことから子どもたちの受け入れ先となる病院や障害者施設、学校などの施設が限られることや、主たる介護者となる家族の負担が長く指摘されてきました。
そんな中、2021年に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行され、各施設に対して受け入れに向けた努力の「義務化」や、窓口の連携をサポートする「ケアセンター」の設置が進みはじめています。
とはいえ、状況はまだ改善には程遠い状況にあります。
例えば介護者の負担を軽減する「レスパイト(休息・休憩という意味です」のニーズが高まっているのに対し、その受け入れ先となる医療型短期入所事業所の数は全国で349箇所にとどまっています。
また、私たちが活動する紀南地方のような、役所や民間の人手不足が深刻な地方では、どうしてもお金も人も足りず計画がなかなか進んでいない場所もあります。
子どもたち、家族ともに様々なハンデ・負担を背負ってしまう状況をどのように変えていくのか。
それは、どのようにインクルーシブな地域作りを進めていくのかという課題でもあります。
■ 私たちが目指す社会
私たちが目指すのは、みんなの命が平等に扱われる社会です。
それはこの世界に生きる一人ひとりが生存でき、社会の中で他者と共に与え合う可能性から排除されない社会でもあります。
私たちはたくさんの楽しい気持ちや心がワクワクするような経験、そしてその場や機会を子どもたちや家族に提供し、地域・社会と共に支え合う社会を築き上げていきたいと考えています。
誰かの近くに
誰かのそばに
誰にでも寄り添える存在でありたい
そんな想いを込めてNPO法人nearを設立しました。
■ 寄付金の使いみち
医療的ケア児や重症心身障がい児、その家族がたくさんの楽しい気持ちやワクワクするような
ハロウィンやクリスマスなどのイベントや、
数年後のレスパイト建設のための活動資金として活用させていただきます。