ウガンダ渡航を通して感じたこと(社会人メンバーもも)
2024/7/8 09:00
こんにちは!コンフロントワールドのももです。
私は今年のゴールデンウィークに、ウガンダ共和国の中央部ブタンバラ県に行きました。
コンフロントワールドに入って5年弱ですが、現地への渡航は、実は今回が初めてでした。
このウガンダ渡航を通して、特に感じたことが2つあります。
現地に行かないと分からないことがある
現地に行ったから分かったことを、現地に行ったことのない人に、伝えることから逃げたくない
帰国してから2ヶ月経ちますが、今もこの2つが自分の中で錯綜しています。
突然ですが、コンフロントワールドが作ったトイレ(上)と、それ以前に使われていたトイレ(下)を見て何を感じるでしょうか。
(地面に掘られた穴に木の足場がかけられています)
私は、安全で衛生的な場所で用を足せるようになったことが、いちばんの嬉しい変化だと思ってきました。
今回の渡航では、トイレが建設された家庭、トイレが未建設の家庭を訪問し、住人の方に直接いろいろなお話を伺いました。
その中で、印象的だったのは、トイレにより、家の尊厳が上がったという話です。
「これまでは、外で用を足していたことで、恥ずかしさから、人を呼ぶこともできなかった。今は人を呼ぶことができるし、周囲からもトイレがある家として、敬意を持ってもらえる。」と。
トイレは用を足すためのもの。そんな自分の考えが揺れ動く感覚でした。
小学校に貯水タンクがあることが子どもたちが学校にくるモチベーションになると聞いて、どう感じるでしょうか。
現地NGOスタッフがしきりに話してくれた「貯水タンクが学校にいく”モチベーション”になる」に対して、当初の私はモチベーションという言葉がピンときていませんでした。
渡航中に訪問した家庭には、もちろん水道はありませんでした。
家に水道がないということは、喉が乾いたと思っても飲むものないし、服がどろどろになっても洗うこともできないのですよね。そうなると、どんなに遠くても、手に入る水が綺麗だろうがそうでなかろうが、汲みにいかない選択肢はありません。
この環境を経験して、現地パートナーの話が、初めてストンと落ちる感覚がありました。
トイレや水は、生きるために本当に欠かすことができない存在。
頭で分かっていたことを、今回の渡航の中で、全身で感じました。
コンフロントワールド、ウガンダ・ブタンバラ。
何でここでって言われても、偶然出会ってしまったからとしか言えないのですが
こうして繋がった以上、やっぱり離れることはできない場所であり
私はコンフロントワールドで活動を続けていきたい、ブタンバラに水を届けたいと素直に思いました。
また、いつも応援して、支えて下さる方々に、しっかりと現地のことを伝えることも、自分たちの責任だと再認識しました。
今のこの感覚を大切に、現地に行ったから分かったことを、これからもっとお伝えしていきたいと思っています。
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