フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、次の25年を担う子どもたちを、ともにサポートしてくださる仲間を求めています!
よりよい未来の社会ために、
今、子どもが声をあげられる社会をつくることが必要です。
そのためには、子どもの声に耳を傾けられるおとなが必要です。
私たちフリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、すべての子どもは社会の課題を解決し、変化を起こす力をもつ「チェンジメーカー」と考え、子どもたちとともに活動しています。
途上国支援や環境活動など、子どもたちが問題意識を感じて「どうにかしたい」と考える課題に対し、子どもたちが主体となって取り組むことをバックアップし、一人一人の可能性を広げるサポートをしています。
現在約1000名の子どもたちが当団体の子どもメンバーとして登録して活動していますが、私たちは設立当初から子どもメンバーからは会費を集めず、おとなのサポーターや企業からの寄付や助成金を元にした限りある予算とスタッフで、子どもたちのサポートと団体運営を行なっています。
これは、人や地球のために何かしたいと思う子どもたちの誰もが安心して活動に参加してほしいからです。
現在の日本社会は、子どもの貧困や教育格差が広がり、2023年は子どもの自殺者数が過去2番目の多さと報告されるなど、子どもたちを取り巻く環境は危機的な状況となっています。
未来の社会を担う子どもたちが、社会に対して無力感を感じたり、自己肯定感が低くなっているなか、子どもたちのためにも、未来の社会のためにも当団体の取り組みの意義は高まり、ますます多くの子どもたちの声に寄り添い、その力を育てたいと強い情熱をもって活動している私たちですが、現在の体制に限界を感じているのも事実です。
そこで、この創立25周年の節目に、スタッフを増員するなど体制を強化し活動を広げるため、月々1000円からのキッズパワーサポーター(マンスリーサポーター)を増やすことを目指し、今年度の目標として、新たに100人のサポーターを募集するキャンペーンをスタートしました。
是非この機会に私たちと共に子どもの力を育てる仲間になっていただけたらうれしいです。
現在のメンバーやOB・OGの声、スタッフのメッセージを随時アップしていきますので、私たちの活動を知り、いっしょに子どもたちの力を育ててください! どうかご協力をお願いいたします!
【募集概要】
◆主催:NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
◆期間:2024年6月21日〜12月31日
◆目標サポーター数:100名
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。
ストーリー
「安心してください。子どもに、子どもの権利を伝えても、ワガママになりませんよ!」
代表 中島早苗 25年を振り返って感じること・・
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)を設立した1999年は、日本人による子どもへの買春(金品で子どもの性を買うこと)が国際的な問題となって、取り締まる法律が成立した年でした。FTCJとしてこの問題に取り組もうと、性産業で働かされているフィリピンの子どもの救出・支援活動や、買春をなくすための啓発活動や子どもの権利を伝えることから始めました。
当時、子どもの権利を伝える活動をしていると、「子どもに権利を教えると、自己主張ばかりして、ワガママになるからなぁ。」と、ある学校の先生に言われたことを今でも思い出します。子どもの頃に子どもの権利を知らずに育った私はその言葉を聞いて、子どもに権利を伝えると、どうなるのかの事例を実体験としてほとんど持っていなかったので、異を唱えることができませんでした。
でも、今、25年の活動を重ね、はっきりと声を大にして言えます。
「安心してください。子どもに、子どもの権利を伝えても、ワガママになりませんよ!」と。
日本では、子どもをまんなかに置いた社会づくりをしていこうと、こども基本法ができました。
この法律がしっかりと社会に根付き、子どもの権利をはじめ全ての人の人権が大切にされる日本に、そして世界になるよう、25年の活動を振り返りながら新たなフェーズへと皆さまとともに歩んでいきたいと思っています。
ビジョンを達成するには程遠い現状があり、もどかしい思いですが、それでも、活動当初から比べるとゆっくりですが、着実に子どもの権利の実現へと環境が整いつつあるという実感もしています。
この歩みを少しでも早めるためには、より多くの子どもたちをエンパワーメントする必要があります。
それには子どもの活動を支えるスタッフを増やすことが必須です。
いま、ほんとうに一緒に支えてくださるサポーターを必要としています。
どうかご協力よろしくお願いいたします。
団体の設立ストーリー
●フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)とは?
FTCJは、カナダの12歳のクレイグ少年によって1995年に設立された Free The Childrenのパートナー団体として1999年に日本で活動を始めたNPO(非営利団体)です。2024年で創立25周年を迎えました。約25年、日本の子どもの社会貢献活動をサポートするとともに、世界の貧困地域に住む子どもたちの教育や健康に関する支援を行っています。
●すべては12歳の少年からはじまった
1995 年のある朝、カナダに住む12 歳のクレイグくんが学校に行く前にマンガを読もうと新聞を手にしたところ、下の記事が目に飛びこんできました
----12歳の少年活動家、射殺される。パキスタンのイクバル・マシーは、4歳の時に工場に売られ、毎日12時間の危険な労働をさせられていたが、10歳の時になんとか脱出した。その後、児童労働反対を訴えるため世界中をまわっていたが、何者かにより殺された。----
クレイグ少年は、自分と同い年のイクバルの死や、自分とのあまりにも大きな環境の違いを知り、とてもショックを受けました。そこで、「同じ子どもの問題なら、自分たち子どもで取り組もう」と立ち上がり、クラスメイトと一緒に"Free The Children"を設立。これが、フリー・ザ・チルドレンのはじまりです。
●子どもだからこそできることがある
12歳のクレイグくんの活動は世界の子どもたちに広がり、日本では1999年に活動がスタート。現在、25歳以下の子ども・若者1500名以上が、主体的にボランティア活動に参加し、人や地球のことを考え、SDGs達成のため、社会貢献活動に取り組んでいます。
寄付金の使途
これまでの25年の歩みをとめることなく、さらに前に進むために、国内外の子どもたちをエンパワーメントするために使わせていただきます。
人件費
もっとも不足しているのが事務局スタッフの人件費です。子どもたちを支えるスタッフを増やすために使わせていただきます。
スタッフが増えればより多くの子どもの支援や活動サポートをしたり、運営体制を強化することができます。そして今すでに、土日と昼夜に子どもの時間に合わせて寄り添い働いているスタッフへかかる負荷も減らすことができます。
事業費
下記の海外、国内の事業のために使用します。
①海外支援事業・・・貧困下で暮らす開発途上国の子どもとその家族が自立できるよう、4つの柱(教育、水、保健、収入向上)をうちたて、コミュニティ全体を支援する事業を実施しています。
②国内事業・・・貧困や虐待など困難な状況に置かれた子どもへの支援活動(スカラシップ制度や入学・進学応援金制度)を実施します。また、国内外の社会問題を伝えるだけでなく、「自分ゴト」として考えアクションを起こすチカラを育て、個人・学校・家族・企業・自治体や政府と共にムーブメントを起こしていきます。
その他
事務所で使用する物品の購入や業務委託、電話回線やオンラインシステム利用料などに使用します。
寄付金控除について
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2012年3月16日より「認定NPO法人」として東京都より、子どもの権利の分野において、最も早く「認定」を受けたNPO法人のひとつです。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンへのご寄付は寄付金控除の対象となります。
当団体に対するご寄付には、「特定寄附金」とみなされ、「税額控除」、「所得控除」の2つの控除のうち、メリットが大きい方を選ぶことができます。下記、当団体のウェブサイトをご確認ください。
代表からのメッセージ
子どもたちが変化を起こせるよう力を貸してください
私たち認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、すべての子どもたちは社会の課題を解決し、 社会に変化を起こす力をもつ「チェンジメーカー」だと考えています。
子どもたちが、自分の力を信じ、自分には社会を変えられる力があることに気づくことで、 チェンジメーカーとしての無限の可能性が広がることをサポートしています。
しかし、私たちは設立当初から子どもから会費を集めていません。環境や人権が守られ平和な世界をつくりたいと思う子どもには、誰でも無料でメンバーになって活動に参加してアクションを起こして欲しいからです。
その信念を貫き、これまでに延べ18万人以上の日本の子どや若者を主な対象とし、国際問題や人権、平和、共生社会に関する啓発・育成事業を行ってきました。その日本の子どもたちの声が力となり、途上国の教育自立支援を行い、延べ10万人以上の子どもやその家族への支援を実施してきました。
25年間、わたしたちは子どもの力が世界を変えていくさまを間近で見てきました。
だからこそ、国内外の子どもたちが声をあげられるよう、ぜひ子どもの力を育むサポーターとなって、お力添えをいただけないでしょうか。
ぜひサポーターとして、一緒にチェンジメーカーの今と未来を応援していただけませんか?