はじめての無料カウンセリングを実施しました。
2024/6/9 21:00
キャンペーン開始から一週間で2名の方から21,377円のご支援をいただきました。また多くの方に投稿のシェアをいただきました。本当にありがとうございます。
今週は初の無料カウンセリングを実施しました。5歳の男の子とご両親が揃って訪問されました。主訴としては発話の遅れです。半年後には小学校に入学する時期なのに基本的なことしかしゃべることができず、何かしらの特性があるのではないかと思ったとのことでした。詳しくお話しを伺いつつ、大体二時間ほど発達障害に関する基本的な知識をお伝えしました。すぐに病院に行って医者の診断を仰ぐとのことでした。
今回の案件で驚いたのは、幼稚園入園児には、ご両親はお子様に何かしらの発達特性があるのではと疑っており園側には折に触れて相談していたとのことでした。入園して約三年、園側からは医師の診断やセラピーを勧められることはなかったそうです。なお男の子は10分でも一緒に過ごせば何かしらの特性があることが想像できる子でした。モザンビークといえど、首都の幼稚園のスタッフに発達障害に関する知識が全くないとは考えにくいのですが。
日本の事例ですが、文科省の2022年の調査では、小中学生の8.8%に学習面や行動面で著しい困難を示す発達障害の可能性があるとされています。今回来てくれた子は可視化されていないだけでもっといるのだろうなと思っています。
この活動をより多くの方に届けたいと思っております。応援よろしくお願いします。
写真は私たちのカウンセラーです。写真や絵などの視覚情報を使ったコミュニケーションの有効性をお伝えしている場面です。
← 活動報告一覧へ戻る