【財源はゼロ】それでも子ども病院にファシリティドッグの癒しを届けたい!犬たちと臨む新事業を応援してください!

寄付先

公益財団法人 日本補助犬協会

日本補助犬協会

支援総額

4,623,256円

/ 13,000,000円

35%
  • 支援総額

    4,623,256円

  • 支援者数

    175人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2024年6月19日

  • 終了日

    2024年8月31日

キャンペーンは終了しました

子ども病院に勤務し、辛い治療に寄り添うことで子どもたちに笑顔を届ける「ファシリティドッグ」。病院に癒しと笑顔を広げている犬たちの育成には、多額の費用が必要になります。そのために、国内ではまだ4頭しか育成事例がありません。

一方で、私たち日本補助犬協会には、補助犬を目指す有能な犬たちがたくさんいます。厳しい基準をクリアして補助犬になる犬の中に実は、ファシリティドッグに向いている犬たちもいます。

彼らを訓練して、全国の子ども病院に派遣したい。

病と闘う子どもたち一人一人に、犬たちがもつ癒しの力を届けたい。

日本補助犬協会はそう願い、新事業を始めることにしました。

助成金などもつかない、ゼロからの厳しい挑戦です。ぜひ、応援をお願いします!

【募集概要】

◆主催:公益財団法人日本補助犬協会

◆期間:2024年6月20日(木)〜8月31日(土)

◆目標:1300万円

◆用途:チームジュリエットの子ども病院訪問活動費として大切に活用させて頂きます。

◆御礼・特典:御礼メール・活動報告書の送付、サポーター証明書の発行、記銘等

*クレジットカードおよびAmazon Payによる1回あたりの寄付上限額は30万円となります

*複数回ご寄付いただき寄付額が30万円を超えた場合には、合計額の「御礼・特典」を適用させていただきます

ストーリー

関テレ「newsランナー」にてプロジェクトジュリエットが取り上げられました!

私たちについて

日本補助犬協会の使命

私たち公益財団法人日本補助犬協会は、「街角で当たり前にユーザーと補助犬に出会う社会」を目指し、人と動物の豊かな共生社会の一助となれるよう活動しています。国内で唯一、盲導犬、介助犬、聴導犬の3種類の補助犬を育成・認定できる団体として、2002年の身体障害者補助犬法(以下「補助犬法」)施行を機に設立されました。

啓発活動

身体障害者補助犬法により、ユーザーが補助犬を同伴して交通機関や商業施設を利用することが認められています。毎年「もっと知って補助犬キャンペーン」を実施し、学校での授業・企業等向けセミナー・補助犬ガイド士養成講座を開催しています。

これまでの実績

設立以来、私たちが育成し無償貸与してきた補助犬の数は122頭(盲導犬:41頭、介助犬:25頭、聴導犬:56頭)に上ります。

ファシリティドッグを子ども病院に派遣したい!

日本補助犬協会が取り組む「ファシリティドッグ」事業とは?

ファシリティドッグとは

ファシリティドッグは、専門のトレーニングを受け、病院などの施設で活躍する犬のことです。信頼する訓練士と共に、入院や治療に向き合う人々の元へ派遣されます。
治療や入院生活の寄り添いなどを行い、治療と向き合う人々の心を励まします。犬と優しい時間を過ごすことで、辛い治療に対しても前向きになれるように介入します。

病院でのファシリティドッグの重要性

大人でも病院での治療は辛いものです。痛みを伴う注射、先行きの見えない検査の日々、手術など、本人や家族に多くのプレッシャーやストレスがかかります。こうしたシーンでファシリティドッグは寄り添い、心を和らげてくれます。

日本におけるファシリティドッグの現状と課題

日本では主に子ども病院へファシリティドッグが派遣されています。国内の子ども病院での活動は認定NPOシャイン・オン・キッズさんが育成している数頭のみです。素晴らしい取り組みにもかかわらず、まだまだ数は不足しています。本当は一つの病院に一頭ずつ、ファシリティドッグがいてくれたら…と願わずにはいられません。また、育成活動は今のところ関東周辺に集中しており、地域格差なく全国のこども病院にファシリティドッグを派遣するには、適性のある候補犬の確保や専門訓練士の養成、その費用も課題と考えています。

日本補助犬協会の取り組み

日本補助犬協会は設立以来、姉妹校連携協定に基づき22年間、オーストラリアのビクトリア盲導犬協会が繁殖する世界的にも良質な犬たちを日本で育成し、122頭の盲導犬、介助犬、聴導犬を社会に送り出してきました。私たちが育成する補助犬は、ファシリティドッグとしての資質も備えており、専門的な訓練技術やこれまでに培った世界ネットワークがあります。

今後の展望

私たちは、子どもたちに寄り添うファシリティドッグの育成に向け、活動の幅を拡充しました。補助犬に向く犬の中から、ファシリティドッグに向く犬を選抜し、全国のこども病院に派遣したいと願っています。

そこで私たちは今年、関西からファシリティドッグを育て、子ども病院に派遣する「プロジェクト・ジュリエット」に挑戦します!

日本補助犬協会のチャレンジ:プロジェクト・ジュリエットとは

いま介助犬として活躍している優秀な4歳のラブラドール・レトリバー「ジュリエット」が率いる「チームジュリエット」よる取り組みです。チームには、ジュリエットとともに活動する、医療従事者や福祉に関わるメンバーが在籍しています。

このチームが実行メンバーとなり、大阪を中心とした関西圏でのファシリティドッグ育成・派遣プロジェクトを推進していきます。ぜひ、多くの皆様から応援をいただきたいと願っています。


介助犬ジュリエット

このプロジェクトのシンボル「ジュリエット」をご紹介します!

オーストラリア育ち。ビクトリア盲導犬協会でエクセレント評価を得た後、日本補助犬協会に贈られ、介助犬となるトレーニングに奮闘する傍ら、自閉症児向け補助犬のプログラム構築にも寄与しました。2023年3月中村薫医師と共に、公益財団法人日本補助犬協会第38回身体障害者補助犬認定審査会を受験、見事合格し「介助犬」として認定されました。その後は、中村薫医師の診療に寄り添う傍ら、病院やリハビリテーションセンターでの補助犬介在活動に参加し、子ども病院でのファシリティドッグ活動のスタートに向けて担当訓練士と共に医療機関におけるファシリティドッグの訓練検証を続けています。この1年間、日に1000名(職員・利用者)を超える規模の医療施設で、そこに集う人々と触れ合い、見守られてきました。 
 

なぜ、いま関西からファシリティドッグを育てたいのか

プロジェクト・ジュリエットのリーダー 中村薫先生

関西には、介助犬ジュリエットと共に病院や高齢者施設で医療活動を行っている医師の中村薫先生がいます。「プロジェクト・ジュリエット」のチームリーダーです。

中村先生と介助犬ジュリエット

中村薫先生は、難病を患いながら患者の治療に向き合う現役の医師です。治療が叶わない病を得て、介助犬ジュリエットを日本補助犬協会から迎えました。ジュリエットはドアを開けたり必要なものを取ってきたりする生活面での介助のほか、先生が理事長を務める社会医療法人栄公会の病院での診察やリハビリ、隣接する高齢者施設での活動にも寄り添っています。

ジュリエットとの日々

ジュリエットと出会って一緒にすごす日々に「心が休まっている」と言う中村先生は、介助犬との日々で、日常生活での負担軽減以外に、想像をこえた安らぎをもたらしてくれる犬との関係に気付きます。また、ジュリエットは、先生が医師として行う治療においても患者の心を落ち着かせ、前向きな気持ちにさせる役割を果たしてくれています。

中村先生の夢

いま先生は「自分がジュリエットから受け取ったものを、今度は病気や障がいをもつ子どもたちに届けたい!」と願っています。その為に、ファシリティドッグに必要な医療機関でのトレーニングの協力を全面的に担い、自身の拠点である大阪・泉佐野市から病院にいる子どもたちに届けることが中村先生の夢です。

私たちの願い

この先生の思いを、関西から全国へ形にしたいと私たちも願っています。

 
 

補助犬の可能性と私たちが取り組む理由

今回、私たち日本補助犬協会は、子ども病院に入院している子どもたちを対象にしたファシリティドッグの派遣を行うために、このプロジェクトを進めることを決めました。

限られた空間にいる子どもたちへ

入院している子どもたちは、限られた空間の中で生活しています。そんな子どもたちも、犬だからこそ分かり合える時間があると私たちは信じています。こういった状況にある子どもたちにこそ、ファシリティドッグとの時間を届ける必要があると考えています。

ファシリティドッグの効果

子どもにとって、病院での治療は非常に大変です。痛い治療や様々な検査を受けなければならず、子どもたちは辛い思いをしています。機嫌が悪くなったり、検査や治療に「行きたくない」と言う子もいます。
そんな難病を患う子どもにとって、ファシリティドッグの介在は大きな効果を発揮します。すでに海外では多くの事例が報告されており、日本でも一定数見られています。

日本補助犬協会の取り組み

日本補助犬協会は、自己免疫不全の難病を発症し病院へ毎週通わなくてはならない子どもに寄り添う活動を続けてきました。ファシリティドッグとして病院に入ることはできませんでしたが、別の場所でその子の大好きな犬に会わせることで、子どもの心とその家族を和ませることができました。

犬の存在の大きさ

犬を連れて行くと、その子は特に何かを言うわけでもなく、ただぎゅっと抱きしめます。そして「一緒に寝たい」と口にしていました。子どもにとって、理屈ではないところで犬の存在が大きいことが、その様子ではっきりとわかりました。

プロジェクトの目標

ひとつの事例ではありますが、このように少しでも安らぐことができる状態を、病と闘う子どもたちに一人でも多く届けていきたいと考えています。

第一歩は関西拠点の立ち上げ、全国展開を目指して

「補助犬」の中にはファシリティドッグに向く犬がいます。私たちは本プロジェクトを通して、ファシリティドッグを育てる「関西拠点」をつくり、今後も活発に活動を続けていける状態を作りたいと思っています。

今回は、連携先病院がある大阪からプロジェクトをスタートします。訓練士のいる医療機関で犬たちをトレーニングし、ファシリティドッグとして育てた後には、彼らを日本全国の子どもたちのもとへ派遣していきたいと考えています。

現在、関西にはファシリティドッグを継続派遣できる組織はありません。子どもたちに笑顔を届けるために、まず私たちがアクションを起こし、社会へ笑顔を広げていきたいと願っています。

寄付の使い道

皆様にいただいたご寄付は、チームジュリエットの子ども病院訪問活動費として大切に活用させて頂きます。

最後に

日本補助犬協会「補助犬介在教育研究センター」朴善子所長の想い

随分前になりますが、国際盲導犬連盟の大会開催国で「犬介在事業」を視察した私は、その取組みの素晴らしさに心を動かされました。海外では当時から、盲導犬だけでなく介助犬や聴導犬、更に様々な場面で人に寄り添う犬たちが活躍しており、犬たちの周りにいる人々は皆さん笑顔でした。海外で見たあの景色を、日本で見る機会は未だほとんどありません。

日本補助犬協会は、2002年身体障害者補助犬法が施行されてから22年間、3種類の補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の育成・認定・啓発に邁進してきましたが、これからは補助犬の活躍する場を拡充いたします。そして社会に「人と犬の関係はもっと汎用性があること」を知っていただく活動に尽力し、その具体的な取り組みとして「こども病院へのファシリティドッグ派遣」を実現いたします。

とは言え、これまでの概念を変え、新しいことを始めるのは大変です。このプロジェクトでは、医療機関との連携がとても大切ですので、中村薫医師と社会医療法人栄公会との取り組みがなければ、こども病院にファシリティドッグを派遣する「チーム・ジュリエット」は誕生しませんでしたし、実は中村薫医師が人生の伴侶として介助犬を迎えようと考え始めた時から、この「プロジェクト・ジュリエット」は始まっていたようです。

「犬が繋ぐ優しい時間を、次の誰かに届けたい!」皆さまの応援を是非!お願いいたします。


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代表:新井敏之

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