2024年4月にケニアで大洪水が発生しました。一般社団法人A-GOALがサッカーリーグを開催するアフリカ最大のスラム、キベラスラムでも甚大な被害が出ています。被災した世帯を少しでも助けるため、マットレスや毛布、食料といった緊急物資を被災者に届けます。
ストーリー
【2024.5.19追記 緊急支援クラファン目標金額達成&ネクストゴール】
お陰様でクラウドファンディング開始から10日で目標金額である25万円を達成しました。A-GOALのHPからご寄附いただきました支援金と合わせて、現在278,878円のご支援を頂いています。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。
早速、現地に送金させていただき、被災者の方々にマットレス・ブランケット・食糧を配布する詳細を現地と打ち合わせ中です。
今回ご寄附いただいた25万円で、新たに50世帯に支援を届けることができます。5月3日にキッコーマン株式会社の支援金を基に実施した緊急支援と合わせて、合計100世帯に支援を届けられることになります。
しかし、被災者の数はキベラスラム内だけでも少なくとも3400人と、まだまだ多くの方が支援を待っています。
そこで、期限としていた5月31日までのネクストゴールとして、50万円を設定させていただきます。
引き続き、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
キベラスラムで大洪水
東アフリカのケニア共和国では、今年3月から続く大雨の影響により各地で大洪水が発生しています。国際連合人道問題調整事務所(OCHA)からの発表によると5月9日現在で、ケニア全土で380,573人が被災し、281,835人(56,367世帯)が家屋の倒壊などにより避難しています。死者も267人に上ります。(OCHA)
キベラスラムでも大きな被害が出ています。まだ正確な数字は出ていませんが、少なくとも3400人以上が被災、亡くなった方もいるとの情報です。
キベラA-GOALリーグのオーガナイザー、コリンズの話によると、被災したスラムの人々は親戚の家や教会、モスクに身を寄せています。いくあてがなく、外で寝泊まりをしている家族もいます。政府のサポートもほぼなく、この先どうしていいかわからず途方に暮れているとのことです。
100世帯に緊急支援
そこでキベラスラムの人たちのために緊急支援を始めます。現地のパートナー団体であるアガペ・ホープ・フォー・キベラを中心に、キベラA-GOALリーグに参加するサッカークラブと協力して、被災者に緊急物資を届けます。
今回は、1世帯につき4000ケニアシリング(ksh)(約4800円)分のマットレス、毛布、食糧を提供する予定です。
既に5月3日には、キベラA-GOALリーグのメインスポンサーであるキッコーマン株式会社からの支援により50世帯への配布を完了しました。
しかし、現地で被災している方はまだまだたくさんいます。
今後、25万円の寄付を集め、追加で50世帯に支援したいと考えています。
「キベラはホーム!」
キベラの住民は皆、口々にこう言います。
”Kibera Nyumbani"
「キベラはホーム」という意味です。貧しい地域ではありますが、人々はキベラを愛し、お互い助け合って生活しています。
この気持ちは私たちも同じです。A-GOALは2022年よりキベラスラムで子どもたちのサッカーリーグを開催しています。去年からは食事の提供も開始。当初600人だった子どもたちの数は1400人にまでになりました。
元気よくボールを追いかける子どもたちの姿に、私たちも毎週元気づけられていました。
そんな中で起きた今回の大洪水。私たちは、ホームであるキベラの人たち、子どもたちが困っているのを指を咥えて見ているわけにはいきません。この2年間で培った現地からの信頼とネットワークをフル稼働させ、被害が大きな世帯に迅速に支援物資を届けます。
少しでも多くの人を助けるため、みなさまのご協力をお願いします。