(冒頭の写真は2024年3月に行われたスタディーツアーのスラム街訪問にて)
みなさんこんにちは!認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのメンバー、ダラン優那です。
7月15日に20歳になります!それに伴い、目標は2万(20-thousand)円、最終目標は20万円に設定しました!!!誕生日プレゼントの代わりに、寄付でお祝いいただけましたら幸いです☺️
-キャンペーン概要-
◆期間:2024年6月15日〜7月31日
◆目標:2万(20-thousand;20歳だから!)円、最終20万円
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます
◆用途:フィリピンの貧困地域に住む子どもたちの教育を支援する活動へ活用させていただきます(プレダ基金等)
ストーリー
私について
このバースデードネーションを立ち上げたきっかけは私のバックグラウンドから始まります。
私は留学生だったフィリピン人の両親のもとで日本に生まれました。生まれた当時はフィリピン国籍だったものの、10歳のときには日本に帰化。日本の血はもちろん引いてませんが、フィリピン国籍を棄て日本国籍を持ち始めました。
※帰化とは?https://www.moj.go.jp/MINJI/minji78.html#a08
ニンテンドー3DSで自撮り!(2012年、7歳)
家族で海外へ引っ越すことなく日本に住むことになった私は様々な壁にぶつかりました。「どこの国の人?」「ハーフなんでしょ?」などと会う人から度々質問されるようになり、心身が疲れるように。それだけでなく、「フィリピンでは⚪︎⚪︎する/であるよね?」などとフィリピンについて情報があると扱われたときは、日本に長く住んでる私にとって特に困りました。世界では先進工業国と発展途上国があり、フィリピンは途上国であることをちゃんと知ったのは中学校に入ってからのことでした。
海外にはフィリピンも含めて7カ国訪問したことがありますが、目的は全部「観光」でした。フィリピンに毎年「帰省」するわけでもなく、フィリピンに行くこと自体も私にとって「観光」であるので日本にはない/できないような体験をいつものぞんでいました。
フィリピンでチョウたちとふれあった(2018年、14歳)
どうやってFTCJと出会ったの?
それは高校で毎年1回行われる学校行事から始まったー
高校3年間は完全にコロナ禍だった…(2021年、17歳)↑↑↑FTCJをちょうど知った頃!!!
「国際」という名のある公立高校へ進学し、国際交流をもっと深めていこうとしたのですが、当時はコロナ禍だったので「国際高校」ならではの学校行事に影響が出ました。文化祭もスポーツ祭も制限下で開催され、台湾の修学旅行やオーストラリア・アメリカ短期留学も中止に。その中で唯一毎年行われた国際理解講義は、国際問題に興味をもつようになった私への救済措置だったのかもしれません。国際理解講義とは私の出身高校独自の学校行事であり、国際協力に関わるゲストの方を講師としてお招きして授業を開催していただくものです。
高校2年生だった2021年、国際交流委員会に入りました。11月のある日、国際理解講義の準備のため委員会で呼ばれました。「スポーツ少年だったこの方は誰だろう?」と思いながらある男性の紹介ポスターをつくり、クラスに配る資料を手に入れ…
そして講義当日。ポスターで紹介された男性が講師として授業をしてくださいました。「この講師は小学校教員から転職したのね、進路の参考になるなあ。それに転職先であるFTCJは最初は12歳の少年が立ち上げたんだ…素敵!」などと目を輝かせてしまった私は思いきってFTCJの子どもメンバーに登録。
学年が上がった2022年はこども家庭庁設立の前年ということもあり、FTCJを通してシンポジウムに登壇する機会をいくつかいただきました。私は各シンポジウムで「外国につながる子ども一人ひとりに合った支援の必要性」を訴え、あるシンポジウムの新聞記事も高校の廊下に飾られました。それからもたくさんの社会貢献活動に参加し、大学生になってからも学生団体に所属して積極的に活動しています。活動を広めていくなかで、私はFTCJが「スタディーツアー〜子どもとふれあい、国際協力について考える旅〜」を行っていることを知りました。
日本財団のシンポジウムで登壇した方々と(2022年、18歳)
高校を卒業したばかりの私がChange Makers Fes(FTCJ主催)に出演!(2023年、18歳)
なぜ教育面で支援するの?
自分のルーツでもあるフィリピンについて情勢などをうまく説明するようにしたい!
海外、特にフィリピンについてよく質問される私にこの思いが湧き上がりました。FTCJがフィリピンでスタディーツアーをやってると知った瞬間、「観光・帰省」とは違う目的からフィリピンについて学びを深めたくなったのです。
そして、2024年3月に実施されたスタディツアーに参加しました。5年ぶりのフィリピンはとても新鮮なものでした!今回は両親の実家及び親戚宅の訪問をしなかったのですが、フィリピンの社会問題の実態について体感的に学べたことが本当によかったです。先住民族であるアエタ族の方々とのホームステイも楽しかったし、プレダ基金によって虐待から救われた子どもが勇気を出して経験談を共有してくれたことにも感謝しています。
大学1年生の春休み、フィリピン北部にて先住民のアエタ族の子どもたちと交流!(2024年、19歳)
今回の旅を通して、私が一番感じたフィリピンの社会問題は教育でした。そのため、フィリピンでより多くの子どもたちが教育を安心安全で健康的に受けられるよう、私は寄付金を通してエネルギーを届けたいと思いました。今回の支援先及び目的は以下になります。
-プレダ基金及びアエタの子どもたちへ!-
教育面で子どもたちをどう救うの?
プレダ基金が運営する保護施設には虐待や暴力などから救出され施設で暮らす子どもたちが住んでいます。日々のご飯やセラピー、教育にかかる費用は欠かせません。また、アエタ族の人々が住む地域でも人々の生活、収入向上の支援を行うことで、子どもたちが毎日学校に通える環境を整えることができます。
https://ftcj.org/freethechildrenprogram/area/philippines/preda
長くなりましたが、私のストーリー及び募金概要を読んでいただきありがとうございました!みなさん、日本からフィリピンへご協力をお願いいたします!!!