百の森学園は、群馬県の自然豊かな藤岡市鬼石町にある元酒蔵跡地に2021年4月に開校した小学生向けのオルタナティブスクールです。
開校当初は児童数12名でスタートした百の森学園ですが、現在20名に増え、平日5日間の活動を通して、子どもたちと共に生きた学びの場を展開しています。
創立から、いままでもたくさんの方々に支えられて運営してきました。今回のキャンペーンでは、3周年を期に、さらに私たちの活動を応援してくださる支援者を募集いたします!
支援していただいた寄付金は、より子どもたちの活動を生きたものにするため、また安定的に運営する資金として使わせていただきます。
ストーリー
自然豊かな群馬県藤岡市鬼石地区で、一人ひとりが持つ個性や力を大切にできる学びの場所を小学生の子どもたちに届ける「百の森学園」
百の森学園(ひゃくのもりがくえん)は、目の前の子どもたちのために、3人の母が集まり2021年4月にオルタナティブスクールとして開校しました。
現在の日本では、不登校の児童数は過去最多を更新し続けており、社会問題となっています。子ども自身が学びの場所をもっと選べたら状況は変わるのではないかという思いから、「百の森学園」の立ち上げに至りました。オルタナティブスクールとは「第三の学校」「新しい学びの選択肢」というような意味があます。
◆ビジョン
「共に世界を味わい尽くす」
をビジョンに掲げ、本来一人ひとりが持っている個性や力を大切に、子どもだけでなく関わる大人達も自分自身の可能性を育み続け、立ち返り、認め合い、学び合い成長していきます。
地域やつながる全ての人達と共に、気づきを得ながら
「私たちにとって、本当の幸せとはなにか?」
この問いに向き合いながら、今をとらえ考えるきっかけとなる場をつくります。
◆活動内容
自然豊かな群馬県藤岡市鬼石地区にある元酒蔵跡地(百年の杜カネザワパーク)をお借りし、長期休みを除いた平日5日間、8時30分から15時40分まで授業、放課後17時まで小学生向けに活動をしています。
活動場所である「百年の杜カネザワパーク」については、下記URLよりご覧いただけます。
https://daichisaisei.net/news/002230.html
〇特色のある授業を展開
「命を感じる授業」
日々の対話の時間
種から育てる自然栽培の米作り
火を使った釜戸や囲炉裏で行う調理実習
馬の授業
川遊び、山登り
年3回以上の宿泊を伴う校外活動(夏キャンプ、農場キャンプ、雪山お泊り等)
自然の循環を学ぶアースバックハウス、ビオトープづくり
廃材を活用したテーブル
竹を使った遊具づくり
防災の授業
「知的好奇心を深める授業」
仮説実験授業
長文の算数問題を解くどんぐり問題
身近な材料をつかった工作
「創造力を発揮する授業」
創作の時間
ものかきの時間
〇安全な食材を使った週4回の給食
〇地域の方々と連携した百年の杜プロジェクト
敷地内に憩いの場のシンボルとなるツリーデッキ制作
敷地の土壌改善「大地の再生」
◆百の森学園に通う子どもたちの保護者の感想
自分で居場所を決めた息子はどこか誇らしげで、自転車~電車~バスと乗り継いで2年間休みなく通いました。不登校生活の時に自分が意識していた環境が百の森学園にはありました。素敵な敷地はもちろん、地域の方々をはじめとして、様々なバックボーンを持った多様な大人たちが、極々自然にそこに居てくれる。2年間の短い時間でしたが、この素敵な環境で過ごした日々は私たち親子にとってはかけがえのないものとなりました。(卒業生男子・保護者)
公立小学校2年生の時、不登校を経験し「大人が怖い」と2年くらいの間、人との触れ合いを避けるようになっていたのですが、百の森学園を知り、通うようになってから、みるみるうちに元気になり、日々たくましく成長する姿を見せてくれています。「ありのままで良いよ。本当はどうしたいの?」と子どもたちを尊重し丁寧に接してくれるスタッフの方や、地域の方の見守りの中、自己表現し他者とのかかわり方を学び、生き生きと個性を発揮してる子どもたちと触れ合う中で、いい意味で、やんちゃ坊主になった息子。今まで見え隠れしていた「僕、いい子ちゃんですが、なにか?」といった仮面を捨て、充実した毎日を過ごしています。(6年生男子・保護者)
代表者3名からのメッセージ
手探りの中、一歩ずつ学び舎へ。どんな子どもたちにも学びの選択肢がある環境を目指したい。
皆さま、こんにちは!ページをご覧いただきありがとうございます。
百の森学園を立ち上げ運営をしています、
髙村木綿子(もめ)、橋本彩子(たたと)、関口麻穂(まほ)です。
子どもたちにとって、人間らしく成長をし、幸せに生きていくには何が必要でしょうか?
今、子どもたちが生きる環境は、伸び伸びと、生き生きと過ごせる環境でしょうか?
百の森学園は、私たち三人の母によって、目の前の子どもたちへ、本物の生きる力を養ってほしいとの思いから、立ち上げを行いました。私たちは、ひとりの代表を置かずに、トップダウンではなく、日々三人を中心に、保護者、スタッフ、関わってくださる方々と対話を重ねて運営をしています。
開校当初は、場所をお借りすることはできたものの、全く環境は整っておらず、在校する生徒、保護者、スタッフ、地域の方々、想いを寄せてくださる方々の協力を得て、手探りの中少しずつ学び舎らしくなってきましたが、まだまだ改良を必要としています。
その環境が整うスピードには追いつけないほどに、百の森学園に通いたいと希望する子どもたちは年々増え、学年によっては入学をお断りするケースもあります。
本来学びは開かれたものでありたい、誰でも学びの選択肢がある環境を目指したいと思っています。ですが、公的な補助がない中、関わるスタッフへは最低限の謝礼のみの支払い、環境設備への投資も最低限のものとなっているのが現状です。
そんな中でも、学費は最低限運営ができる設定で運営をしています。
私たちが学園を創立してから、今年で3年が経ちました。この4月にはNPO法人として法人化しました。学園創立3周年ですので、団体のお誕生日おめでとうの気持ちでご寄付いただけますと幸いです。
より多くの子どもたちに開いていくため、また今学んでいる子どもたちが安全に学び続けていくため、ぜひ力をお貸しください。
子どもたちの未来はあなたの手で変えることができます。どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまからいただいたご寄付は、より安心で安定した環境を、百の森学園に通う子ども達に届ける費用として、大切に使わせていただきます。
3,000円の寄付で、火災報知器を一つ設置できます。
5,000円の寄付で、消火器を一つ設置できます。
10,000円の寄付で、戸サッシ、窓ガラスを1セット新しくすることができます。
50,000円の寄付で、一カ月間、半日の常駐スタッフを増員できます。(週4日勤務)
多くの皆さまの子どもたちの学び舎を支えたい!応援したい!というお気持ちによって、私たち百の森学園の活動は継続できます。
画面の「支援する」ボタンで◯千円(※最低寄付金額を記載する)から寄付ができます。
ぜひ、子どもたち、そして百の森学園の背中をそっと押してあげるような応援の気持ちで、ご寄付をお願いいたします。
※寄付金は決済にかかる手数料とキャンペーン利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。
1カ月間、半日の常駐スタッフの増員(週4日勤務)
50,000円
スタッフの増員ができることで、子どもたちは、より安全に学びを深めることができ、百の森学園の学びを求める子どもたちの受け入れの可能性を広げることができます。