プラスケア

当法人は、がんなどの重大な疾病に罹患した患者とその家族を中心とする多くの一般市民に対して、それら疾病などによる精神的・社会的・実存的苦痛への支援、知識の普及啓発及び広報並びに地域医療・福祉に関する調査研究を行うことによって、地域社会の保健・医療又は福祉の増進と、公衆衛生の向上、地域包括ケアの推進に寄与することを目的として活動を行います。

こんにちは、一般社団法人プラスケア代表理事の西智弘(にしともひろ)と申します。

私たちは、川崎市中原区を中心に「病気になっても安心して暮らせるまち」を作るため、日常の中で医療者と気軽につながれ、木陰のような場としてあり続ける暮らしの保健室を2017年から運営してきました。

この7年間で延べ2000人以上の方が訪れ、ときに笑い、ときに涙し、生きる力を取り戻していかれました。


先日SNSにて、暮らしの保健室運営を【助けてください】とご支援の呼びかけさせていただいたところ、多くの方々からのご寄付と応援のお声をいただくことができました。本当にありがとうございます。
皆さんの応援のおかげで、今後も私たちの大切な拠点である「暮らしの保健室」を続けていける希望を見出すことができました。
しかし今後の安定した運営と事業の発展のためには合計「1000人」の仲間が必要です。

今回、今後も低額で気軽に相談が出来る暮らしの保健室を開催し続け、次のステップを作っていくための仲間を募ります。
目標に届くまで、あと910人の新たな力が必要です。

皆様のご支援は「未来への投資」となります。
ご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

【募集概要】
◆主催：一般社団法人プラスケア
◆期間：2024年4月8日～2025年3月16日
◆目標：1000人(現在マンスリーサポーターとなっていただいている方が90名いらっしゃるため、本キャンペーンでの目標値は「910人」となっています)
◆寄付金使途：暮らしの保健室の活動維持と発展

孤独・孤立を取りこぼさない地域を。医療者と住民が気軽につながることができる「暮らしの保健室」の次のステップをともにつくる仲間を募集します！

一口サポーター

あなたとあと2人のご支援で暮らしの保健室を1人の利用者に届けることができます

あなたとあと1人のご支援で暮らしの保健室を1人の利用者に届けることができます

暮らしの保健室を1人の利用者に届けることができます！

暮らしの保健室を1日開催することができます！

医師。家庭医研修の後、2012年から川崎にて腫瘍内科-緩和ケア-在宅ケアをトータルで診療。暮らしの保健室・社会的処方研究所を立ち上げ、病気になっても安心して暮らせるコミュニティを作るため活動中。

「社会的処方（Social Prescribing）」という言葉を聞いたことがありますか？これは、薬だけに頼らず、人とのつながりを活用して健康を促進する仕組みです。高齢化や孤独の問題が深刻化する中、日本でも注目され始めています。しかし、「人とつながることが大事」と言われても、実際に何をすればよいのかわからない人も多いでしょう。そこで今回は、社会的処方を実践する際に大切にしたい3つのポイントについて解説します。<h2>1. 人間中心性：その人に合ったつながりを提供する</h2>人はそれぞれ価値観や興味が異なります。同じような悩みを持つ人でも、適切な解決策は異なるのです。例えば、2人の高齢男性が「夜眠れない」と相談に来たとします。✔ Aさんは花が好き → 花壇の整備サークルを紹介✔ Bさんはジャズが好き → ジャズサークルを紹介このように、「○○に困っている人には△△を紹介すればいい」と画一的に考えるのではなく、その人の価値観や好みに合ったつながりを提供することが大切です。社会的処方のポイント✅ 一人ひとりの背景や興味を理解する✅ その人に合った活動やつながりを紹介する<h2>2. その人の強みを活かす</h2>「私はもう年だから、何もできることはない…」そう思っている人も、必ず何かの経験やスキルを持っています。それを活かすことで、社会的処方の効果はさらに高まります。<h3>例えば・・・：孤立していた女性がミシン教室の先生に！</h3>ある団地に住む高齢女性は、一人暮らしで孤立していました。支援者が彼女の部屋を訪れた際、クローゼットの中に手作りの子供服を発見しました。支援者：「これ、お孫さんの服ですか？」女性：「昔、娘に作ってあげたのよ。」支援者：「素敵ですね！実はこの団地には、子供の服を作りたいけれどミシンが使えない若いお母さんたちがいるんです。先生になって教えてもらえませんか？」最初は戸惑っていた女性も、「みんなの役に立てるなら」と引き受け、地域のミシン教室の先生になりました。その結果…🌸 人とのつながりが増えた🌸 生活にやりがいができた🌸 自分の価値を再認識できた人は誰でも「得意なこと」や「経験」があります。それを活かせる場を提供することが、社会的処方の重要なポイントです。社会的処方のポイント✅ その人の強みや経験を見つける✅ 「できること」を活かせる場を提供する<h2>3. 共創（Co-Production）：社会的処方は一緒に作るもの</h2>「うちの地域には社会資源が少ないから、社会的処方は難しい」そんな声をよく聞きます。しかし、社会的処方はすでにあるものを活用するだけでなく、新しく生み出していくことも大切です。例えば、東京都心には多くの文化活動がありますが、すべての人に適したものが揃っているわけではありません。「音楽が好き」と言っても、ポップス、ジャズ、クラシックと好みはさまざま。だからこそ、必要なつながりは自分たちで作り出していくという考え方が重要になります。<h3>ミシン教室が生まれた経緯</h3>先ほどのミシン教室の例では、もともと地域にそのような活動はありませんでした。しかし、<ol><li>支援者が女性のスキルを発見</li><li>若いお母さんたちのニーズを確認</li><li>「じゃあ、一緒にやってみよう！」と教室を新設</li></ol>このように、地域の人たちが協力して社会的処方の場を作ることが可能なのです。社会的処方のポイント✅ 既存の社会資源にこだわらず、新たなつながりを作る✅ 一人でやるのではなく、地域の人と協力する<h2>まとめ：社会的処方の3つのポイント</h2>✅ 人間中心性 → その人に合ったつながりを提供する✅ その人の強みを活かす✅ 共創（Co-Production） → 社会的処方は一緒に作る社会的処方は、「誰かが与えるもの」ではなく、「みんなで作り上げていくもの」です。「孤独を感じている」「何か役に立ちたい」そんな思いを持つ人が、地域でつながり合える社会を目指していきましょう！＝＝＝＝＝マンスリーサポーターはまだまだ募集しております。応援や特典についてはこちらをご確認ください。<a href="https://syncable.biz/campaign/5856" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://syncable.biz/campaign/5856</a>引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

社会的処方の成功のカギ！大切にしたい3つのポイントとは？

「病院に行ったら、先生が冷たかった…」「全然話を聞いてくれなかった…」そんな経験をしたことはありませんか？実は、医者が冷たく感じるのには、医療の構造上の理由があります。本記事では、なぜ医者がそう見えるのか、そして、医療だけでは解決できない問題に対してどのようなアプローチが必要なのかを解説します。これを読めば、医療の仕組みがより深く理解できると同時に、「社会的処方」という考え方の重要性にも気づくことができるでしょう。<h3>医者が冷たく感じる理由は？</h3>患者として病院に行ったとき、「先生は私の気持ちに寄り添ってくれない」と感じることがありますよね。その大きな理由の一つは、医者の思考プロセスと患者のニーズが一致していないことです。<h4>医者の思考プロセス</h4>医者は、基本的に「問題を解決する」ための訓練を受けています。✔ 風邪なら、咳止めを処方する✔ 腕が痛ければ、痛み止めを出すといった具合に、症状に対する具体的な解決策（＝治療）を提供することが医者の役割です。しかし、患者の悩みの中には、薬では解決できないものが多く含まれています。<h3>診察室では解決できない3割の問題</h3>研究によると、患者が診察室に持ち込む悩みのうち、医療で解決できるのは約7割といわれています。残りの3割は、「孤独感」「精神的なストレス」「生活環境の問題」など、医療だけでは解決できない課題です。例えば…✅ 高齢の親が孤立していて心配✅ 仕事のストレスで眠れない✅ 家族と関係が悪化して気分が落ち込むこうした問題に対し、医者は「診察室では解決できない」という現実があります。結果として、「眠れないなら睡眠薬を」「不安なら抗不安薬を」と薬を出すことで対処することになり、患者は「冷たい」と感じてしまうのです。<h3>苦痛の本質：人はなぜ辛いのか？</h3>「苦痛」とは、単に身体の痛みだけではありません。🔹 客観的な状況（腕の骨が折れている）🔹 主観的な思い（腕が折れていない状態が望ましい）この2つの間にズレが生じると、人は「苦痛」を感じます。つまり、苦痛には2つの解決方法があります。<ol><li>「客観的な状況」を変えて、望ましい状態に近づける（治療＝キュア）</li><li>「主観的な思い」を変えて、現状を受け入れやすくする（ケア）</li></ol>医者は「治療（キュア）」の専門家ですが、「ケア」の部分は十分に対応しきれていないことが多いのです。<h3>社会的処方が必要な理由</h3>病気の背景には、社会的な孤立や精神的なストレスが影響していることが少なくありません。しかし、医療だけではそれを解決することは難しい。そこで注目されているのが「社会的処方（Social Prescribing）」です。<h4>社会的処方とは？</h4>医者が患者に薬を処方する代わりに、地域の活動や支援サービスを紹介することで、健康を改善しようとするアプローチです。例えば…💡 趣味のサークルやボランティアへの参加を勧める💡 地域のコミュニティとつながる機会を提供する💡 社会的な支援制度を紹介するこうした活動を通じて、人とのつながりを取り戻し、心身の健康を改善するのが社会的処方の目的です。<h3>医療とケアが両立する社会へ</h3>現代の医療では、どうしても「キュア（治療）」に重点が置かれがちです。しかし、人の苦痛を本当に和らげるには、「ケア（寄り添い）」の視点が不可欠です。社会的処方は、その「ケア」の部分を補う役割を果たします。✅ 地域の支え合いが健康につながる✅ 孤独を減らすことで、病気の予防にもなる✅ 医療だけに頼らず、生活の質を向上できるこうした社会的処方の取り組みが広がることで、患者さんが「医者は冷たい」と感じる機会も減り、より包括的な健康支援が可能になります。<h3>まとめ</h3>💡 医者が冷たく感じるのは、医療の役割が「治療（キュア）」に特化しているため。💡 診察室で解決できない問題（孤独やストレス）には「ケア」が必要。💡 「社会的処方」によって、薬では解決できない健康問題をサポートできる。今後、医療と社会的処方が連携し、「人の心と身体の両方を支える仕組み」が整えば、より多くの人が健康で幸せな生活を送れるようになるでしょう。＝＝＝＝＝マンスリーサポーターはまだまだ募集しております。応援や特典についてはこちらをご確認ください。<a href="https://syncable.biz/campaign/5856" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://syncable.biz/campaign/5856</a>引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

医者はなぜ冷たく感じるのか？医療の本質と社会的処方の必要性

<h2>社会的処方とは？再度見つめなおす</h2>近年、「社会的処方（Social Prescribing）」という言葉を耳にする機会が増えてきました。政府の政策にも取り上げられ、注目が高まっていますが、実際にどのようなものか理解している人はまだ少ないかもしれません。この記事では、社会的処方の概要とその実例を紹介し、私たちの生活にどう活かせるのかを考えていきます。<h3>社会的処方とは？</h3>一般的に、病気の治療や健康維持といえば、薬や手術などの医療行為を思い浮かべるでしょう。しかし、社会的処方はそうした従来の医療とは異なり、「人と地域のつながり」を処方する方法です。例えば、医師が患者に薬を処方する代わりに、地域活動への参加や趣味の場につなげることで、健康改善を図るのが社会的処方の考え方です。特に高齢者や社会的孤立を感じている人にとって、大きな効果が期待されています。<h3>例えば・・・</h3>ある80代の男性が、クリニックを訪れました。彼は「眠れない」「なんとなく気分がすぐれない」と訴えます。しかし、特に大きな病気があるわけではありません。医師が詳しく話を聞くと、この男性は半年前に奥様を亡くしていました。それまでは奥様が外出を促し、地域の活動にも参加していましたが、奥様が亡くなってからは家に閉じこもるようになり、気力を失ってしまったのです。通常の診療であれば、睡眠薬や抗うつ剤が処方されるかもしれません。しかし、ここで医師が提案したのは、「あるNPO団体が運営するボランティア活動への参加」でした。この男性は、かつて花が好きで園芸が趣味だったことを思い出します。そして、地域の花壇を整備する活動に加わることになりました。すると――体を動かし、仲間と会話することで、心が前向きになり笑顔が増え、夜もぐっすり眠れるようになりました。薬に頼らず、地域とのつながりを通じて健康を回復できたのです。<h3>なぜ社会的処方が重要なのか？</h3>現在、イギリスでは「社会的処方」が医療制度の一部として広がっており、医療費の削減や患者の生活の質の向上に貢献しています。日本でも、孤独や社会的孤立が問題となる中、この考え方が重要視され始めています。特に高齢化が進む日本では、「社会的処方」が今後さらに注目されるでしょう。<h3>あなたも「社会的処方」を実践してみよう！</h3>社会的処方は、医療従事者だけのものではありません。私たち自身も、周りの人の健康を支えることができます。小さな行動が、孤独を防ぎ、健康を守る社会的処方につながるのです。<h3>まとめ</h3>社会的処方は、「薬ではなく、人とのつながりを処方する」方法です。地域のつながりを活かし、人生をより豊かにするこのアプローチは、これからの日本にとっても非常に重要なものとなるでしょう。ぜひ、あなたの周りでも実践してみてください！＝＝＝＝＝プラスケアはマンスリーサポーターはまだまだ募集しております。応援や特典についてはこちらをご確認ください。<a href="https://syncable.biz/campaign/5856" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://syncable.biz/campaign/5856</a>引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

社会的処方とは？今だからこそ再度見つめなおす

いつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。今日は薬樹株式会社の管理栄養士大塚真結様から素敵な応援メッセージをいただいたので、ここで紹介させていただきます。＝＝＝＝薬樹薬局元住吉、管理栄養士の大塚真結です。月に一度、武蔵新城の暮らしの保健室にお伺いし、地域の方向けに食生活のサポートを実施しています。・プラスケアと関わったきっかけ　約7年前にコミュニティナースの石井さんと知り合い、向河原にてプラスケアさんと薬樹薬局がコラボした健康イベントを開催しました。その後、元住吉で開催されていた「暮らしの保健室」で、一緒に地域の方向けに食事や栄養に関するサポートを行うことになりました。明るく、温かで、ユーモアあるプラスケアの皆様にサポートしていただきながら活動を継続しています。・応援する理由　　プラスケアさんの活動は、まちの皆さまが困った時にちょっと話せる場所、専門職と気軽に繋がりを持てる場所、専門職同士でも繋がれる場所を作り出し、暮らしと医療を結ぶ役割を果たされていると感じます。　私が管理栄養士として働く上で意識していることは、「会える管理栄養士」になることです。病院で診断を受けて、初めて顔を合わせる管理栄養士から食事の指導を受けるのではなく、「病院に行くほどではないけれど、ここで管理栄養士にちょっと聞いてみよう！」と気軽に会える存在でありたいと考えています。　例えば、最近食べる量が減ってきた、あるいは食欲が止まらないと相談を受けたとき、管理栄養士として食事のアドバイスをすることは可能です。しかし、その行動の原因は、ご本人にとって少し辛い出来事があったのかもしれませんし、これらは血液検査の結果だけでは分かりません。　暮らしの保健室の活動を通じて、相手に寄り添う気持ちの重要性を感じると共に、医師や看護師、心理士の皆さんとゆるく繋がりながら、私自身も自分のありたい姿を実現できる場所だと感じています。ずっとあって欲しい場所ですし、応援していきたいと思います。＝＝＝＝＝マンスリーサポーターはまだまだ募集しております。応援や特典についてはこちらをご確認ください。<a href="https://syncable.biz/campaign/5856" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://syncable.biz/campaign/5856</a>引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

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