小笠原からのメッセージ/No.2清水菜々子
2024/4/28 10:00
皆さまはじめまして!
小笠原海洋センターで勤務しているELNAスタッフの清水と申します。
ELNAとの出会いは約3年前、SNSで「小笠原海洋センターのスタッフ募集」の投稿を見かけたことに始まります。
ウミガメ可愛いな~と偶然フォローしていたアカウントでしたが、ちょうど転職を考えていたので応募してみることに。
そこで初めて「エバーラスティング・ネイチャー」というNPO法人が運営していること、世界のウミガメの産卵地で調査活動をしていること、研究も行い論文を書いていること、小笠原は東京から船で24時間もかかるうえにその船が週に1往復しかないことなどを知りました(小笠原まで船で3時間くらいだと思っていました…)。
あっという間に採用通知をいただき、小笠原という未知の土地で始まった新生活。
始まってみると、ウミガメに魅了されっぱなしの毎日でした。
可愛らしい見た目は生後数日から1年後まで毎日のように変化していくので飽きません。何も考えていないようなウミガメですが、行動も意外とバリエーションがあり、それぞれの個性もあるので300頭以上いる子ガメたちを見ているだけで楽しめます。
産卵に来るお母さんガメはいつも想像の斜め上の行動をしてくれるので、何度出会っても毎回、特別な出会いに感じられます。
これはこの2年半、ずっと感じているウミガメの魅力でもあります。
今回のクラウドファンディングで主な対象となっているインドネシアの活動地には、新型コロナウイルス流行の影響などもあり、まだ訪れることが出来ていません。
しかし、小笠原と同じように個性豊かで愛らしいウミガメが絶滅の危機に瀕していて、さらに、資金不足のために保全活動も満足に行えない状況と考えると、ELNAのスタッフとしても、私個人としても何か出来ることはないかと考え、この活動報告を書かせていただきました。
小笠原では形を変えながら100年以上続いてきたアオウミガメの保全活動があり、現在アオウミガメは少しずつ増えていると考えられています。
それでもまだまだかつての生息数には及ばない状況ですが、小笠原に住む人々はウミガメのことを気にかけ、共存していると言っても良い環境になっていると思います。
インドネシアのELNA活動地では、近年少しずつ産卵巣数の増加が見られています。
これからもっとウミガメと人が幸せに暮らしていける世界を作れるよう、ぜひクラウドファンディングでのご支援をよろしくお願いいたします!
\ クラウドファンディング終了まで残り2日!! /
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ご寄付でできること
5,000円
5,000円のご寄付で、インドネシアで約2000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約100個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
ご寄付でできること
10,000円
10,000円のご寄付で、インドネシアで約4000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約200個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
ご寄付でできること
50,000円
50,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、約1.5ヵ月間雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。また、小笠原で約1,000個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
ご寄付でできること
100,000円
100,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、産卵最盛期の約3ヵ月雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
ご寄付でできること
300,000円
300,000円のご寄付で、活動停止が懸念されるプナンブン島での保護を継続し、遺伝的にも独立した南西カリマンタン地方の個体群を次世代に残すことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
・インドネシアの監視小屋に名前を書く