絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクト

支援先

認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー

絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクトの画像

アオウミガメ

支援総額

1,084,797円

/ 1,200,000円

90%
  • 支援総額

    1,084,797円

  • 支援者数

    137人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

小笠原からのメッセージ/No.1近藤理美

2024/4/27 10:00

小笠原からのメッセージ/No.1近藤理美のメインビジュアル

みなさま、こんにちはELNAスタッフの近藤と申します。

入社して以来、小笠原に移住しウミガメとクジラの調査研究に従事しています。

私が入社する1年前に小笠原が世界遺産に登録されその名前は聞いたことがあったものの、唯一の交通手段である定期船が1週間に1回しか無く、しかも当時は片道25時間かかる離島でどんな暮らしをすることになるのか全く想像つかないまま移住しました。

そんな心配は杞憂に終わり、小笠原海洋センターから見える海の青さに癒されながらもウミガメとクジラに振り回される日々を楽しんでいます。

もともと幼少期から海の生物が大好きで、海洋生物保全に関わる仕事がしたいと漠然とした思いがあり、海洋系の大学へ進学しました。

卒業後いざ、フィールドでの調査活動をはじめると、野生生物の調査研究の難しさを目の当たりにしました。例えば、「今年はアオウミガメの産卵が1000回あり、10年前に比べ1.5倍に増えました。」という文章があったとします。

言葉で書くのは簡単ですが、何ヶ月も続く真夏の産卵シーズンに砂浜で調査を続け、1000個の巣を探し、それを10年前から継続して何年も続け、何人もの人が関わり、お金や時間をかけて、そのノウハウを継承しているという事実があります。

学生時代に読んだ本や論文に書いてあった事実を知るのにはたくさんの人の情熱ととんでもない労力がかけられていたことに気づかされました。

また、例に挙げた文章だけでは増えたように感じても、この先減ってしまう可能性はないのか、20年前に比べたらまだ少ない数かもしれない、など俯瞰的に事実を捉え次に何が必要かを常に考えることも必要です。

小笠原は40年も前から調査が続けられている学術的にも貴重なフィールドです。

特に長寿命とされるウミガメ類の調査研究において長期にわたる情報は重要なため、持続的に活動することの重大性と難しさを常に感じています。

小笠原で培われてきた知識やノウハウや研究フィールドとしての有用性は小笠原だけにとどまらず、ELNAの他の活動地域でも生かされています。

ウミガメと人が共存できる未来を創造するために、小笠原でつながれてきたウミガメ保全、調査研究活動をこれからも後世につないでいくべく今何ができるかを精一杯考え実現していきたいと思っております。

そのためにもみなさまのご支援が必要不可欠です。

ぜひ一緒にウミガメの未来を考えていただければと思います。


\ クラウドファンディング終了まで残り3日 /


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〒2210822

神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-17-8アクティパートⅡ 4F

045-432-2358

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代表:藤野 彰

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