【メンバー紹介#1】井ノ口栄美(横浜事務所)
2024/4/2 09:04
こんにちは、ELNA井ノ口です。私がELNAで働いているキッカケや仕事への想いについては以前のページをご覧ください。(https://syncable.biz/campaign/2753/reports/4942#menu)
私は、2007年にELNAに入社しインドネシアや小笠原に通う中で現地住民の方々や文化に触れ、ウミガメを利用している人達はウミガメが身近でない私達よりウミガメを深く理解し、また、愛情や尊敬のような念を持ってウミガメに接している方が多いと感じました。
ウミガメが生息する地域では当たり前にウミガメは利用されてきた歴史があり、地域社会の一部に溶け込んでいることは普通にあります。そのため絶滅危惧種であるウミガメをただ守るだけでなく、その周囲で生活する人々の生活や文化も含め包括的な視点で保全することが必要です。
私達の団体は1999年に任意団体として設立され約25年の団体です。初代スタッフの尽力のおかげでウミガメにとって重要なフィールドを拠点とし、活動内容も拡充し、保全成果や知見も増え、海外含めた研究者や関連機関との関係構築もされ、素晴らしい組織基盤が作りあげられました。
今、私達スタッフの世代では、ウミガメにとって重要な各拠点の活動を持続的かつ生態に即した保全システムへと磨き上げていくこと、そしてELNAに蓄積されたデータの解析により保全に必要な生態解明、他地域の保全にも貢献するための発信、そして環境保全は長期的に取り組み解決していくべき社会課題であるため、次世代を担う人材の育成に注力する必要があると考え、スタッフ一同力を合わせて邁進しております。
やるべきこと、やれる基盤もそろっていますが、活動継続のための資金が必要です。2023年、組織の中核を担ってきた資金源に大きな変動がありました。もちろん資金確保のため何年も前から激変に備えた取り組みはスタッフ一同力を合わせて尽力してまいりました。
今ELNAでは変動的かつ外発的な資金(補助金・助成金・委託など)に頼らず安定的な資金の確保が求められています。
寄付金は、お一人お一人の額は少額に見えるかもしれませんが、寄付金を主財源として長期的な活動を続けている団体がいくつもあります。今回、今までELNAを知らなかった多くの人へこのキャンペーンを知っていただき、”豊かな海を守りたい。美しい自然を残したい”と思うお気持ちをELNAに託していただき、一緒に目指したい未来を作り上げていきませんか?
私達ELNAスタッフだけでは実現出来ないため、少しでも多くの方からご支援と拡散を心よりお願い申し上げます。
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ご寄付でできること
5,000円
5,000円のご寄付で、インドネシアで約2000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約100個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
ご寄付でできること
10,000円
10,000円のご寄付で、インドネシアで約4000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約200個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
ご寄付でできること
50,000円
50,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、約1.5ヵ月間雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。また、小笠原で約1,000個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
ご寄付でできること
100,000円
100,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、産卵最盛期の約3ヵ月雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
ご寄付でできること
300,000円
300,000円のご寄付で、活動停止が懸念されるプナンブン島での保護を継続し、遺伝的にも独立した南西カリマンタン地方の個体群を次世代に残すことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
・インドネシアの監視小屋に名前を書く