地域で支え合えるみんなの居場所が無くなろうとしています!
「街の家族」を必要としている方々のために、どうか引っ越しのためのご支援をよろしくお願いします!
ストーリー
私たちは、横浜市青葉区奈良町にある空き家を活用した多世代交流型コミュニティハウスです。
今年の5月末をもってその拠点を大家さんにお返しすることが決まりました。
引っ越しの費用や必要経費を急ピッチで集めなくては活動を継続することができません。
みなさまからのご支援をいただきたく、寄付をお願いすることとなりました。
【子育て支援】
地域のニーズに伴い、2021年には認可外保育室として「一時預かり事業・まんまるーむ」を立ち上げました。
就労などの理由がなくても利用できる保育施設で、3年間でのべ100名近くの親子に利用していただいております。
現在も保育園に入れなかったお子さんや孤独な子育てに悩むお母さんのサポートを行っています。
「どこの保育園にも入れませんでした…」
「子育てに疲れてしまいました…」
「自分の時間を作りたくて…」
保育を利用する理由は人それぞれ。
地域にはサポートを必要とする親子がたくさんいます。
家庭的な雰囲気の中での保育は、多様な人との出会いによるコミュニケーション力を育み、たくさんの大人から愛されているという実感をもつことができ、自然と自己肯定感を育てます。
また、地域の子育て世帯の拠り所としてなくてはならない場所になりつつあります。
このまま拠点が無くなれば、利用者さんは預け先を失い、行き場を無くしてしまいます…
親子が心身ともに健やかでいられるよう、次の拠点でも保育を続けていきたいと思っています。
【小中学生の居場所】
未就学時にママに連れられてきていた小中学生が放課後や長期休みに立ち寄り、おしゃべりしたり小さい子と遊んでくれたりします。夏休みの学習会や冬休みの書初め会では、異学年の子ども同士の関りが見え、学び合うことのすばらしさを教えてくれます。
最近では、学校に行きづらい子の日中の居場所としての利用も増えています。
街の家族に来て、シニアと一緒にご飯を作ったり、食事をしたり、赤ちゃんのお世話をしてみたり…
そうして地域の多世代の人の中で過ごすうちに
「明日は学校に行ってみようかな!」
そう言ってまた学校に通えるようになる子も。
家庭と学校以外に地域に安心して過ごせる居場所があることは、子どもたちにとって大きな力となっています。
【シニアの孤立防止】
街の家族はシニアの方も多く利用してくださっています。
ランチを作り、みんなに「おいしい!」と言ってもらえる。
小さいお子さんを抱っこしたママたちに束の間の休息を与えられる。
ささいなことかもしれませんが、街の家族には人の役に立てる喜びや支え合える安心感があります。
多世代交流の魅力は、生きてきた時代が違う仲間がそれぞれを思いやって声を掛け合い、支え合おうとするところだと感じています。
その輪は街の家族を一歩出ても、地域に少しずつ広がりを見せてきているように感じます。
「街の家族」を心の拠り所とし必要としている子どもたちやシニアのためにも、活動をなんとか継続したいと思っています!
いただいた寄付は、活動を維持するために必要な経費、運営費として大切に使わせていただきます。(移転費用、場所の賃料、会場費、光熱水費、イベント運営費など。)
みなさまからのあたたかいご支援をお待ちしています!