こどもたちに里山の自然体験を届けたい!里山に訪れることが難しいこどもたちを応援するサポーターを募集します!

寄付先

一般社団法人 山廬文化振興会

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山廬文化振興会

支援総額

242,866円

/ 120,000円

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  • 支援総額

    242,866円

  • 支援者数

    61人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

私たちは、飯田蛇笏、龍太の活動した「山廬」及び「山廬俳諧堂」を拠点に、俳句文学を中心とした文化・学術活動の支援に取り組む『山廬文化振興会』です。

これまで敷地内にある里山を活用して、幼児から小学生、中学生、親子を対象とした「里山体験学習イベント」を開催してきましたが、障害がある子供たちなど、自然体験活動への参加が難しい子供たちがいることを知りました。こうした子供たちにも山廬の里山で自然に触れてほしいと思い、今回のイベントを企画しました。

そこで今回、地域の学童保育施設と連携し、「タケノコの観察会」や「竹の器づくり」を行う里山体験イベントを実施したいと考えております。

一人でも多くの子どもたちが参加できるよう支援をお願いいたします。

ストーリー

飯田蛇笏、龍太の活動した「山廬」及び「山廬俳諧堂」を拠点に、俳句文学を中心とした文化・学術活動の支援に取り組む『山廬文化振興会』

山梨県は江戸時代より俳句が盛んに行われ、明治以降飯田蛇笏、飯田龍太らの活躍によって俳句王国となりました。私たちは蛇笏、龍太の活動した「山廬」及び「山廬俳諧堂」を拠点に、俳句文学を中心とした文化・学術及びそれらの活動の支援、地域の文化熟成を行っています。


◼︎俳句事業

俳句愛好者向けに吟行句会をのべ200回開催し、のべ3000人以上が参加しています。

小学生低学年・高学年・中学生/一般(俳句初心者)への普及活動を行っています。

◻︎小児がんと闘う生徒に自然観察と俳句創作
・蓮の観察とクワガタ採集 お楽しみ会 8月

◼︎里山子どもふれあい事業

敷地内にある里山を活用して、幼児から小学生、中学生、親子を対象とした里山体験学習イベントを開催しています。高校生、大学一般向けの里山維持の実践体験研修を開催しています。

◻︎境川小学校の児童による体験学習
・タケノコの観察会 6月
・七夕飾り製作 7月
・木の実と木の観察会 10月
・シイタケ栽培観察会 10月

◻︎学童保育の児童による体験学習
・蓮の観察とクワガタ採集 お楽しみ会 8月

◻︎募集企画
・親子で楽しむタケノコ掘体験会 4月、6月

◼︎文化芸術に関するイベント事業

山廬にて、「日本の色」や「表具の歴史」、「印伝の歴史」や「甲州ワインの歴史と文化」などイベントを開催しています。


◼︎「山廬」における研究と資料収集事業・維持管理保全事業

俳句・蛇笏・龍太の研究と資料収集や蛇笏・龍太の文学の顕彰、里山の有効性の研究と発表

竹の有効活用の研究と実践及び発表を行っています。

「山廬」「蛇笏」「龍太」とは?


◼︎俳人飯田蛇笏、飯田龍太が生活した住宅、竹林や雑木林の総称『山廬』

蛇笏の別号であるとともに、蛇笏、龍太の居宅及び敷地の総称です。山という呼称は、蛇笏が「山の粗末な「建物」と自らの居宅を表現した創作です。主屋は江戸時代後期の建築。茅葺の屋根は明治期に瓦葺に、平成10年合板葺き替えられたが、柱など主たる部分は建築当時の状態を保っています。飯田家が代々名主の家柄だったことから、武家階級に許された「式台玄関」や書院式の座敷を備えています。主屋はいずれも10畳の間取りで土間などを含め建坪は50坪、付属の建物として「文庫蔵」「新座敷」などがあります。邸内の赤松は樹齢400年と推定され、三方に枝を広げた見事な姿です。また平成25年に「俳諧堂」が復元されました。裏には竹林が広がり、狐川が流れる。橋を渡るとそこを後山(ござん)と称しています。中腹に蛇笏書による山口素堂の「眼には青葉」句碑。蛇笏が建立した唯一の句碑です。丘の上に立つと甲府盆地、甲斐の山々が一望できます。山廬は後山を含め約3300坪の敷地となっています。

◼︎飯田蛇笏(明治18年〜昭和37年)

東八代郡五成村小黒坂(ひがしやつしろぐんごせいむらこぐろさか)(現笛吹市境川町)に生まれる。飯田家は農家であるが地元で代々名主をつとめる家柄の長男として育った。小さいころから大人に交じって俳句に親しみ、月並俳句の句会に参加していた。甲府中学、京北中学(東京)を経て早稲田大学英文科に進学。若山牧水らと親交、俳句、小説など積極的に発表。在学中から高浜虚子に認められ頭角を現す。早稲田大学中退後、生涯境川で過ごす大正4(1915)年創刊の俳誌「キラ」選者を経て主宰。「雲母(うんも)」と改め、大正、昭和の俳壇を牽引した。昭和7(1932)年第一句集「山廬集」を出版。句集、評論集、随筆集を多数出版。重厚かつ格調高い作風が特徴となっている。没後、その業績を記念して俳壇最高の賞「蛇笏賞」(角川文化振興財団)が創設された。

◼︎飯田龍太(大正9年〜平成19年)

東八代郡境川村小黒坂(現笛吹市境川町)に蛇笏の四男として生れる。小学校のころから国語に秀でており、小校1年の時、作文で表彰される。甲府中学卒業後、折口信夫が教鞭をとる國學院大学に進むが肺浸潤、肋骨カリエスを思い休学。帰省して農業をする中、農業雑誌「農業「世界」に論文を応募し入選する。大学を卒業するも、三人の兄が相次いで病死、戦死したことから生家を継ぐ。その後俳句に専念し、戦後俳壇に伝統派の旗手として頭角を現し、蛇笏没後は「雲母」を主宰する。平成4(1992)年8月、雲母900号で終刊。一切の作句活動を断つ。句集「百戸の谿」ほか100冊、随筆集、鑑賞集など多数。平成17年「飯田龍太全集」全10巻刊行。読売文学賞、日本芸術院賞恩賜賞、紫綬褒章。日本芸術院会員。平成25(2014)年NHK・NHK学園により「龍太賞」が創設された。


里山の自然体験イベントの概要


主催:一般社団法人山廬文化振興会

対象:山梨県内の学童保育の児童

実施日:2024年6月 土曜日

回数:2回

参加者:
・児童5名程度
・施設関係者
・保護者(希望者)

内容:
・山廬内の整備された竹林で真竹のタケノコの成長の早さや竹の皮、タケノコの断面などを観察
・孟宗竹のタケノコから成長した竹を観察

タイムスケジュール:
・午前:タケノコの観察会
・昼食
・午後:竹の器づくり

代表の想い:『体験活動への参加が難しい子供たちにも、豊かな自然に触れる機会を届けたい』


山廬文化振興会理事長の飯田秀實です。

私たちは俳人飯田蛇笏、飯田龍太が生活した「山廬」(さんろ)という住宅と竹林や雑木林を管理しています。この環境の中で二人の俳人は多くの作品を創作し発表しました。

春夏秋冬豊かな自然が今でも維持されています。

今この里山で子供たちに自然に触れる喜びを体験してもらっています。タケノコを掘ったり、クワガタなど昆虫観察をしたり、クリやドングリを拾ったりして体験学習を行っています。

訪れた子供たちは目を輝かせ、自然の力に驚いています。そして、こうした体験から季語を学び、俳句も作っています。この貴重な体験を多くの子どもたちに経験してほしいと思っています。

しかし、障害がある子供たちなど、自然体験活動への参加が難しい子供たちがいることを知りました。こうした子供たちにも山廬の里山で自然に触れてほしいと思い、今回のイベントを企画しました。

一人でも多くの子どもたちが参加できるよう支援をお願いいたします。

寄付金の使途

こどもたちの里山体験のために大切に使用させていただきます。

  • 里山体験プログラム費用

  • 交通費・弁当茶菓子代

〒4060851

山梨県笛吹市境川町小黒坂270

0552345123

https://www.sanrobunka.com/

代表:飯田秀實

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