越谷市で保護されたNo.72越谷フロスティちゃんは、生後4ヶ月ながらウサギ梅毒や複数種類のダニや寄生虫に感染していました。一時は発作により動けなくなってしまったり、目玉が飛び出してしまう状態になってしまい、かなり危険な状態になりました。
いまは小康状態になりましたが、治療に向けて定期的な通院と投薬が必要となり、多額の治療費が必要な状態です。
ストーリー
昨年の12月に埼玉県越谷市で保護されたうさぎさんです。
屋外で一般の方が保護して越谷警察署へ持込され、越谷警察署からふじみ野うさぎハウスがお預かりすることになりました。
ハウスでの名前は「No.72 越谷フロスティちゃん」としました。
とても痩せていてガリガリ、見た目に異常も見られすぐ動物病院へ連れて行ったところ、「うさぎ梅毒(トレポネーマ症)」と診断されました。獣医師の診断では越谷フロスティちゃんは生後4ヶ月程で、うさぎ梅毒は母体からの感染だろうとのこと。
この日から治療のための闘病生活が始まりました。
うさぎ梅毒は感染症のため、うさぎハウスの他のうさぎさんへ感染しないよう、スタッフの自宅で保護することにしました。投薬や治療の成果も出始め、皮膚のびらんや被毛の塊も少しずつ取れてきました。
しかし、1月7日に突然発作を起こしてしまい、両目が飛び出してフロスティちゃんは動けなくなっていました。
片目が赤くなり両目が飛び出る日、目が飛び出さずも静かに発作を起こす日も出まして、かかりつけの動物病院からにエキゾチックを専門にしている病院へ転院しました
転院後にダニの存在も判明しました。3種類のダニがいるだろうと言われ、そのうち1種類がヒゼンダニ(疥癬)と診断され、体中にあった塊はダニ起因の症状だったようです。
次回通院時にエンセファリトゾーン症の検査と血液検査やレントゲン撮影(合計2万円程度)を行い、他の病気がないかもチェックする予定です。
これまでに発生した通院費用と次回の検査やうさぎ梅毒とダニに対する継続した投薬を行うため、合計10万円をこのキャンペーン目標額とさせて頂きました
もちろん、達成しなくても治療は出きる限り行います。目標を越えるご支援を頂いた場合継続治療に活用や、現在保護しているうさぎさんの医療費等に活用させていただきます。
保護活動の継続にむけて、ご支援を頂けますと幸いです。
お世話しているスタッフからのコメント
受け入れ時638gでガリガリでよく生きていてくれたと感じました。保護してすぐは空腹すぎてチモシーを何がなんでも口から離さず必死に食べていました。
ガリガリ&月齢も低かったので毎日ペレット食べ放題とアルファルファも食べ少しずつ体重が回復し、体にお肉もついてきました。
1/24現在の体重は773gです。
現在は日々フロちゃんが発作を起こさないか心配をしています。折角回復しつつあった中、発作が起きるようになり怖くて仕方がありません。フロちゃんが苦しんでいる姿は見たくありません。
お世話中も発作に繋がらないか?発作を起こしたまま亡くなってしまわないか不安でいっぱいです。あんな小さな体でじっと耐えている姿を見守ることしかできません。変わってあげたくても変わってあげられず悲しいです。普段は大人しい性格ながらも良く食べ、隙を見つけては"お散歩行くよ"と出てきてみたり…
ずっと元気に過ごしていられるようにしてあげたいです。
備考
屋外で保護されたうさぎさんは落とし物と同じ扱いで、3ヶ月間は元の飼い主さんからの連絡を待つ期間になります。3ヶ月経っても元の飼い主さんが現れない場合には、ふじみ野うさぎハウスが譲り受けて新たな里親さんを探すことになります。