※写真はサンカクシャのスタッフです(掲載許可取得済)
NPO法人サンカクシャでは虐待などの影響により親を頼れない15歳から25歳くらいまでの若者のサポートをしています。
これまでの環境により、人が怖い、生きていく意欲がない若者たちを1人1人丁寧に3年ほどかけて自立に向かっていけるような支援を行っています。
多くの若者がつまずく、「働く」をどうサポートしたらいいか、ここ数年私たちは悩んできました。
その解決策は、まさかの「バンジージャンプ」。
もちろん、バンジージャンプだけでは働けるようになりませんが、若者に1歩踏み出す勇気や自信を得られる機会を届けられたらと思い、今回バースデードネーションを立ち上げました!
ストーリー
NPO法人サンカクシャの代表理事をしております荒井佑介と申します。
12月26日に34歳の誕生日を迎えることになりました。
毎年、自分の誕生日に若者のために寄付をお願いしているのですが、
今回は、まさかの若者とバンジージャンプに行く費用をお願いできればと思っています。ふざけているようですが、まじめです。
働くことにつまずく若者たちの働くをサポートする取り組み
NPO法人サンカクシャでは虐待などの影響により親を頼れない15歳から25歳くらいまでの若者のサポートをしています。
これまでの環境により、人が怖い、生きていく意欲がない若者たちを1人1人丁寧に3年ほどかけて自立に向かっていけるような支援を行っています。
多くの若者がつまずく、「働く」をどうサポートしたらいいか、ここ数年私たちは悩んできました。
とにかく、人が怖いことや人と話すことに慣れていない若者が多い。
まずは、サンカクシャが提供している居場所や住まいで、人と話す機会を増やします。
次に、サンカクシャのつながりのある、地域や企業で働く体験を重ねます。
ありがたいことに、体調不良だったり、仕事に慣れなかったりする若者をあたたかく受け入れてくれている企業が42社ほどに増えました。
「仕事を寄付している」という言葉をくれた方もいました。
色々な体験を重ねて、「働きたい」「働いてみたい」みたいな気持ちが出てくるのですが、
いざちゃんと仕事をしようとすると、自信がなかったり、1歩踏み出すことが怖かったり、仕事探しや
バイトの面接などに苦戦する若者が多くいます。
バンジージャンプの効果
怖いこと、逃げたくなることがあっても、1歩踏み出してチャレンジしてみる勇気って大事だと思うんです。
サンカクシャでこうした場を作ることができていないなぁという反省もありました。
ここ最近は、若者と車であちこちに出かけています。
車の中で、これまでのことや今後のことなどじっくり話す時間が何より有意義な時間になっています。
先日、たまたま「苦手なもの何?」という話になり、
高いところが苦手という若者がいて、悪ふざけで、バンジージャンプ飛んでみようぜとなりました。
まあ若者よりスタッフの方が怖がっていたのですが笑、バンジーを飛んだ若者が、その後筋トレやバイト探しを以上に頑張り始めました。最初は一瞬だけだろうなと思いきや、みるみるうちに仕事が決まり、今ではだいぶたくましい姿を見せてくれています。
これに味をしめて他の若者たちも連れていき、飛ばせました。
多くの若者に変化がありました。俺稼ぎたいっす!という若者や何か吹っ切れた若者、中には、卑屈になったと暗くなった若者もいます笑(全員が全員うまくいくわけではないですし、必ずしも
全てバンジーのおかげかというとそんなことはありませんが、確実にいい影響を及びぼしている
気はします。)
費用の使い道
今まで、20mくらいの、そこまで高くないバンジーに挑戦してきたのですが、
そろそろ100mの高さにチャレンジしようと、今回はこちらの場所でバンジージャンプをしようと思っています。
https://www.bungyjapan.com/ryujin/
費用ですが、1人19,000円かかります。
8人くらい若者とスタッフを連れていこうと思っています。
バンジージャンプ代:152,000円
交通費:30,000円(レンタカー代、高速代、ガソリン代)
保険代:18,000円
合計:200,000円
ご寄付いただいた方には、
バンジージャンプを飛んだ若者たちのその後の物語を共有できたらと思っています。
ぜひ、ご寄付いただけると嬉しいです!