DV等被害や様々な困難を抱えた女性たちが、新しい人生を踏み出す準備をするために、中長期にわたる生活ができる施設(ステップハウス)を今後も継続して運営していきたい!皆さんに応援していただきたい寄付キャンペーンです。(※写真は、スタッフと支援者の皆さん)
活動報告もクリックしてご覧ください。プアンの日常をお伝えしています。
ストーリー
共同の家プアンを継続していくために、力を貸してください!
それぞれのペースで自立をめざす
2004年からステップハウスとしてスタートした「共同の家プアン」。これまで約20年間に130組の女性が利用し、新たな生活をスタートしています。
緊急一時保護施設の退所後、すぐに住まいを確保し就労が決まって自立できる女性ばかりではありません。自分の身の安全を守るために、必死に逃れてきた女性たちです。精神的だけでなく、身体的な傷を負っていることもあります。離婚手続きや債務整理等に時間が必要な場合もあります。精神的・身体的・経済的な負担が強いられることになるため、中長期的に安心して生活する施設が必要です。2024年4月からは、困難な問題を抱える女性の支援に関する法律も施行されることになり、プアンのような民間支援団体の役割も求められているはずです。
事業をやめるか、買い取るか
そのような時に、プアンの家主さんから土地・建物を売却したいので契約解除の申し入れがありました。20年前には、プアンが事業を閉じない限り使用は可能ということでしたが、家主さんが高齢になったことで事情が変わってしまったのでした。急なことでしたが私たちも様々な可能性を検討したり、家主さんとも交渉を重ねてきました。その結果、最終的には事業をやめるか、この拠点を買い取るかの二者択一をすることに。
「プアン」はプアン(タイ語で友だちの意)であり続けたい
20年間の経験をつなげていくこと、自立の重要性を社会に示す場であること、自立後も繋がってきた女性たちとの関係、地域で培ってきた他団体との連携、これらはプアンの財産であり、今、プアンをやめるわけにはいかない!継続していこう!ということで、現在のプアンの土地・建物を家主さんから購入する決断をいたしました。
今、女性の自立支援のための施設の数は充分ではありません。また、貧困ビジネスがはびこるなど、社会的弱者の自立はますます難しくなっています。プアンをはじめとした民間支援団体の事業は、女性支援の課題解決のモデルとして重要です。
土地・建物の購入価格は1800万円。内部留保と関係者の寄付により1000万円は確保できたものの、800万円が足りません。そこで、プアンの活動に共感していただける皆さまにも広く寄付を呼びかけさせていただきます。