かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラのコンサートを実施することで、音楽の力を子どもたちに届けたい!

寄付先

任意団体 かけがわ茶エンナーレ実行委員会 音楽プロジェクト

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高橋やすこ

支援総額

795,883円

/ 750,000円

106%
100%
  • 支援総額

    795,883円

  • 支援者数

    39人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

かけがわ茶エンナーレ音楽プロジェクトは、音楽を通じて「人と人、地域と世界をつなぐこと」を目指して活動をしています。今回、11月に開催されるかけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラコンサート開催にあたり、初めてのクラウドファンディングに挑戦することとなりました。子どもたちに音楽の素晴らしさを届け、地域にも還元していきたいと思っている本プロジェクトへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

【募集概要】

◆主催:かけがわ茶エンナーレ音楽プロジェクト

◆期間:2023年10月24日(火)〜11月20日(月)

◆目標:75万円

◆用途:かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラコンサート開催費用

ストーリー

音楽を通じて人をつなぎ、地域をつなぐことを目指して


 かけがわ茶エンナーレは、日本有数の茶産地である静岡県掛川市を舞台に、文化芸術と市民と地域を「縁」で結び、市の魅力を共に創造し、発信する6つのプロジェクトから成る「まちづくり芸術祭」です。2015年からスタートし、2024年に第3回目を迎えます。


音楽プロジェクトは、音楽を通じて「人をつなぎ、地域をつなぐこと」を目指します。音楽の持つ力は、人とのコミュニケーションを生み、国境も超え、混沌とした時代にそっと心に寄り添ってくれます。


地元掛川市出身のピアニスト佐藤元洋が総監督、佐藤の友人である石原悠企が音楽監督を務めます。また、その仲間で世界で活躍する音楽家たちをフレンドシップアーティストとして招き、市内での公演を行うことや掛川初のユースオーケストラである「かけがわ茶エンナーレユースオーケストラ」と共演することで、音楽文化の振興に寄与します。


アーティストと一緒に子どもたちの学ぶ場を提供するプロジェクトの立ち上げ


こんにちは。かけがわ茶エンナーレ音楽プロジェクトリーダーの高橋やすこです。

時に楽しく、時に癒してくれ、時に自分を見つめなおし、時に幸福感に満たされる。

「音楽を人生の友に」を掲げ、私はクラシック音楽を中心としたコンサートの企画運営に20年携わってきました。


 コンサートでは、アーティストと聴衆がひとつになり、心通わせ涙する場面に何度も出会いました。近年のデジタルコンテンツにはない、琴線に触れるような音色やアーティストが真摯に音楽と向き合うストイックな姿勢に心を動かされました。

 混沌とした時代にこそ、そっと心に寄り添ってくれる音楽の力が必要なのではないか。そう思っていたとき、掛川市から“かけがわ茶エンナーレ2024 音楽プロジェクトリーダー”に任命されました。これが大きなきっかけとなり、地元掛川の音楽文化を牽引するアーティストと一緒に、子どもたちに向けた最高の環境を提供したいと考えました。



 少子化が進む昨今、学校現場では、楽器を大勢で演奏するという吹奏楽部や弦楽部が成り立たなくなっていたり、授業時間数の関係で合唱祭がなくなったりと仲間と一緒に音楽に取り組む機会が減っています。また、掛川市周辺では、楽器を教える先生が不足していることもあり音楽をやってみたい子どもたちにとって、真剣に音楽と向き合う機会が少なくなっているのが現状です。


そんな地元の現状を、掛川出身のピアニスト佐藤元洋に伝えました。すると、掛川の音楽環境づくりに共感しあい、アーティスト仲間を掛川に連れてきてくれることに。しかも、国内のオーケストラで主席奏者を担っているアーティストやベルリンフィルカラヤンアカデミーに所属していたヴァイオリニストなど、国内外で活躍する若手アーティストです。素晴らしい技術と音楽への愛を持ち合わせているアーティストと子どもたちが同じ舞台で演奏すること。これはサッカーで例えるならば、田舎の子どもたちがワールドカップに出場している選手と一緒に同じチームでプレーしていると言っても過言ではありません。私は、佐藤から今回来てくださるアーティストを伺ったときに鳥肌が立ちました。子どもたちのすぐ横でプロの演奏家が一緒に演奏してくださることが、どんなに耳から、目から、五感から、影響を受けるのか!と。

子どもたちみんながプロの音楽家にならなくてもいい。しかし、世界を舞台に活躍するアーティストの様子は彼らに多くのことを教えてくれるでしょう。子どもたちの活動が大人たちをも巻き込み、音楽が人々のいとなみの中に自然と入り込んでいくことも夢ではない。これはもう、やるしかない!!と決意しました。


多くの人に音楽の素晴らしさを伝える活動の2つの柱


音楽プロジェクトでは、2つの柱でプロジェクトに取り組んでいます。


①子どもたちが世界トップレベルの技術や姿勢に触れる機会をつくること

子どもたちが世界トップレベルの技術や音楽と向き合う姿勢にふれ、学校などでは経験できない成長の機会になると考えています。


掛川市を中心とした静岡県西部地区の小学3年生から大学4年生まで22人、地元掛川市民オーケストラの賛助でホルン、オーボエに3名加わっていただき、計24名で今年2023年8月に結成。8月から全9回のオーケストラの合奏練習をし、11月12日(日)にコンサートを行います。

今回のプログラムは

モーツアルト作曲 ディベルティメント 二長調 K.136

ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271『ジュノーム』(ソリスト:佐藤元洋)

の2曲です。


②掛川市内外のたくさんの人のいとなみの中に音楽を取り込むこと

生活圏内の中で音楽を聴く機会が増え、音楽を通した生涯学習ができるようにすることをテーマとして掲げ、フレンドシップアーティストによるクラシックコンサートをシリーズ化して掛川市内で開催することを企画しています。

2023年は9月に実施し、11月にも実施予定です。

9月17日 クラシックコンサートVol.1 「演奏会&交流会」

11月11日 クラシックコンサートVol.2 「葵トリオリサイタル」


これまでの活動


かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラの活動


これまで私たちは、8月・9月・10月とそれぞれ2日に渡って活動をしてきました。


佐藤元洋さんを中心にフレンドシップアーティストがひと月に3〜4名練習に参加し、一緒に課題曲を練習したり、それぞれの楽器の弾き方や練習方法などを指導してきました。また、せっかくの機会なのでアーティストによるミニ演奏会も行っています。


また、子どもたちは練習後に「振り返りシート」の記入をしています。練習の感想、アーティストから学んだこと、次回までにどんな取り組みをするのかを言語化することで確実なステップアップを目指しています。


すでに6回の練習を終えた子どもたちからは

「プロの先生に多くのことを質問できる貴重な機会」
「先生が弾くと導かれるような感覚があった。」

「音楽の楽しさややさしい音の出し方を学んだ」

「先生の演奏に心から感動し、鳥肌立ちっぱなしでした。」

などの感想をもらいました。


フレンドシップアーティストによるクラシックコンサートVol.1「演奏会&交流会」


9月17日にフレンドシップアーティストによるクラシックコンサートVol.1「演奏会&交流会」を掛川市文化会館シオーネの小ホールにて催しました。

ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロのそれぞれの音色を楽しむソロ曲、そしてピアノ四重奏の演目でそれぞれの楽器の魅力を聴いていただきました。


また、かけがわ茶エンナーレ茶文化創造プロジェクトの岡部さんより、地元のお菓子とペアリングしたお茶を提供していただきました。お菓子とお茶を頬張りながら、演奏家へのインタビューを聞いていただき、演奏家のありのままの姿を知っていただく機会を作りました。


会場には、120人余りの方々がお越しくださり、普段はクラシック音楽を聞かない地元の方もたくさんいらしてくださいました。

「なんだか知らないうちに涙がでちゃったよ」

「子どもが飽きちゃうと思たのに、もっと聴いていくって言ったので驚きました」

など、大人の先入観以上に心を揺さぶる音楽の力を感じていただけたのではないかと思いました。


私たちが今回クラウドファンディングに挑戦する理由

本プロジェクトの特徴


私たちのプロジェクトは、大きく2つの特徴があります。

①世界トップレベルのアーティストとの交流ができること

②音楽を中心に据えた居場所づくりが実現できること


これらの経験を通して、音楽と真摯に向き合って世界を感動させることができる人達からいろんなことを学べるはずです。音楽にストイックに生きるプロのアーティストの考え方や生き方、音楽との向き合い方を身近に感じてほしいと考えています。


かけがわ茶エンナーレ2024



かけがわ茶エンナーレ2024の本番開催前のプレコンサートを今年11月12日に「かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラ」として初めてコンサートを行います。

このコンサートに向けて、8月から練習・本番 計10回を今年度は行います。

活動資金としてかかる費用は、会場費・フレンドシップアーティストの報償費・交通費・宿泊費、印刷物等です。

ざっとこれらで、300万円程度かかります。


「こんなに多額のお金を音楽のために使う価値は何?」

と皆さん、感じると思います。

光熱費の値上げ物価高騰など、生活に欠かせないものは大事です。

ですが、音楽もこの生きていく生活にとって必要なものだということを知っていただきたいです。


居場所としてのプロジェクトの意義


文部科学省が2023年10月3日に公表した調査結果、2022年度の小中学校における不登校者数が過去最多の29万9,048人と発表されました。

いろいろな要因があると思いますが、彼らにとって、「あなたがここにいることが大事」「あなたじゃないとダメなんです」という場所があったらどうでしょうか。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302902.htm


こども家庭庁の政策のひとつでもある、「自己肯定感や自己有用感を高め、幸せな状態(Well-being)で成長し、社会で活躍していけるようにすることが重要」

ということは子どもだけでなく、大人にとっても必要だと叫ばれています。

オーケストラには様々な楽器が必要です。それぞれの楽器は音の高さや音の特徴などが違います。そんな個性豊かな楽器が集まって、それぞれが自分のパート(仕事)を周りと協調しながらひとつの音楽を作り出します。それがハーモニーです。

https://www.cfa.go.jp/policies/ibasho/


またこのオーケストラは小学3年生から大学4年生までとさまざまな学年のメンバーが所属しています。学校や学年が異なるメンバーがお互いを尊重しながらひとつの音色をつくりあげていきます。時には、お互いにどうしたらうまく弾けるのか、自分以外の人は何をしているのか、などを話し合い、お互いを理解しながら一つの目標に向かって日々練習していきます。多様なバックグラウンドをもつ仲間と1つの目標に向かって努力する機会は、学校生活の中ではなかなかできません。


 私たちは、子どもにとっての居場所であると同時に、楽器を通した繋がりやプロから学べる環境を提供していきたいと考えています。これこそが子どもたちの生活の中で必要不可欠な「存在価値」になっていると信じています。


かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラは、子どもたちと世界で活躍する音楽に真摯に向き合い、極めている演奏家と一緒になって作り上げていく音楽は、この子どもたちにとってかけがえのない経験となり、またこの地域でこのような活動ができたことが郷土の誇りとなることでしょう。


寄付金の使い道


皆様からいただいたご支援は、今年度の11月12日に開催する「かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラ コンサート」の実施にあたって練習・本番までの全10回についてにかかる費用の内、 下記の内容に使わせていただきます。

  • 会場費 35万円

  • フレンドシップアーティストの交通費 25万円

  • フレンドシップアーティストの宿泊費15万円



「音楽を通じて人をつなぎ、地域をつなぐこと」を目指してこれからも活動して参ります。

暖かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。


〒4360047

静岡県掛川市長谷1-15-6

0537211893

https://www.chaennale.jp/

代表:高橋恭子

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