1993年に福岡市内の8つのNGOと個人が集まり、情報交換や交流を目的としたNGO福岡ネットワーク（FUNN／ファン）は生まれました。

FUNN３０年のあゆみ

• 1993年 FUNN設立

  
  

• 1996年 学校教育との関わりを深めるために「教室とNGO　–架け橋交流会」を開催、以降数年に渡って継続。

  
  

• 1998年 「国際ボランティア講座」（現NGOカレッジの原型）がスタートする。

  
  

• 2000年 「NGO相談員」としての活動と機関誌「国際協力ニュース」発行がはじまる。

  
  

• 2001年 本格的な人材育成プログラム「NGOカレッジ」を開始。現在まで22期を数える。

  
  

• 2005年 特定非営利活動法人格を取得（NPO法人化）

  
  

• 2007年 事務所を現在の福岡NPO共同事務所「びおとーぷ」（博多区博多駅前）に移転、国際協力に携わる人との交流の場として「倶楽部FUNN」を開始

  
  

• 2012年 FUNN主催、加盟団体協力により、FUNNとしては初となる海外スタディツアーを実施、「福岡市市民国際貢献賞」（福岡市主催）受賞。

  
  

• 2013年 設立20周年。フォトジャーナリスト安田菜津紀氏を迎え記念講演会を開催。

  
  

• 2014年 宗教法人真如苑との共同事業として九州地域の国際協力・多文化共生支援団体向け助成金事業「九州地域NGO活動助成金」を開始。以降毎年度実施しており、これまでに80近くの九州の中小NGO、国際交流団体に活用していただいている。

  
  

• 2018年 JICA NGO等提案型プログラム「解決したい気持ちを形に変える －九州の NGO の組織強化－」を3年かけて実施。（2020年度まで）8つの中小NGO団体に研修に参加していただき、団体運営の伴走支援を行う。

  
  

• 2020年 NPO法人泉京・垂井と共同主催でオンライン講座「世界の今を知るために」を9回の連続講座として開催

  
  

• 2023年 設立30周年

この30年の間、FUNNでは、外務省より「NGO相談員」の九州ブロック担当を受託。20年以上に渡り一般市民の方への国際協力への参加に関する無料相談や、NGO団体向けに組織運営に関する中間支援を行って来ました。

また、国際協力についてより専門的な知識を身につけることができる連続講座の開催やスタッフ手作り世界中の料理を食べながらNGO関係者や国際協力に興味がある市民の人が気軽に参加できる『集いの場』をセッティングするなど「福岡・九州」という地方から世界に羽ばたく人材、NGO活動がしやすい環境づくりをネットワークを作るNGOの方々と行って参りました。

次の３０年に向けて

近年、NGO団体を取り巻く環境を厳しさを増しています。特にコロナ禍を経て組織規模が小さい中小のNGOは参加する人材不足や支援をおこなうための寄付金の減少、また継続的な支援をしてくださる会員数の減少が原因で活動休止や団体を解散する動きも本当に支援を必要としている国の方へサポートが滞ってしまいます。

九州最大のネットワークNGOとしてこれまで同様の活動を続けていくために、今回初めてバースデードネーションという形でクラウドファンディングに挑戦します。

目標金額は３０周年ということでまずは「３０万円」からはじめていきます。次の３０年に向けて活動理念である「福岡・九州地域に活動拠点を置く国際協力NGOを支援し、平和で公平な世界の実現を目指す」ことを引き続き行っていきます。

ぜひ皆さまの暖かい応援をどうぞよろしくお願いします。