Getとの繋がりは、自分自身との繋がりや、社会との繋がりと向き合い考えること
2019/6/20 22:04
Get in touchに事務局メンバーとして参加している渡邉あきです。
物心ついた頃から性別に違和感を抱え、人と違うことに生きづらさを感じ、20代後半まで本当の自分を隠して、偽りだらけの日々を送っていました。
そんな人生に嫌気がさして、仕事をやめ、とうとう地元を逃げるように飛び出したのが2013年。27歳のときでした。
そこから、今後、どこで、どんな人達と、何をして過ごしていきたいのか・・生き方を模索していました。
Get in touchの活動に触れたのは2016年秋、国立新美術館で開催されたアート展「ここから展」でした。
障害特性がある人たちの作品展ということで、会場に入るまでは、よくある「障害者アート」という支援の一環かな、と思っていたのですが、入ってすぐに度肝を抜かされました。
作品のひとつひとつが持つ凄み、真実を放つ存在感に、ただただ圧倒されたのでした。
そこは、障害があるとかないとか関係なしに、純粋にアートを敬い、そして心から楽しめる場でした。
その日をきっかけに「なんでも手伝わせてください!」とちづるさんに伝え、本業の合間に使って、イベントの事務局や経理の仕事を手伝わせてもらうようになりました。
クリエイターが多い団体なので、意外にも事務作業の担い手が少なく、事務しかやってこなかった私が役に立てたのは嬉しかったです。
"人を説教で変えずに、内側から自発的に変える力がある"
アートや音楽、映像などのエンターテイメントで発信するGet in touchには、そんな特徴があります。
人と違うことで悩んでいた私は、あらゆる個性を持つ人が集うGetのコミュニティの中では、もはや特別な人ではありませんでした。
(むしろ、フツウすぎて悩んだくらいです 笑)
違いを面白がれる「まぜこぜ」の居心地の良さ。失敗しても笑い飛ばしてくれる仲間。なんと生きることが楽になったことか..!
「自分のことなんて、誰もわかってくれない」とスネていたのに、Getの活動に夢中になっているうちに、いつのまにか、「誰かにわかってもらいたい」という気持ちはどこかに消えていたことに気づきました。
Get in touchと繋がること。
それは、自分のためであり、誰かのためでもあり、社会のためにも繋がることです。
あなただからできることが必ずあります。
あなたから繋がれる人がいたり、あなたが生きてきた経験からわかる、人の痛みや気持ちがあったり。あなたの持っているリソースをぜひGet in touchに分けてください。
マンパワーとしてご提供いただくことも嬉しいですし、ご寄付というかたちでご支援いただくことも、とってもありがたいです。
Get in touchにもっと沢山のお金が集まれば、まだまだやれることが山ほどあります!!
サポーターとしてぜひ仲間になってください!
そして、誰も排除しないまぜこぜの社会を一緒につくりましょう(^^)
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