特定非営利活動法人 大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク 理事のヤマタクこと山田卓哉です。
2009年9月に開校した「大ナゴヤ大学」は今年14周年を迎えます。今まで大ナゴヤ大学に関わってくださった方たち、見守ってくださった方たちと大ナゴヤ大学の14回目の誕生日をお祝いしたい。そんな思いでバースデー・ドネーションを立ち上げました。
改めて大ナゴヤ大学の活動を知っていただき、これからの活動を応援していただけると嬉しいです。
ストーリー
2022年度の「大ナゴヤの日」
大ナゴヤの日について
大ナゴヤ大学の中でも寄付での運営を目指しているのが「大ナゴヤの日」の授業です。「まだ見ぬ、面白いと出会う」をコンセプトに2017年からはじまったこの取り組みは、毎月第二土曜日に無料で授業を提供しています。
昨年の13周年からはじまり、この一年さまざまな授業にチャレンジしてきました。先生として登壇してくださった方々や生徒として参加してくださった皆さん、有志で企画する「授業コーディネーター」、運営サポートをする「ボラス(ボランティアスタッフ)」のみなさんとたくさんの出会いがありました。
授業の様子を少しですが写真でご紹介させていただきます。
2022年度の大ナゴヤの日の様子
2022年〜2023年の大ナゴヤの日はオフライン会場で開催する「大ナゴヤの日」の授業が増えました。幅広いテーマの授業が開催されることでコロナ禍とは違った顔ぶれや久々に訪問してくれた馴染みの生徒の皆さんが集まり、新たな関係構築につながっていることを目の当たりにすることができました。
また、「大ナゴヤの日」の運営そのものも少しずつですが大ナゴヤの日の授業企画・運営をボラスタに引き継いでいくことで、これからも持続的に運営できる構造になっていくよう実践しています。
今回のバースデー・ドネーションは主にこの「大ナゴヤの日」の授業を継続運営するために活用させていただきます。
なぜ寄付なのか / 寄付の使い道について
「あなたがいれば、まちが変わる」
これは特定非営利活動法人 大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワークの理念として開校当初から掲げている言葉です。この「あなた」とはこのまちにいる全ての人たちのこと。私たちの取り組みでは、まちに開かれた場所をつくり続けて来ました。
特に「大ナゴヤの日」の授業は小さな子どもから大人まで、働いている人もそうじゃない人ーさまざまな世代や背景を持つ方々ーの誰もが集まることができる。そんな場所であり続けたい。そういった想いから、開かれた学び合いの場をつくるための最初の一歩として無料の学び合いの場として開放されている必要があると考えています。今後も理想の運営体制を目指して寄付を募っていくことを考えています。
いただいた寄付金は、大ナゴヤの日の運営費(授業コーディネート費、会場費、講師謝礼など)と、大ナゴヤ大学の運営費(スタッフ人件費、webサイト運営費、通信費、事務所家賃など)として活用させていただきます。
一人ひとりの思いを大切に、これからも場をつくり続けていきます。
これからの学び合いの場に向けて
「大ナゴヤの日」をはじめに、大ナゴヤ大学の取り組みは参加する人々同士が影響し合う「学び合いの場」になっています。
コロナ禍の前後に大ナゴヤの日を運営していたことで、改めて私たちの取り組みが、社会の変化が多い世の中に生きる私たちに、学び合う仲間を見つけ、明日を楽しむヒントになっていることを実感しました。
例えば、授業に参加した生徒のみなさんが同じものを見ても、同じ時間を過ごしていても私たちは全く異なる体験をしています。学び合いの場では、そんな私たちのささやかな違いに気付き寛容し合うことで、新たな発見につながる。見え方が変わることで今まで当たり前に感じていたものが新鮮に見えてくるので、ちょっと明日が楽しみになる。
大ナゴヤ大学は、そんな場を持ち続けて欲しいのです。これからも、大ナゴヤ大学「大ナゴヤの日」の仕組みを継続していくために、あなたのご支援をお待ちしております。