私はフードバンク県北・フードバンクさくらんぼを応援しています。日本人・外国人関係なく、栃木県から「助け合いの輪」を世界に！ご支援よろしくお願いします。

■ 私とフードバンク県北とのつながり

　フードバンク県北は栃木県大田原市を中心に活動し、まだ安全に食べられるのに様々な理由で処分されてしまう食品を、 福祉施設や食べ物に困っている困窮世帯に届けています。「もったいない」を「ありがとう」に変える活動です。

　一方、私の勤務先である学校法人アジア学院は有機農業・循環型農業により自給用の農作物を生産し、余剰分を地域の子ども食堂やフードバンクに届けてきました。

　また、フードバンク支援のための寄付イベント「チャリティウォーク」や「サンタでラン」には、アジア学院チームを結成して毎年参加するだけでなく、定例の食品配布会などにボランティアとして参加させて頂いています。

　フードバンクには公的な支援はなく、ボランティアスタッフが手弁当で活動していますが、不足分の食品購入費や、運送費、倉庫管理費、精米費などの運営費用は慢性的に不足しています。

　生活に困っている方が安心して暮らしていけるよう、寄付へのご協力をお願いします。チャリティウォークはフードバンクの活動資金を集めるための寄付イベントです。イベントに参加できない方も、寄付で応援していただけるとありがたいです。

■ フードバンクさくらんぼ

　栃木県内に在住する外国人は約4万5000人、県民の約43人に1人以上は外国籍の方々です。その中で真岡市は県内でも外国籍の方々が最も多い市町村で、市民の約21人に1人は外国籍の方です。

　そんな真岡市を拠点に活動するNPO法人希望のタネは、2022年10月に在日ペルー人を中心に設立され、フードバンクさくらんぼの運営のほか、外国籍の子どもの言語・文化サポートを行っています。

　日本は安全で暮らしやすい国ですが、外国籍の方にとって言葉や文化の違いが大きな壁になっています。県内外に住む外国籍の方々の中には言葉だけでなく、病気で生活が困窮してしまった方、両親の介護や子供の障害、両親の介護のため十分に仕事が出来ず困っているなど、我々日本人と同じように様々な事情により生活が困窮状態に陥り、支援を必要としている方々がいます。

■ なぜ二つのフードバンクを支援するのか

　私は栃木県内外の生活が困窮した外国籍の方々の医療通訳ボランティアを行ってきました。多くの方々が長時間労働などの不安定な生活を強いられ、生活習慣病にも陥りがちです。また日本語に不自由なことで正確な情報が得られなかったり、時には誤った情報で不利益を被ることすらあります。

　日本人からの支援も必要な時もありますが、同じ国籍の方同士の支援も心強いものがあります。日本人では気がつかない、思いが至らないところまで支援できるようになります。今回、自分たちでも出来ることをやろうと立ち上がったNPO法人希望のタネ（フードバンクさくらんぼ）の皆さんを支援したいと思ったのはそのためです。

　同時に県北でも外国籍の方が増えつつあり、フードバンク県北でも今後はそういった方々の中で支援を必要とする人の掘り起こしが必要になってくるものと思われます。今後は県内のフードバンク同士でもそういった情報の共有が必要になってくると考え、今後の何らかの形での連携にも期待を込めて、二つのフードバンクを支援することにしました。

　ぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。