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誤情報を信じる人を減らしたい!ファクトチェック専門独立系メディア『リトマス』国際認証(IFCN)取得記念サポーター募集

寄付先

一般社団法人 リトマス

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リトマス

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西村編集メンバー ~ファクトチェックへの想い~

2023/9/3 17:42

西村編集メンバー ~ファクトチェックへの想い~のメインビジュアル

マルチメディアその他担当の西村です。


10年前…日本はおろか世界的にもまだ「ファクトチェック」という言葉さえも見えない時期に、私は誤報検証を行うサイト「GoHoo(ゴフー)」に参画していました。当時は全国紙やNHKの誤報を検証しており、ネットにはびこる誤・偽情報は除外していたのですが、その理念に賛同した私は、非常勤という形で参画させてもらったのでした。


その後GoHooは紆余曲折を経て運営停止に至りますが、誤った情報を検証する活動は徐々に世界各地で広がり、国際ファクトチェックネットワーク(IFCN)が設立され、国際基準ができます。


その中でも日本は遅れを取っていました。いち早くGoHooという活動があったのにも関わらず、その活動はいわば属人的で、組織として活動するところがなかなか出てこなかったのです。その後大手紙などが業務の一部門として取り組んだりしましたが、尻すぼみになっているのが正直なところです。


そんな中リトマスは、記者のプロとしての訓練は受けたことのない一般市民が集まり、定期的に記事を出し続けています。ゆえに、IFCNの厳しい審査を通り、国際基準を満たしたファクトチェック団体として認められました。


この10年間で大きなうねりがありました…大手紙やNHKの誤報だけ相手にしていられた時代はとうに終わり、インターネットの各地に有象無象の誤情報・偽情報が飛び交うようになりました。そのスピードは日々増しています。最近は生成AIも加わり、少し前には想像もできなかったディープフェイクが市民の手でも作られるようになりました。


ファクトチェックがカバーすべきところも爆発的に増していて、本来なら誤情報や偽情報が語られる動画などもファクトチェックするべきなのですが、手が足りていないのが実情です。TwitterもXと名が変わり、コミュニティノートという機能が付加され、背景情報を付記することができるようになりました。しかしその背景情報も必ずしも正しいとも言い切れないのが実情であり、ここでもファクトチェックの出番となります(参考)。


ファクトチェックしていかなければならない情報は飛躍的に増える中、こちらも頑張らねばならないのですが、どうしても必要になるのが予算です。無償や持ち出しでのファクトチェックは長続きしません。活動を長続きさせるために、皆さんの支援をいただければ幸いです。


世の中に誤った情報、偽の情報がはびこったらどうなるか…考えるだけでも怖いです。少しでも歯止めをかけるために、どうかよろしくお願いいたします。


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