LGBTの子ども・若者も安心して使える「子どもの居場所」を全国に増やしたい

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一般社団法人 にじーず

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一般社団法人にじーず

支援総額

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    888,710円

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    134人

  • 残り

    終了

  • 開始日

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担当スタッフしんちゃんより「『みんなで守るよ』と言うための学びを届けたい」

2023/7/22 15:34

にじーずを見守り、応援してくださる皆さま、いつもありがとうございます。

初めてご覧になる方は、はじめまして。にじーずスタッフのしんちゃんと申します。

普段は埼玉拠点でスタッフをすることが多いのですが、普段は個人でも多様な性に関する出張授業をさせていただいています。

今回、全国の子どもたちに関わるたくさんの大人の方々に、この学びをお届けする機会をいただけたので、その想いを綴らせていただきます。

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私自身がこの学びを届けたい!と思ったもともとの動機は、自分自身が当事者で、「もっと早く知りたかったなぁ」と思う一人であることや、「そう思っている子どもたちがまだまだたくさんいるんじゃないか!?」と考えたからでした。当時、同じ想いをもつ仲間とのご縁があり、さまざまな現場でお話しさせていただいてきました。

ありがたいことに、「安心できた」と言ってくれる当事者の子たちとの出会いもあり、やりがいもあったのですが、思うことに変化が出てきました。

それは、「この学びは、当事者だけでなく非当事者とされる人にも必要なのでは!?」ということです。

多くの人々にとって、多様な性について学ぶ機会は少ないです。

学校や家庭などではタブー視されることも多く、メディアやSNSでも偏りのある情報が多いのが現状です。

一部の方々が自身で調べたり、熱心な先生方が機会をつくってくださることはあると思いますが、すべての子どもたちや大人に行き届いているかというと、そんなことは全くありません。私は当事者でもあり、出会いにも恵まれ、発信活動にも参加する機会のおかげで学ぶ機会を得ることができましたが、大人も子どももなかなか自ら学びに行く人は限られているでしょう。


正直なところ、「知ってほしい!」とキラキラした気持ちではありません。

ただ、「知った方がいい…!」と切に感じています。


思い返すと、私自身、知らなかった頃の方が、周りの発言にいちいち傷ついたりもやもやすることもなかったですし、いろんなことを何も気にせず楽しめていたなと思います。

しかし、知らなかったことによって、自分や周りの「ちがい」について、否定的な気持ちを持ち続けてきました。悪意のあるなしに関わらず、自分も周りもたくさん傷つけてきてしまいましたし、周りが傷つけていること・傷ついていることに無関心に過ごしてしまいました。

多様性に関する学びを得て、日常でも考えることが増えたおかげで、さまざまな変化がありました。

もちろん、周りの発言に傷ついたりもやもやしたり、今まで純粋に楽しめていたものがだんだんそうではなくなってきました。

しかし、自分自身の言動に意識を向け、その場にいる人たちがなるべく傷付かず、安心して過ごせるようにできるようになってきました。

さらに、今まで気づけなかった周りの無意識の偏見や傷つける言動に気付けるようになり、伝えたり、加担しないようにしたりと、自分にできるアクションも起こせるようになってきたなと実感できています。伝えることで、その人も(大人でも子どもでも)気づいてくれたり、その後の行動を変えてくださる方もたくさんいました。

大人でも子どもでも、その場にいるすべての人に対して、「私は否定しないよ。受け止めるよ。」と伝えるために、さらには「みんなで守るよ。」と言えるように、より安心できる“味方”になり、そんな人を周りに増やしていくために、一緒に学び、考える機会をいただけたらうれしいです。


誠心誠意、そんな学びをつくっていきますので、応援よろしくお願いいたします。




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代表:遠藤まめた

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